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2009.11.26
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カテゴリ:親バカ日記
自分の子どもが、死を考えるほど深刻な悩みを抱えて居るかもしれない、

と考える親の割合は、子どもが大きくなるほど減ってくる。

どこで読んだのだったか忘れたけれど、

親は子どもの悩みを深刻なものと捉えず、

子どもが親を頼りに出来ない関係を浮き彫りにしている、

というような説明の根拠にされていたことを記憶している。



もう2年くらい前に読んだような気がするから、

どこで読んだのかも覚えていなければ、どういう説明を為すために記されたものかも、

どういう結論に結び付けられていったものかも、サッパリ覚えていない。

ただ、親の認識と子の実態とが乖離している、ということだけを覚えているだけだ。



そんな朧な記憶のことを、何故今になって思い出しているかと言うと、

タロウとの関係にこのデータの典型的な例を見たからだ。



タロウは小学校に上がって、ずいぶんなワルガキになった。

ウザイ、キモイ、ダサイ、といった言葉が口癖になり、

それを10分に1度は口にしているんじゃないかと言うほど頻繁に使う。

あまり良い言葉じゃないので、聞いていて気持ちが良くないが、

意味が分かっていないらしく用法も違っているから余計に気持ちが悪く、

さらにそれを連呼してハナコをいじめるので、はたき落としたくなる。



ヤツの尻を叩くまいと思うと、己の忍耐力を試されます。

いやまじで。



保育園の頃は可愛かったなー・・・・・・>遠い目



と、なったところで、今日の書き出しに戻るわけです。

ウザイ・キモイ・ダサイ、を「下手な鉄砲」並みに連射して、

ヘラヘラと笑いながらふざけてチンタラして、

宿題も手伝いも時間割も歯磨きも着替えも排便もしないってーのに、

どこに深刻な悩みを抱えるほどの脳ミソがあるってんのよぉぉぉぉぉぉ!!!!



あの記事を読んだ頃は、タロウが私に対してガチガチに構えていた頃で、

私は私でタロウとの関係を何とかしなくてはと思っていたし、

私自身、思春期の頃に親との関係がうまくなかったことを認識しているので、

親の考えの浅さに呆れはしたものの、全くの他人事。

私はこんな親にはならない、と思ったものだけれど、

気付けばワタシも大多数の一人になっていたわけで。



今、こうしてタロウと離れてゆっくりと考える時間を得てみれば、

なんてことない成長の一過程なのだと、分かる。



タロウは保育園の最年長から、小学校の最年少になったわけで、

今度はまた一番下っ端からやり直さなくちゃならないし、

小学校は保育園よりもずっとしっかりした「社会」なのだ。

年長の者のあり方を真似、社会の一員として相応しい態度をしたいと思うだろう。

ウザイ・キモイ・ダサイも、郷に入りては郷に従え、の一端なのだろう。



ただ、未熟者の悲しさ、それを使い分けることが出来なくて、

「郷」を出たところでも「郷」のしきたりを持ち出してしまうのだが、

親の私から見たところ、その「しきたり」は好ましいものではない上、

大人の常識として、ウザイ・キモイ・ダサイの意味をちゃんと理解してしまう。

侮辱であったり、否定であったり、というマイナスイメージをしっかり捕らえ、

自分に対する挑発であるとさえ感じてしまう。



つまり、言葉を発している子ども自身には挑発している認識が無いにも関らず、

親の私の方はその挑発にしっかり応じて立ち、

「こンの、バカ息子――――ッ!!!!」と吼えているってことか。



つい半年前までかわいらしく、保護してやらねばならぬ幼児だった子が、

憎まれ口を利くクソガキに変身してしまうんだから、

親の方は目を白黒させた挙句に、突き放すのも仕方ない。

こうして最初のデータが出来上がるわけだ。



ナルホド。



今の我が家の状況としては、タロウの挑発に私が乗ってしまうから悪いわけで、

親は家庭という「郷」の長として、でんっと構えていれば良いわけだ。

実行できるかどうかは兎も角、状況は見えた気がするぞ。







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Last updated  2009.11.26 12:41:12
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