昭和11年の無差別殺人を発端とするトラウマまみれの村
山間の寒村
雷鳴轟く中、対立する親子
双子の仲居婆、いや三つ子、いやいや四つ子?
出てくるたびに増えていく、グレムリンのような婆さまたち
村長はきたろうさん
妻は真飛聖
息子は70年代のフラワーチルドレンの柄本時生
一組だけの泊まり客は、旅館でも造花作り
村に入ったら、野菜や肉、魚を手で千切ってます
野菜は手で割るのはともかくとして、肉と魚はなぁ
料理になったら、キノコとこんにゃくはともかく、
割ったスイカに、尻尾のはみ出た鍋のビジュアルの悪さ
生で割らなくても、柔らかくゆでてからとか、
肉や魚は干物にしてから裂くとかあるでしょう。
刃物を使うことが許されないなら、
木や石を成形して、刃物代わりにすればいいのに
それすら許されないトラウマの深さってことでしょうか
食べ物を汚くされるのは、嫌だなぁ
刃物を持ち込んだから、アウトって、
そんな土着の風習、仮にも温泉宿をやってるなら治外法権にしなきゃ
お客さんが持ち込んだカミソリもアウトなんでしょ?
だったら、せめてその時期は宿泊客を取らないようにしないとねぇ
蘭丸たちが閉じ込められた牢小屋が、やたらと広くて笑った
都さんの着物、カラフルな銘仙っぽくて可愛いです
ピンクの兵児帯が目立たないのが、残念だけど、
あのピンクピンクした色合わせが、狂気じみていい!
今回で、雅が顔出しです
最終回まで引っ張って欲しかったな
ヒロスエにした以上、出さないわけにいかない大人の事情?
ここまで引っ張っておいて、あっさり顔出しってつまんねー
<蘭丸>
薬剤師だったことが判明
しかもまだ大学院在籍中って!
死体を拝む時のお香の成分を分析したり、
被害者の常用していた薬と食事の食べ合わせ分析をしたり、
今回は蘭丸の舌と知識が役に立ってます
寛治さんとの出会いも、蘭丸の舌だったそうです
つーか、関係ないのに蘭丸爺ちゃん通夜に出てて、
香典泥棒が発生したら、普通に疑われるよ<寛治
ゴミ箱に捨てられていた香典袋と寛治の使った箸を舐めた蘭丸、スゲー
これを前後編にする必要があったのか疑問です
横溝風におどろおどろしくもなりきれず、
パロとして笑うには中途半端で、
見ていて、どうしたらいいのかわからなかった