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個人的戯言 集英社【新修】国語漢和辞典への旅

個人的戯言 集英社【新修】国語漢和辞典への旅

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tara_20b

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tara_20b@ Re[3]:※番外編 【大阪帰郷ツアー】(12/18) kiki"さん >行った事はございませ…
kiki"@ Re[2]:※番外編 【大阪帰郷ツアー】(12/18) tara_20bさん >kiki"さん >>行…
tara_20b@ Re[1]:※番外編 【大阪帰郷ツアー】(12/18) kiki"さん >行ったら戻れなくなる…
kiki"@ Re:※番外編 【大阪帰郷ツアー】(12/18) 古い日記貼るから・・・ 行ったら戻れな…
tara_20b@ Re[1]:【し】と云う処への旅日記(12/14) kiki"さん >結構【し】好きでしょ…
2005/11/30
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夏になればTV等で【怪奇】特集が組まれる。また、その心霊・お化けなんかの番組では副題として“納涼”などと謳ったりしているのは、やはり“背筋が凍る”などと形容するからなのだろう。

確かに怪談なんかを聞いたり見たりした時に“鳥肌”が立つ時がある。しかし、だからと言って、体感的に寒いと感じた訳ではなく、ただ“鳥肌”が立つだけなのだが、他の人の様子を見たりすると“寒い”などと言いながら皮膚を摩っていたりするので、人によっては“寒い”と感じるのかなとも思う。


皆さんは怪奇現象を体験された事が、おありだろうか?


中には“先祖”や“幽霊”“宇宙人”なんかと会話したり出来る人も居られるのかも知れないが、残念ながら俺には、そんな高尚な技術は無い。でも、亡くなった人と交信できる能力があれば、と思う事は間々あるのだ。
そんな能力を保持されている代表は“イタコ”と呼ばれる人達なんだが、彼女達の交信方法では会話が成立しないので、もっと“人間的”な対話を取れる方法で喋りたいと常々思うのだ。



俺には、そんな技術は無いのだが“デジャヴ”だけは頻繁に体験する。つい先日も、大阪から自宅までの道中で“デジャヴ”を感じたのだ。



いつもなら大阪から車で帰宅する際、名神~東名~首都高のルートを採るのだが、先日は久々に中央道を利用して帰宅した。

中央道を入ってすぐの“虎渓山P.A”にて最初の“デジャヴ”を感じたのだ。ここでガソリンの残量が少なくなったので給油をすることにしたのだが、車を停めた瞬間「あっ、この雰囲気、なんか覚えている」と感じたのだ。その時にとあるキーワードが脳裏に閃いたのだが、そのキーワードとは“787”と云う数字だった。この数字は個人的に大好きな数字で、俺は結構好んで使ったりしている数字だ。しかし、今回の“デジャヴ”とは関係ない。では、どの様な関連付けがあるのか、思い出すことにしたのだった。


給油中に、その“787”は何処で使われているのかを考える俺。しかし、考える間もなく、その答えは一瞬にして思い出す事が出来たのだった。


そう。領収書の数字だ。

黄色い領収書に、最後の三桁が“787”だったはずだ。それを発見した“デジャヴ”の時の俺は、その数字が好きな数字であった為、喜んだ・・・と云う事項が“デジャヴ”の内容だ。果して、この給油が終われば“既視”では無い、今回の現実でも本当に“787”と書かれた領収書を受け取る事になるのだろうか?内心、ちょっとドキドキしながら、給油が終わるのを待っていたのだ。

しかし、腑に落ちない事が一つだけあった。車で高速を多々利用されている方なら御存知だと思う事が気に掛かったのだ。


「いや、待てよ。高速道路で給油した時の料金ってのは、たしか一桁代の端数が発生しないように給油するはず。だから一桁の端数がある“787”は有り得ないはずだが・・・」



そんなことを考えている間に給油も終わり、店員が清算機の前で“領収書”を発行している姿が目に映った。もう少しで“運命の時”を迎える事になるのだ。

高まる心臓。おそらく、この寂れた虎渓山P.Aで、鼓動が早いのは俺だけだろう。などと考えている瞬間に“運命の時”はやって来たのだ。


カードを店員に手渡し、早速、領収書を確かめる俺。


すると・・・

やはり“787”と云う数字が、黄色い領収書の中にはハッキリと存在したのだ。35リットルと少しを給油し、単価が@129だったので、税抜き表示での金額が“4787円”だったのだ。


これには流石に、鳥肌が立った。いつもの“デジャヴ”では、なんらかの体験後に、その体験について「そう云えば“デジャヴ”で見たなぁ」と感じるのだが、今回は“体験前”に“デジャヴ”の内容を思い出し、その通りになったのだから。



今回“デジャヴ”の内容を“体験前”に思い出せたのは理由がある。ひとつは“787”と云う数字だ。これは俺の大好きな数字なので、印象に残りやすいと云う事実。もう一つは“デジャヴ”だと認識したタイミングがかなり早かった事だ。これにより、思い出す時間が出来たから、今回のようになったのだと思う。





その後、八ヶ岳P.Aに立ち寄り、P.Aでは珍しい、旨い蕎麦を食べて出発してからも“デジャヴ”に襲われたのだった。中央道は甲府を過ぎた辺りから、一旦昇り勾配になるのだが、それを昇りきると長い下り坂が続くのだ。要するに非力な車でも、一旦最高速が出れば、それが維持しやすいと云う事なのだ。

今回の“デジャヴ”は他車と“楽しくバトル”すると云う感覚だった。そして、それは現実となった。相手はなんとポルシェだ。

下りのコーナーが続く間は、俺が先頭で時速180kmのリミッターに当てながら走る。それを相手が追いかける。直線になると相手が前に出て、推定時速220km以上の速さで遅い車をパッシングして排除してくれる。で、下りのコーナー区間が出てきたら、時速180kmまで抑えてくれて、それを俺がインから抜き返す・・・といった事を繰り返して遊んでいた。

最後に国立府中で彼が下りていく際、互いに手を振り、ハザード&パッシングで別れの挨拶をする。
つい15年前の深夜の高速では、こんな遊びも多々存在した。なにも目を三角にしなくともバトルは楽しめるのだ。


おかげで、ずっと時速180kmで走ったので、今回の大阪~自宅間はジャスト五時間で帰ってくる事が出来たのだ。


こんな気持ちよい【怪奇】現象なら、いつでも来て欲しいものだ。





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Last updated  2005/12/02 04:01:41 PM



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