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2015.06.26
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カテゴリ:カテゴリ未分類
そうそう。あいつは典型的な筆不精だから、
マメにメールをくれるなんていうことはありえないわけで。
忙しくてメールを書く暇も無いと言いながら、
本はしっかり読んでるし、ドラマもしっかり見ているわけで、
ついでに毎日お酒も飲んで、新しい曲も作っている。
ヒマがないんじゃなくて、私にメールするヒマがないだけだね。
まあそれはいい。
だって今に始まったことじゃないから。
昔はそれでも電話をくれたんだけどね。
というより、毎日会っていて、会えない日は
少なかった。
私が別の人と遊んだ後は、心配して家の近くで待ち伏せしてたくらいだ。
約束の電話がかかってこないときは
夜中に車を飛ばして、それでも来てくれた。
そう、手紙は少なかった。
昔はメールもなかったしね。
それはだからいい。
彼なりに忙しいんだと思う。
私も忙しい。

本当は、明後日くらいから一週間くらい行けちゃうかもと
思っていたけど。
すごく忙しい中で、テレビもジョギングも友達との遊びも
睡眠も全部つぶして彼のところに行こうと思っていた。
結局、居候がいるうちは難しいと断られて行けなかったけど、
結果的にそれでよかった。
こんなに忙しい中に無理して行って、あげくに
あんまり一緒にいられなかったらいくら私でも怒るかもしれない。

普段の状態なら、忙しいのがわかれば、
一緒に寝て、一緒におきて、一緒に朝ごはん食べて、
少しテレビを見て、少し話して、それくらいでよかった。
寝ている時間を入れれば、一日10時間くらいは一緒にいられると思った。

でもね。やっぱり疲れているときに無理して行って、
私が無理しているのにあっちが少しもペースを変えてくれないで
私が寂しいばかりだったとしたら
けんかになるかもしれないものね。
だから、行かないでよかった。

「彼と私、どっちが好きか真面目に答えて」
と言ったら、
「絶対的に、圧倒的にあなた」と返事をくれたので、
馬鹿な私はそれだけで嬉しくなってしまって、
それならもうなんでもいいかーと思った。
考えてみれば、まだ3ヶ月しか経っていなくて、嘘みたいだ。
もう3年くらい経っているような気がする。
それくらい寂しい。
そして、これから私は繁忙期を迎え、
結局、次は来年の冬にしか行けないわけだ。

この間、次の行くときを決めれば寂しくない・・って言ったのに、
結局1年だ。また。
こんなのある????????

でもね。心が安定しているときに彼との録音テープを聞くと、
幸せになる。
寂しいけれど、二人で笑い合っている声がとても幸せそうで。
私たちは私たちでしかないなと思って。

結局、長いメールとやらはくださらないらしい。
私の浮気事件のときだけ、彼はきっと心を乱して
長いメールを書いたのでしょう。

なんで好きなのかなあ。
彼と一緒にいるときが一番幸せ。
一番幸せだなあって思うの。
心が求めているの。
もう、条件ではないの。
好きの理由なんてないの。

ダメなところしかないような男だけど、
大好きなの。
彼のことは、私が一番良くわかっているような気がするの。

彼の気持ちや、彼の弱みや、彼のプライドや、彼の意地や
彼の本音や、彼の願い。
私、だいたいわかってしまうような気がしている。
当たっているかどうかはわからない。
でも、知っている。わかっている。

彼のパートナーは、私以外にはいないでしょう。
そんな気がする。
受け入れてもらえるかどうかはわからないけどね。

抱きしめてほしいな。ぎゅっと。

新しい曲のなかには、
「ただいま」と「おかえりなさい」の台詞が入っていて、
やっぱりそれは私たちの風景だったのではないかと
思ってしまうの。
図々しいのかなあ。違うのかなあ。
といって、違ったことはいっぱいあったので、自信はないけどね。

抱えた荷物を下してただいまといって
駆け寄る見えない足音に僕はほほ緩めて
お帰りなさいの声にひとみうるわせて
明日のためのほんの少し休息を






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最終更新日  2015.06.26 17:04:23
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