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テーマ:障害児の親として(1428)
カテゴリ:しょうがい者福祉
あなたは知的しょうがいのある我が子が何歳になった時に後見人を付けますか?
20歳になった時点ですぐに後見人を付けるか? しょうがい者年金を家計の足しにしたいので、親が元気なうちは後見人は付けないでおくか? あなたならどっち? いずれはお世話になるであろう成年後見制度。 いつ、どのタイミングで、誰が後見人になるのか非常に難しいです。 先日の講演会ですが、講師に行政書士の先生をお招きしました。 言わばプロです。 実はこの先生、異色の行政書士でして、お嬢さんが重度心身しょうがい者なのです。 自身も肢体不自由の養護学校でつい最近までPTA会長をなさっていました。 恐らくこの先ますますメジャーになってくる方だと思われます。 この先生が推進するのが、『親こそ最高最良の後見人』。 後見人とは本人の財産を管理するだけが仕事ではありません。 特に知的しょうがい者であれば、適切な福祉サービスを受けているのか? 本人の思い通りの生活ができているのか? ときどき旨いものでも食べさせてもらっているのか? そんな『身上監護』の面から絶対に親が後見人になるべきであるというのが先生の大まかなお話でした。 これには色々と異論があるでしょう。 親がなるといっても先に死ぬのは親です。 また、親だと逆に本人を押し付けてしまうことが出てくるかもしれません。 第三者のほうが冷静な判断ができることもあるでしょう。 まだまだ成年後見には議論をし尽くしてもし尽くせないくらい問題が山積みです。 でも、早くしないと私たちはすぐに年を取ってしまう。 親御さんには決してこの問題から逃げないでほしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.26 10:37:06
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