お馬の様子
昨日、JCとJCDの予備登録馬のうちアメリカ調教馬から招待受諾があったとの記事が出ていました。JCのほうは3頭、JCDのほうは2頭。このなかでやはり目玉は初のアメリカクラシック勝ち馬サマーバードでしょう。先日のBCクラシックでも4着と、これだけの大物が旬のうちに来日するのはJCD始まって以来初めてでしょう。これから辞退などもあるかもしれませんし、状態面や右回りへの適応など課題はありますが、これは楽しみですね。ではお馬の様子です。「キャニオンビュー」(ミホ牧場)11/11更新周回で軽めのキャンター調整を行っています。「昨日見てきたのですが、移動後から10キロ以上増えていて、見た目も良かったですよ。今はまだ軽めですので、乗り進めていってもふっくらした状態を保てるようになれば、競馬へ向かっていく段取りが組めるようになると思います」(鹿戸雄師)「こちらに帰ってきたときは434キロだったのですが、先日量ったときは450キロまでに増えていました。いいですね。理想を言えばもう少し増えてもいいくらいですので、このあとも乗りながら余裕を作っていけるように取り組んでいきます」(牧場担当者) (~テツ~の見解)かなり早く状態が戻ってきているようです。乗り始めてから体が減らなければいいのですが、どうでしょう。このままいけば、年内の中山は使えるかもしれませんね。「スフィラータ(インディパレードの07)」(ノーザンファーム空港牧場)11/9更新屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター1本を行っています。「もっと教えていかなければならない点は変わらずあるのですが、ペースを速めても気になるところはなく元気に登坂できています。次は乗り込み量を増やすタイミングを見極めていきたいと思います」(空港担当者) (~テツ~の見解)ペースも落ちずに乗れています。このまま本数を二本、そしてペースも15-15と進めていければ良いですね。「リーチコンセンサス」(栗東 平田厩舎)11/6更新6日に栗東トレセンへ帰厩しました。29日の京都競馬(3歳上1000万下・芝1200m)に藤田騎手で出走を予定しています。 11/11更新11日は軽めの調整を行いました。「帰厩後、コンスタントに15-15を乗っていますが、動きはキビキビしており状態は非常に良さそうです。馬体は締まって見えるのですが、馬体重は変わっていないようで、ひと夏越して背が伸びたということでしょう。カイバはきちんと食べていますし、これならすぐに時計も出せるでしょう。レースまではまだ2週間あるので、速い追い切りは来週からになると思いますが、これなら久々でも楽しみですね」(堀部助手)29日の京都競馬(3歳上1000万下・芝1200m)に藤田騎手で出走を予定しています。 (~テツ~の見解)これほど早く戻れるとは思っていませんでした。状態面もかなり良いようですし、初戦から走れるタイプなので楽しみ。一度使って暮れの中京が狙いでしょうが、もしかしたら京都戦でも何とかなってしまうかもしれませんね。