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カテゴリ:ぼやき・つぶやき
第12日目 9月10日(日) その1 宗谷バス 稚内Aコース 3300円 昨夜は田園調布の子と四万十の子が同室だった。彼女たちはやはり列車の旅をしていた。皆、翌日の予定が決まっておらず、夜遅くまで談話室で紅茶をすすりながらおしゃべりしていた。四万十の子は高校を卒業したばかりで、農業をしているそうだ。旅に出ても特に予定を立てずに、高知からふらりふらりと旅をしているらしい。私が彼女と同じ年だった頃、そんなことは出来なかったなぁと思うと感心してしまう。いろいろ悩んでいたが、結局、翌日の目標は積丹半島に定めたようだ。 田園調布の子は北海道&東日本パスを利用して、日本海側から北上し、リゾートしらかみで五能線を満喫した後、急行はまなすで北海道入りした列車好き。このパスはJR北海道とJR東日本全線の普通列車普通車自由席が乗り放題で、急行「はまなす」の自由席も利用できる。おまけに北越急行線、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線も利用出来る優れものだ。1万円で5日間存分に楽しめるので、お得だし。 お互いに旅の小ネタを披露しつつ、情報を得る さて、私はというと、明日の天気を考えると、ただ、うだうだするばかりだった。今日は天気が良かったので、利尻に行ったが、明日は確実に雨なのだ 雨の稚内、さてどうしようか... 結論は、定期観光バスを今日も利用することに。 残念ながら、雨が激しく降っていた。ちょっとは小雨にもなったけれど、最初の目的地、稚内公園では激しい風で、吹き飛ばされそうになった。バスから降りても写真を撮ろうと張り切る人は誰もいない。
樺太への望郷の念と樺太で亡くなった日本人を慰霊するためのモニュメント。晴れていれば、樺太(サハリン)が近くに見えるのに。
樺太の真岡郵便局で自決した9人の女性交換手の慰霊碑。彼女たちが最後に発した言葉が刻まれている。
南極探検で派遣された22頭の樺太犬。悪天候のために置き去りにされた犬たちの供養塔だ。
南極へ渡る前、ここ稚内公園で訓練を受けたそうだ。その中にはタロとジロの兄弟サブロもいたらしい。
予定時間を大幅に切り上げて、次の目的地、ノシャップ岬へ向かった。ここでもだれも記念写真を撮る気配がない。本来なら、夕焼けが美しいことで有名だが、風雨の激しい中、無理やりに写真を撮った。
実際に使われた雪上車やタロの記事や写真が多く展示されていた。そういえば今夏、国立科学博物館で初めてタロとジロの剥製にご対面するまで、私の中でのタロとジロは映画に出演していたあの2頭なのだ。本物のタロやジロの新聞記事や写真を見ていると、本当に犬らしからぬ風貌で、クマのようだ。 さて、バスは宗谷丘陵を通って、放牧されている牛や風車、水力発電などの風景を楽しめた。この頃になってようやく雨が止み、他の乗客も積極的に写真を撮り始めていた。
1983年にサハリン沖で起きた大韓航空機撃墜事件の遭難者の霊を慰め、二度とこのようなことがないようにとの願いから建造された。鶴の形をしていますね。
1808年に初めて宗谷から樺太へ渡り、樺太が島だったということを発見した間宮林蔵。「間宮海峡」は日本史で学びましたねぇ。
宗谷岬といえば、やっぱりこれですよね、日本最北端の地碑! ああ、とうとう最北端までやってきてしまったわ! マイクロエース 鉄道模型 キハ261系登場時「スパー宗谷」 宗谷黒牛サーロインステーキ/約200g×5枚 羈旅 宗谷黒牛上カルビ焼肉用(バラ)/約600g お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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