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カテゴリ:映画 マ行
『間宮兄弟』を観ました
ベストセラー作家 江國香織の同名小説を『家族ゲーム』『阿修羅のごとく』の 森田芳光監督が映画化。 いい歳して仲良く一緒に暮らしている兄弟の平凡だけどささやかな幸せに満ちた日常が 温かな眼差しで淡々と綴られてゆくほのぼの人情コメディです >>『間宮兄弟』関連 製作年度:2006年 ジャンル:コメディ/ドラマ 上映時間:119分 監督:森田芳光 出演:佐々木蔵之介、塚地武雅、常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子、戸田菜穂 【ストーリー】 東京の下町のとあるマンション。 30代の現在も仲良く同居を続ける間宮兄弟。兄・明信はビール会社の商品開発研究員。 弟・徹信は小学校の校務員。 そんな2人は、大好きなベイスターズの試合をスコアをつけながら熱心にテレビ観戦したり、山盛りのポップコーン片手にビデオ鑑賞したり、あるいは紙飛行機を飛ばしたりと、 しょっちゅう一緒に行動しては楽しく何不自由ない毎日を送っていた。 それでもやはり恋人は欲しいもの。 そこで2人はカレーパーティを企画、弟は同じ小学校の葛原依子先生を、 兄は行きつけのビデオ店でバイトする女子大生・本間直美をそれぞれ招待することに 成功するのだが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 癒し系というか、まったり系というか、ほのぼのするというか、 妙に全身の力が抜ける脱力系の映画でした こんな風に誰かと些細な幸せを共感できること、間宮の兄も言ってましたが、 夜に他愛の無い話が出来る相手がいることっていいもんだな~って思えます。 心が温かくなるというか、落ち着く肩肘張らないで一緒にいられる人がいるってだけで、 安心しますね。 まじめでおっとりした間宮兄を演じている佐々木蔵之介さんと、 時に情熱的な間宮弟を演じているドランクドラゴン塚地武雅さんのデコボコ兄弟が いい味出してます。 ドランクドラゴン塚地武雅は、この映画で数々の映画賞にて好評価をうけたようですが、 いつものコントのときの変な人演じているときの方が上手なような気がします。。。 気のせいですかね??? 間宮兄弟が勇気を出して絡む女性たちには、常盤貴子さん、沢尻エリカさん、 北川景子さん、戸田菜穂さんらのキレイ所を惜しみなく配置しており、 高望みしすぎだろうと突っ込みたくなるほど豪華 そのキレイ所の女性たちのそれぞれの恋愛がうまくいっていない状況のときに、 ちょうどその心の隙間に出現した間宮兄弟。 間宮兄弟は不器用ながらも恋に落ちちゃうわけですが、悲しいかな女性たちは 彼らと絡むうちに、癒され、元気と自身を取り戻して 自らの人生を進んでいくってところがすがすがしいし、女性の強さを感じますね。 恋が終わったときでも女性は案外立ち直りが早かったりして、 逆にクヨクヨしているのは男の方だったなんて衝撃を受けたあの日を思い出しました 30歳過ぎた大人の男たる兄と弟が、毎晩隣り合った布団に横たわって寝つくまで 反省会をするのは、なんか妙に気持ち悪く感じるのはやっぱり僕の心が 純粋ではないからなのか??? 男性と女性では見方が異なる作品なのかもしれないですね。 あそこまで仲が良いとどちらかに彼女が出来たらどうなっちゃうのかと、 その後の間宮兄弟の近況が妙に心配になる不思議な映画でありました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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