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カテゴリ:映画 ハ行
『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』を観ました
ブロードウェイの伝説的ミュージカル「コーラスライン」再演を前に行なわれた、 8か月間に渡る出演者オーディションに密着したドキュメンタリーです >>『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』関連 原題: EVERY LITTLE STEP ジャンル: ドキュメンタリー 製作年・製作国: 2008年・アメリカ 上映時間: 93分 監督・製作: ジェームズ・D・スターン アダム・デル・デオ 【ストーリー】 1975年初演の「コーラスライン」が再演されることとなり、19人のキャストを求め 3千人ものダンサーたちがオーディションに集まった。 ダンサーたちの半生を基に描かれたこのミュージカルに、誰もが「これはわたしの物語」と キャリアをかけて挑戦。 4か月後の2次選考では演技や歌の審査もさらに激しさを増し、ついに運命となる キャスト発表の日が訪れる。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 涙、歓喜、夢──人生のすべてがここにある! 感情が高ぶると歌って踊るミュージカルに照れを感じる日本男児でありますから、 「コーラスライン」も、もちろん観た事がないわけで、 聞き覚えがある曲だなって程度の超初心者状態での鑑賞でありました。 しかし、そんな無知な僕にも貴重なオーディション・テープやインタビュー映像で 伝説の「コーラスライン」がどのようにして出来上がったのかが興味深く語られている 親切さも含んでいるストーリー展開で、 ダンサーたちの憧れの「コーラスライン」とは何なのか、 役を射止めることがどんなに凄い事なのかが十分に伝わるのでありました。 それゆえに、ダンサーたちの真剣さが胸を打つわけであります。 オーディション会場前の行列、海を越え、山を越え、 世界中から集まった全てのダンサーたちには それぞれにコーラスラインのキャラクターたちと同じようなドラマがあり、 ダンスや歌、舞台にかける情熱があるわけで、 気づいたときには応援しているわけであります。 歌声だけで審査員を魅了するもの、涙まで流させてしまうもの、 日本人ダンサーの高良結香さんも小さな体でコニー役を射止めようと、 親友とガチンコ勝負をすることになったり、 8ヶ月間に渡るオーディションで当初の感覚を忘れてしまうもの、 実際のコーラスラインさながらの夢、希望、葛藤が描き出される リアルな人間ドラマに一喜一憂し見守ると同時に 煌びやかなステージに並ぶダンサーたちに拍手喝采を送りたくなるのでありました。 何ともまぶしい人々であります。 そんな夢に向って頑張るダンサーたちに元気をもらえる作品でありました。
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