個人的戯言 集英社【新修】国語漢和辞典への旅

今日は妹の誕生日だ。もう３５歳になる。なので中年の仲間入りを果たしているのだが、気持ちはまだまだ若いと云って憚らない。なぜなら彼女は今“独身”だからだ。



とはいえ、すでに子供も三人儲けているので、十分に中年なのだが、本人は至って「私は若い」と言い張るのである。なので、決して【好人物】とは云いがたい人物であることは間違いない。

と云うか、簡単に云えばずっと大阪で暮らしているので立派な“大阪のおばちゃん”だ。だから“オモロイおばはん”であっても【好人物】とは云い難いの、。


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“大阪のおばちゃん”の特徴と云えばなんだろうか。思い浮かぶ項目をピックアップしてみよう。


※パワフル
※大声(笑い声も含む)
※物怖じしない
※マイペース
※超・合理主義
※がめつい
※遠慮がない
※どこでも大阪弁
※いつも飴を持ち歩いている
※初対面でも馴れ馴れしい
※移動は自転車(刺すべえ付き)
※派手好みなのに、それに気付いていない


・・・・などなど


なんか書いていて怖くなってきた。


でも、俺の妹は見事に全て当てはまるのだから恐れ入る。あえてフォローを入れようかとも思ったが、余計に墓穴を掘ることが目に見えているので止めておく。

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そんな妹も不治の病に侵されていたりするのだが、やはり“大阪のおばちゃん”なのでバイタリティー溢れる生き方をしている。それこそ何事もなかったように元気に振舞っているのだ。

おそらく本人は辛いのだろうけども、それを売り物にしない根性は見上げたもんであるとも思う。

だから彼女には“大阪のおばちゃん”の代表として、今後も堂々と生きていって欲しい。出来るだけ長く・・・・


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“大阪のおばちゃん”は厚顔無礼だと云われる。俺の妹の社会的評価も同じだろう。

しかし、俺は妹のことを 【好人物】と云いたい。

それに本当は“大阪のおばちゃん”だって【好人物】である場合が多いのかも知れない。