テーマ:癒しのある生活(728)
カテゴリ:何でも実験室
さて、昨年の12月に仕込んだ菊花酒が、105日経ちましたので、出す事にしました。 プカプカ浮いていた菊花が沈み、こなれています。 地黄が入っているので、黒に近い琥珀色。 かなりいい具合です。 漬け込み650mlから、搾って590mほど採取できました。 プロの酒蔵さんが持ってる重しで、じっくり、なんてのがあれば、もっと取れるでしょうが、一般家庭では、どう頑張っても、あと10ml取れるか取れないかですね。 今度、プレスするヤツ作ろうかなぁ。 で、出した酒は、アルコール度数が35度ありますので、蔵出し直後は、かなりキョーレツです。 余程の酒飲みでもない限り、ストレートでは、キツくて無理と言うでしょう。 まろやかに飲むには、このまま熟成させるか、常にQOLシートの上に置いて飲んでいかないといけませんね。 味は、独特の薬味臭と苦みがあります。 菊花を主薬にしているので、菊の香りが、かなりします。 後から地黄の甘みが来ますので、生薬慣れしている人は、飲めますよって感じですかね。 そもそも薬用酒と言うものは、薬効のみが重要で、味は全く考慮されていません。 飲み慣れれないと美味しく感じませんから。 飲みつけると、体が欲しがるんですね。 だから美味しく感じるようになる。 生き物は、うまく出来ています。 さて、蔵出しの醍醐味、搾りカスで作る薬湯です。 搾りカスを急須に入れて熱湯を注いで、5~10分。 こちらは、かなりアルコールが薄まるので、アルコールが苦手な方でも飲む事が出来ます。 薬湯に慣れていない方には、これでもキツイかなぁ。 蜂蜜や氷砂糖などの甘味を加えてもよいです。 搾りカスは捨てても構いませんが、薬効成分がたくさん残っています。 勿体ないので、保存して、薬湯として飲みましょう! こんな感じで、フリーザーに保存します。 アルコールが染みこんでいるので、凍りません。 早めに飲みきりましょう。 効能を書くのを忘れました。^^; 体の上部の炎症によく、特に眼疾に良い。 肺・腎の弱い人に働き、風邪を引いて熱っぽくなり、のぼせる頭痛、目が赤くなる、まぶたの腫れ、風邪の初期症状、血中コレステロール低下など、様々です。 飲み方は、ストレートでイケる方は、そのまま。 お湯割り、水割、ロックなど、お好きな飲み方でどうぞ。 ご予約は、あんよの癒し「よじべえ」から! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年04月02日 11時20分56秒
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