先日の新聞に、 「カラオケ療法」の大きな広告が。
世の中には時代の流れに乗った、うまいことを考える人がいる。何事もやったもん勝ちだ。歌は世につれ...というが、悲しい時つらいときも、鼻歌でも唄えば少しは気分は晴れようというものです。
カラオケの伴奏(アコーデオンの達人)で腹の底から声を出せば、腹式呼吸で心肺機能は強くなり、気分はサッパリ。たしかに体にはよさそう。でも、ここだけのはなし、あれは、気分がいいのは本人だけで、まわりの人達はそうでもない、これホントのはなし。
私もカラオケは以前はよくやりました。たまに友達と行くことはありますが、ほとんど、いやせんぶナツメロです。懐メロなんて年寄りじみてと言う人がいますが、とんでもない、今の歌にはない素晴らしい曲がたくさん一杯あります。
メロディは情感たっぷり、歌詞も四行詩の中に、深~い意味が込められている。歌う人にも聞く人にも、感動を与える名作がたくさんある。
作曲を生業とし、プロの歌手の指導をされている患者さんに聞いたことがある。歌が上手になる方法を。
それによると...
鼻歌でもいいから、日頃から声帯を動かすといいそうだ。それによってノドが鍛えられるという。
選曲も大事。自分のイメージや声にあった曲をいくつか決めておく。星の数ほどある楽曲の中から、その気になれば10曲や20曲はすぐ見つけられる。
持ち歌の選曲には割り切りが大事。好きな歌と歌える曲は別物と割り切る。お気に入りの歌でイザ唄ってみたら、調子っぱずれで、赤っ恥をかいたなんてことありませんか。
プロじゃないから気軽に歌えばいい。でも、せっかく人前で唄うなら、少しは練習しといたほうが満足度も違う。歌にも歌心、作家の思い入れもある。人前で唄うときは丁寧に歌う気持ちが大事。
プロの話は参考になりました。
島津亜矢 「大器晩成」
メロディもよく、今の時代にぴったりの素晴らしい歌詞が絶品です。さすが星野哲郎。 2010年11月15日(満85歳没)