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ちえ丸のヨロカジ日記

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ちえ丸0525

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2005年11月24日
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カテゴリ:語学
 さて、今回は久々のEさんネタです。
 
一部の方に熱い支持(??)を得るこのEさんとは、
私が以前、プサンに住んでいたときの家庭教師(当時大学2年、男性)で、
173センチ55キロ、
顔は、お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木さん(眼鏡の方)似という人です。


・・・・・・


ちょうどおととしの、今ぐらいの時期だったと思う。
このEさんが、いつものようにうちに来て勉強を始め、
珍しく時間内で終わり、珍しく何も食べずに帰り支度を始めた。


「先生、今日は元気がないですね?」

「ええ、なんかお腹の調子が良くなくて・・・ふぅ~・・」


ほんと、顔色も良くないみたいだ。
何より、いつものように覇気がない。
いつもだったら、
私の発音の悪さをネタにイジメようと、
本読み中に目がランランと輝いてるのに・・。



「ちょっと、お手洗い借ります・・」

「はい、どうぞ」



バタン。



「ふぅ~~~~ーー;」

「お腹痛いの?なんかヘンなもの食べたとか?」

「友達と冷麺食べたんですよ、あれがいけなかったんだきっと・・!」

「冷麺で?冷えたのかな?」

「あ、ちょっとまたすいません・・!!@@;;」



バタン!



「ふぅ~~・・・ーー;」

「大丈夫?」

「はい・・あ!やっぱもう1回・・@@;」



バタン!



・・・しばらくして出てきたEさんは、さっきよりも具合が悪そうだった。
なんだか、あれよあれよという間に一気に悪くなったという感じ?


「ちょっと座りますか?午後大学ないんだったら、少し休んで帰った方がいいんじゃないですか?」

「はい・・」


珍しく素直なEさん、言われるままソファーに座ったが、
しかし、座ったまま、地蔵のように固まって動かない。


「なんかすごくダルそうだけど・・?少し横になる?」

「はい・・・」


これまた珍しく素直なEさん、
ほんとに横になって、これまた微動だにしなかった。


あぁ、これは・・!


私はピンと来た。


「Eさん、それは冷麺のせいじゃないですよ!」

「え・・?」

「お腹が痛くて、吐き気もあるでしょ?」

「あります・・」

「すごくだるいでしょ?」

「はい・・」

「動こうと思っても無理じゃないですか?」

「ええ、ダメです・・><」

「それは単なる下痢じゃなくて、お腹の風邪です。」

「なんですか?それ・・?」

「お腹にくる風邪ですよ!下痢と嘔吐と脱力感で、
とにかく辛くて動けないんですよ」

「そうなんですか・・?」

「そうです、私も経験ありますから。秋から冬に流行るんです。
今日はたぶん、動けないかも・・」

「ええ~?そうですか・・・××」



Eさんはちょっと休んだら帰れる・・くらいのつもりでいたようだが、
そのままパッタリ寝込んでしまった。
私も何度か経験があるが、
とにかく体に力が入らず、起きられないのだ。

私は枕と毛布を掛け、
万が一の時用に洗面器(^^;)と、
水とポカリスエットも準備してテーブルに置いておいた。


「Eさん、すみませんが私、テコンドーに行ってきます。
1時間したら戻ってきますから、ゆっくり寝てて下さい」

「はい・・・」


夕方、Eさんを置いて私はテコンドーに行った。

(病人を置いてヒドイかな・・?)

ともチラと考えたのだが、
あの風邪は絶食して寝てる以外に治す方法はなく、
私がいてもいなくても同じだと思ったのだ。
1時間後、テコンドーから戻っても、やはりEさんは同じ体勢のまま、
ずっと寝ていたようだった。


これじゃあ、動くのは無理だなぁ・・


Eさんは一人暮らしなのでアパートに帰っても誰もいない。
ここにいたほうが安心なので、
今日はこのままソファーで寝てもらうことになった。

・・というか、本人寝てるのでやむなく。



翌朝9時。


ムックリとEさんが起きてきた。


「あ、なんかだいぶいいです!」

「昨日はよく寝れましたか?」

「はい、でも夜何度か吐いちゃいました」

「それでスッキリしたのかもしれませんよ」

「たぶんそうです!あ~ほんとに気分良くなった・・!」

「水分補給もした?」

「このポカリスエット良かったです~なんか、お腹すいてきたなぁ~」

「まだ食べちゃだめですよ!」

「え~?でもほんとに大丈夫になったんですけど・・」

「1日くらい胃を休ませないと」

「え~~><;;」



Eさんがあまりに何度もせがむので、
リンゴをすりおろして、半分だけあげることにした。


「ゆっくり食べるんですよ?」

「はい^^」



ズズズ~~~~!!   ←コラ!



「もうちょっと食べたい・・!」

「また下しても知りませんよ~?`´」

「あともう少し・・!」

「死ぬかもよ?」

「死んでもいいから食べたい~~><」

「ったくも~~!死んでも私のせいにしないでよ?」



ガシガシガシ・・・・りんごをする私。

ズズズ~~~・・・・一気飲みするEさん。



若者の自然治癒力はスバラシイ。
めでたく1日ですっきり治ってしまったEさんは、
やっぱりしっかり、おやつのすりりんごを一個完食して、
ついでに洗面所で髪の毛も洗って、
サッパリした顔で我が家を後にした。


そして、
どうもこの時から、Eさんの私に対するスタンスが、
微妙~に変わったようなのだ。
先生と生徒 というより
時々面倒を見てくれるアネキかなんかに・・・;








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最終更新日  2005年11月25日 22時29分42秒
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