カテゴリ:環境問題
10月24日(日)の環境フェアで上映する映像のため、Aさんに会いに行く。一昨年、飲み水である天竜川の上流と下流を結ぶシンポジウムですっかりお世話になり、川から繋がる中田島の問題を教えてくださった。夏の台風で埋め立てたゴミが流出し、なんと馬込川河口は、過去50年間で300m~500mもの侵食をされている。地球村の講演会で聞いた「70年後、日本の砂浜消失」も嘘ではない。たった50年でこんなに砂浜が削られているとなると、海の近くに住む人たちは一体、どうなってしまうのか?川の鮎や、砂浜の海がめだけの問題ではない。海辺が居住地の人々が難民になってしまう。温暖化ですでに海面は上昇している。その上に河口に砂がたまらない。何故なら上流から砂や石が流れてこないからだ。人間が人工的に川をせき止めたために起こった、これが現実である。私より一つ年上の男性が、毎日海をパトロールして守っているそうだ。取材に行こう。環境問題を知ってその一瞬は盛り上がり、何とかしよう!と思うのだが、結果大事なのは毎日の生活。生活の中でコツコツと環境に負荷をかけないように続けることが本当の力になるのだ。
便利快適を求め、今も頼っている人工物を潰して川をダメにするのか、それとも海が街に入るのか?昨日、津波の話をしていただけに、今日のこのリアルなニュースは思わされるものがある。 時代は急いでいる。そして、この地球号はすでに沈みかけている。 それからエイブルアート・オンステージのチラシ印刷。Nにチラシを置き、ブラジル新聞へ掲載の依頼をし、夜は保険の印鑑を押して、芸術祭の会合。パフォーマンスで議論。夜中、Kくんが家に遊びに来て、人生相談。やっぱり、休みは無い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/09/25 02:45:57 AM
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