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テーマ:愛犬のいる生活(75799)
カテゴリ:カテゴリ未分類
ポチが3歳~5歳にかけて、まだまだ遊びたい盛りでしたが、私がケガをして入院し、その後、長く松葉杖生活をしていたこともあって、散歩は家族に任せ、私はポチとなかなか散歩に行けない状態が続きました。 突然の入院から、退院間近で試験外泊をした日、ポチは飛びついたら危ないからと抱かれた状態で再会しました。目が合うと、ポチは全身をブルブル震わせ、そのまま失神してしまうんじゃないかとこちらが心配するような勢いで喜んでくれました。 桜の季節、杖を使いながらもかなり歩けるようになっていたので、家族にポチのリードを持ってもらい、佐保川の桜見物に行った時、 先を歩いていたポチは立ち止まっては振り返り、後からゆっくり歩く私が追いつくのを待ち、再び歩いては立ち止まって待ち、を繰り返したのでした。 この頃、ポチは毎晩、兄とじゃれあって遊んでいたのですが、たまに形勢不利になると、しょぼんとシッポを垂れ、耳も垂れ、節目がちに私のところへ 「あいつ、あんなことしよんねん。」 と訴えに来て、私が、 「そうか、そうか、かわいそうになぁ。」 と言いながら、抱きしめて全身を撫で回してやると、表情がパァッと明るくなり、シッポもキリリと上げ、 「もう一回、行ってくるわ!」 と元気に再び挑んでいったのでした。その表情の変化たるや見事なものでした。 私が散歩に行けるようになると、大喜びで、 あちらこちら、いくらでも散歩したのでした。 ポチは私たちが何かに熱中していると、自分も参加したくなるらしく、数種類の木製パズルをやっていたときは、私たちが手にしていないのを1個、そぉーっと銜えて持ち去り、ばらし始めたのでした。ただ、困ったことに、ピース単位ではバラしてくれなかったけど・・。
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