ちえ丸のヨロカジ日記

　
　このブログも、早いもので開設して１年と１ヶ月が過ぎた。

昨年の今日、七夕ということでＥさんの鯉の・・・いや、恋の話を書いたが、

今年も七夕にちなんで、Ｅさんの故意の・・・いや；恋の話を書こうと思う。



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ある天気の良い夏の日だった。（・・と、思う）


いつものように家庭教師にやってきた金曜日、

いつものようにテーブルに着き、

いつものように麦茶を飲んでいたＥさんだが、

その日はなんとなく雰囲気が違っていた。

いつもだったら機関銃のように落ち着きなく喋るのに、

その日は黙ってお茶を飲みながら、

なぜだか時折ニヤリと余裕の微笑みを浮かべるＥさん。

Ｅさんとの付き合いも長くなってきた私は、その空気をちょっと感じ取っていた。

こういう時のＥさんは、　なにかある　　のだ。

とっても言いたそうなのに、自分からは言い出しにくくて

でも実は聞いて欲しそうにしているＥさんに、


「Ｅさん、なにかありましたか？」


と、水を向けるや、

Ｅさんは下を向いてフフフと笑い、

もったいぶって話し出した。



「僕、今　付き合ってる娘がいるんですけどね・・」

「えっ？Ｅさん、彼女できたの！？」

「ええ！そうなんですよ！フフン＾¨＾」　　　おいおい、鼻の穴が広がってるぞ・・（－－；）

「へえ～～いつから？」

「もう、２週間くらい前かな？」

「そうなの？好きな人いたんだ～」

「ええ、フフフ・・・＾＾」

「全く知らなかったなァ～・・・
　Ｅさん、いつもは言うのに、何も言わないから・・」

「ええ、実は僕も付き合うとは思ってなくて・・」

「なんで？どうやって知り合ったの？」

「僕たちの、オンラインゲームの仲間なんですよ
　それで知ってたんですけど、女の子は少ないんですよね」

「へぇ～」

「で、その子はすっごく上手いんですよ、そのうえ可愛くて・・！」

「そ、そう・・＾＾；」

「しかも、４つも年下！なんですよ～　＊＾＾＊」

「ええっ女子高生！？Ｅさん、それ犯罪じゃ・・＠＠；」

「なにが犯罪ですか！なにもしてませんよ！　←？
　それに、女子高生じゃなくて、大学生です！！｀´」

「あぁ大学生かぁ～・・あ～ビックリした＊＊」

「いくらなんでも、女子高生には手は出しません！論外です」

「そうだよね～数えといえど、２５だもんねＥさん・・＠＠；」

「大学１年生です＾＾学校は違いますけど」

「写真持ってないの！？Ｅさん、見たい見た～い！＞＜」

「あ～今持ってないなぁ・・じゃ、今度連れて来ますよ！＾＾」




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思えば、これが悲劇の始まりだった・・ＴＴ


私の、この何気ない一言が・・・