|
テーマ:映画館で観た映画(8581)
カテゴリ:映画 タ行
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』を観ました
監督としても活躍する人気スター、ベン・スティラーが『太陽の帝国』に出演した 約20年前にひらめき、長年企画を温め続けてきたサバイバル・コメディーです >>『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』関連 原題: TROPIC THUNDER ジャンル: コメディ/アクション 製作年・製作国: 2008年・アメリカ 上映時間: 107分 監督・製作・原案・脚本・出演: ベン・スティラー 出演: ジャック・ブラック ロバート・ダウニー・Jr 【ストーリー】 ベトナム戦争で英雄的な活躍をしたというアメリカ人兵士テイバックの ベトナム戦争回顧録“トロピック・サンダー”が映画化されることになった。 そして撮影現場には、この作品でスターへの返り咲きを図る落ち目の アクション俳優タグ・スピードマン、オナラ以外にも芸域を広げようと意気込む コメディアンのジェフ・ポートノイ、黒人の軍曹に成りきるため手術で皮膚を 黒くしてしまったオーストラリアの過剰な演技派カーク・ラザラス、といった クセ者俳優たちが集結。 こうして、いよいよ撮影が始まるが、俳優たちのワガママなどで僅か5日間にして 予算オーバーとなってしまう。 そこで困り果てた監督のデミアンは、テイバックの助言により、東南アジアの ジャングルで撮影を再開することに。 何も知らされず台本通りジャングルを徘徊する俳優たち。 しかし、そこは凶悪な麻薬組織が支配する本物の戦場だった…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 爆笑サバイバル・コメディ! 落ち目な3人が送り込まれた撮影現場は、本物の戦場だった! ベトナム戦争の映画といえば、僕の中では『プラトーン』なんですが、 ウィレム・デフォーが熱かったあのおなじみのシーンを ベン・スティラーが演じるとなぜか笑えるブラック・コメディーに早変わりでございます 他にもいろんな映画をパロディーしているかのようなシーンもあり、 次々出てくるカメオ出演のスターたちの豪華な事に驚かされました 特にあのスパイ映画のかっこいい主役スターが デブでハゲの過激なプロデューサーで登場した時にはすっかり目が点でした。 腰をフリフリしてダンスしちゃうとこまでみせてくれちゃって、もうすっかり別人。 何があったのかこっちが心配になるくらいに、すっかり振り切れちゃってました ファンの方にはかなりショッキングなお姿かも ストーリーは、冒頭の予告編ムービーから究極の”役者バカ”トリオが炸裂 ベン・スティラーが演じた落ち目のアクションスター タグ・スピードマンの 渾身の演技 出っ歯のジャック、あまりの出来事にパンダをかぶり、 追い詰められた挙句に変になって養子を見つける始末には爆笑 スコーチャー・シリーズは別物として製作して欲しいです ロバート・ダウニー・jrが演じたやり過ぎ演技派俳優 カーク・ラザラスの 黒人軍曹へのなりきりぶりも凄かった トビー・マグワイアとのイケナイ映画もとても気になります。 ジャック・ブラックの演じた下ネタコメディアン ジェフ・ポートレイは ジャック・ブラック自身とそれほどかけ離れたものではないかも? と言ったら失礼なのかもしれませんがそんな印象でした お下劣ぶりもさることながらジェリー・ビーンズの件にウケました その他にも、成金ラッパー アルパ・チーノや、実は頼りになる新人ケヴィン、 爆破大好きのおっちゃんも、原作者のおっちゃんも、実にいい味出してて 全員でラストまでノンストップな究極のおバカを見せてくれました そんなこんなで、映画全体、出演者全員が そこまでやっちゃいますかって域まで潔く到達しているわけです。 ここまで皮肉る事の出来る思い切りの良さは、さすがはアメリカ、 懐が大きいです そして、ベン・スティラーは、やっぱり最高です でも、グロテスクなシーンが多々あるので、そういうのが嫌いな人にはキツイかな? 差別発言、放送禁止用語、下品なネタ万歳ですので、 そういうのが苦手な方にもダメでしょうね、やっぱり ところで、マシュー・マコノヒーがベン・ステイラーに必死に届けようとしていたものは 一体なんだったんでしょう?
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画 タ行] カテゴリの最新記事
|