カテゴリ:絵本 課題図書・推薦図書
小学1年生の親として、初めて「青少年読書感想文全国コンクール」というものに出くわして、この夏、子どもと一緒に何冊か読んでみました。
見たところ「課題図書」に選ばれている本は、名作とか定番とかロングセラーとか言われている児童書はほとんどなく、わりと最近出版されたコンテンポラリーものが多いよう。 そして、必ず、何かわかりやすいテーマや、伝えたいことがある本が多いという気がしました。 そんななかで、この「ふしぎなキャンディーやさん」だけは、まだ文章の多い本の読書に慣れていない低学年の子どもにも取っつきやすいように、あまり明確なテーマの無い面白い絵本なのかな・・・?と一瞬思いました。 でも、やっぱりこれも、こんな事が伝えたいのかな?と頭に浮かんだことがあります。 ふしぎなキャンディーやさん 青少年読書感想文全国コンクール課題図書(小学校低学年の部) ストーリーは・・・出版社の内容紹介によると・・・ タヌキのおじさんが売っているふしぎなキャンディーをなめると、すごいことが起こります。 キャンディーを買ったブタくんは、いたずらを思いつきますが…。 ページをめくるのが、楽しいコメディー絵本。 子どもは甘いものが好き。 空腹な時でも、そうでない時でも、あめ一粒なめれば少しの間、自分を楽しませる事が出来る。 でも、食べ過ぎれば虫歯になったり栄養が偏ったり肥満を招くこともある。 誰だって、甘い話は好き。 大人ならたいてい「でも何かウラがあるんじゃ・・?」と考えるかもしれないけれど・・・。 不思議なこと、大好き? 好奇心旺盛なら、試してみたくなるでしょ。 インスタントに、思い通りの自分になれる、甘いキャンディーがあったら。 でも気をつけないと、たくさんのオオカミに囲まれて、怖い思いをしたりする・・・。 ひょっとして、1990年代前後にアメリカで行なわれていた“JUST SAY NO”キャンペーン みたいな意図とか、目新しさに惹かれて詐欺や誘拐等あらゆる犯罪に巻き込まれないように、 というような意味があったりして? 考えすぎ? そういえば、息子の小学校の図書室に行った時、高学年向けではあるけれども、 自分が子どもの頃の学校の図書館には無かったような、 社会問題を扱った色々な本やポスターを目にして、驚いたことがあったけ。 6才と4才の子ども達はもちろん、単純に面白がったり怖がったりしてこの絵本を楽しんでます。 人気ブログランキングへ ←今日は何位かな? ↓ クリックありがとうございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.03 16:28:25
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