テーマ:今日のワイン(6005)
カテゴリ:Degustation
この作り手はまだ多分殆ど知られていないのではないだろうか?12ヘクタールとブルゴーニュにしては大規模なドメーヌに入るし、決してMediocreな作り手ではないのだが何せ殆どの所有地がCote de Nuit Villageなので注目度が低い。この畑が多分彼の最上の畑だが(一応1級)位置的にかなり上部にあるのでどうしても細い作りなのは否めない。畑名は若鶏だが由来は不明。彼は確かCote de Nuit組合の会長だったように記憶している。クラシックな作りで香りが素晴らしいのだが、年によってバラつきを感じる。 さて、このワイン。この年多分94よりも難しいのだが(私はこのVTで未だかつて感動したワインはない)この作り手はかなりのところまで来ているように思う。色は深く澄んだルビーで多分ブルゴーニュ最上の部類に入るし、香りも深い森林を思わせるようなエピスに果実が混じる。テクスチャー上はタンニンは全く無く、水のようにさらさらで素晴らしいのだが惜しむらくは味わいで果実味がどうしても薄く感じる。が、これはVT上しょうがないのであろう。フィニッシュもかなり短いのが気になる。合格点であるが感動とは少し遠い。まだ私としてはマイ・ドメーヌにしようかと決めかねている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/07 12:11:26 AM
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