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テーマ:日々あれこれ(87)
カテゴリ:今日の出来事
先日法事でお世話になった和尚さんの奥さんから電話がきた。
「鱈をもらったのでさばいてほしい。」とのことでした。 立春までが寒の鱈の旬になっている。今日は2月4日立春だ。 タイミングがいい。 おやすい御用の旨を伝えると旦那と孫を連れてすぐに来てくれた。 おおきな鱈で、ただ氷をかけていなかったのか、頂いてからどこ に置いておいたのかのことで?表面の鮮度は落ちていた。でも 脂わたはコリコリしていて鮮度はよかった。それに白子は大ぶりで しっかりしていた。 鱈は鮮度落ちがものすごく早い!もらった場合すぐ処理しないと いけない。もし何もしないで明日までおいていたなら、調理する のはきつくなる。 雑談しながら鱈をさばいた。その様子を右隣で3人でずっと見て いる。わたしには簡単な作業だが、なかなか見ることのできない 珍しい光景なのだろう。 例年祭の 鱈祭りでは解体開始時刻も決まっており、アナウンスで告げられる。 観客がまわりを囲んできてその一部始終を見ようとする。仕事人に 緊張感があるはずだ。わたしは今年は出なかったが・・・ ふっと そんなことを思った 鱈を処理しながら和尚さんと奥さんとの雑談に花が咲いた。今まで 叔父さんから発したその流れの中で「どうしたらいいのだろう」と 頭にひっかかっていたものがあった。初盆のこと それに対する 従弟の対応について。それも ありがたいお言葉で氷解した。 このお寺は曹洞宗帝立寺。通称平津山麓平津部落にある。 ここには樹齢600年という杉の巨木がある。先日参りのときに、その 巨大さが頭にこびりついていて、気にかかっていた。お寺の周りに おおきな枝木が落ちていた?これは?落雷?なんだこれは?まさか! 檀家の仏壇におまいりをすませて大広間へいき、お茶をいただく。 書院造りの窓から外をみると、落下した大きな枝木が庭池に目につく。 お話を聞きながらみなさん庭を見ていた。小振りながら水豊かな池で ある。大きな鯉がいたそうだ。それも狸が訪れることで いなくなったそうである。 今年の1月末の湿雪の大雪で枝が折れて落下した。連日すざましい音で 寝れなかったそうだ。「こんな天気は、嫁いでから始めて!」いままで 経験したことがないそうだ。出勤するとき、奥さんが、鋸でその木々を 切り落して道をつけたという。 ここまで あの 烈雪 が襲っていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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