|
テーマ:最近観た映画。(38862)
カテゴリ:映画 サ行
『スピード・レーサー』を観ました
生まれながらの天才レーサーが、愛する家族とカーレースを守るため 危険なラリーに挑むアクション・ムービーです >>『スピード・レーサー』関連 原題: SPEED RACER ジャンル: アクション/サスペンス 上映時間: 135分 製作国: 2008年・アメリカ 監督・製作・脚本: アンディ・ウォシャウスキー ラリー・ウォシャウスキー (ザ・ウォシャウスキー・ブラザーズ) 出演: エミール・ハーシュ クリスティナ・リッチ マシュー・フォックス 【ストーリー】 愛する家族と共にレース事業に携わり、父の設計した“マッハ5”を愛車に 天性のハンドルさばきでライバルたちを圧倒するスピード・レーサー。 彼は、レース中に命を落とした兄で真のライバル、レックスの遺志を継ぐべく レーストラックを疾走していた。 そんなある日、ロイヤルトン・インダストリーズから好条件のオファーが舞い込む。 しかし、スピードがこれを断ったことから、不正まみれのロイヤルトンはマッハ5に 二度とゴールさせないと脅しをかけてくるのだった。 スピードはレースでロイヤルトンを打ち負かすことが最善の道と決め、家族と 恋人トリクシーに支えられながら正体不明のレーサーXと手を組み、 兄の命を奪ったクロスカントリー・ラリーに出場するが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟が描く、革新のスピード世界 日本のアニメ「マッハGoGoGo」を『マトリックス』シリーズの ウォシャウスキー兄弟が実写映画化して話題になった作品でございます。 日本版のアニメは残念ながら観ていないのでほとんど分からないのですが、 あのノリノリのテーマソングだけは知っているという初心者です。 アニメと実写の融合、ポップでカラフルな世界観、 キャラクターも悪人はみるからに悪く、 何処もかしこも濃すぎるキャラクターばかりで、 アニメの世界のダサカッコよさも感じるようなユニークな描写と 過酷なレースのスピード感に ワクワクドキドキが止まらない楽しい映画でありました。 ちょっと目は疲れちゃいますが・・・ 父親が作った“マッハ5”に乗り込み、天性のハンドルさばきで ライバルたちを圧倒する若きレーサー、その名もスピード・レーサーを演じたのは、 『イントゥ・ザ・ワイルド』『ミルク』のエミール・ハーシュ。 尊敬していた兄をレースで亡くしたという悲しい過去を背負った 家族思いの優しい青年であり、 ワクワクするようなからくりを施した“マッハ5”を自在に操る凄いレーサーであります。 そんないかにも善人のスピードは、レース界の権力者のオファーを断ったために、 その後のレースで妨害を受ける羽目になるわけで、 とりつかれたように疾走するそのエネルギーはレースの勝敗よりも 業界の悪に立ち向かう正義感溢れる姿そのもので、 レースのスピード感と共に好感度がみるみる上がってしまうってものであります。 さらに、怖いものしらずでセクシーな恋人トリクシー役には、『ペネロピ』のクリスティナ・リッチ、 カッコよすぎる謎の覆面レーサー レーサーXには『LOST』のマシュー・フォックス、 スピードの母には、ポップな装いもお似合いな大女優スーザン・サランドン、 スピードの父には、迫力のレスリングぶりも披露する存在感たっぷりのジョン・グッドマン、 何だか良く分からなかったけど真田広之も白いスーツをバシッと決めて ミスター・ムシャとして参戦しております。 そんな超豪華なスターたちの共演が、 カラフルな実写でもアニメでもない映像世界を盛り上げていて楽しさ倍増でございます。 青年スピードの成長と、家族愛を感じられる温かいストーリーに 独特の世界の楽しい映像がマッチして、まさに新感覚のスピード体感映画でございました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画 サ行] カテゴリの最新記事
|