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テーマ:動物好きさん集まれ~(968)
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年末に立ち上げた水槽に1月半ばにお引越ししたアカヒレ君〈6匹)たちですが、それまでは無加温の狭いキューブ水槽(冬季12~13℃)にいたせいか、17℃という一番低い温度に設定している60cm水槽(懐かしのトモフジ製)に移した途端、「春になった!」と勘違いしたらしく、激しく産卵行動をとり始めてしまいました。本当に激しかったです。引越し後、しばらく絶食させていたため、卵は食べられてしまったようですが、春になるころには水草がかなり繁って隠れる場所がいっぱいになるだろうし、そうすると、同居のミナミヌマエビちゃんと共に、食べられずに生き延びた稚魚・稚エビが現れるかもと密かに期待しています。
魚を飼っている人にはアカヒレなんてと思われる方が多いかもしれませんが、アカヒレって結構、きれいで好きなんです。 大きくなっても体長4cm程度の淡水小型魚で、体色はメタリックカラーで、ヒレにきれいな赤色が入っています。オス(左)はシャープな体型だけど、メス〈右)はお腹がポッコリしてちょっとかわいい体型。ピンボケだけど・・。寝ているときや寝起きは白っぽくなってしまいますが、活動している時は発色が良くなり、とてもきれいです。 そんなアカヒレが一番キレイな瞬間がフィンスプレッディングの瞬間。 ヒレを目一杯広げて自己アピールをするのですが、オスがライバルと競い合う時は、2匹(3匹のことも)が並行になったり、絡み合ったりしながら、上へと競り上がっていくのです。惹き付けられます。 と、こんなに美しいのですが、アカヒレ君って安いから、他の魚のエサにされたり、丈夫だから(たぶん、金魚やメダカよりも丈夫)「コッピー」とか名付けられ、「このまま飼えます」言われて、小さなガラス容器に入れられて売られていたり、水槽立ち上げ時の水質チェック用のパイロットフィッシュにされたりとさんざんなんですよね。気の毒です。とはいうものの、ウチでもパイロットフィッシュになっていることは確かで、これから自然に水温が熱帯魚水槽なみに上がってきたら、チェリーバルブとブラックネオンテトラっていう魚を5匹ずつくらい入れたいと思っているんです。たぶん、その数なら、ろ過能力には十分な余裕があるので、運がよければ自然繁殖が見込めるかもしれないし。 その後のアカヒレ君の産卵ですが、引越し後、一向に水温が上がらないし、「やっぱりまだ春になってないんだ」と思い直したのか、以降の産卵行為は観察されておりません。 先月、水質の安定化のために、アカヒレ君にしばらく絶食をしてもらっていたら、一番強いはずのオスが、寝ているわけではないのに、一瞬、気を失ったような状態になったことがありました。すぐに気がついて泳ぎだしましたが、顔色というか体色が悪く、ちょっと白っぽくなっていて、もしかして、「お腹空きすぎ?」と少量、エサをやったら、バクバク食べ、翌日にはまだ白っぽいものの、やっぱり一番強くなっていました。水が落ち着きだしていたので、エサを再開すると、すぐに体色ももどり、強い魚に戻りました。インフゾリアは発生しているはずなのですが、ちょっと絶食期間が長すぎたかもと反省です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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