武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手 盛岡駅前

2014/2/1 0:59


銀行の住宅ローンの
金利引き下げ競争が過熱している。

みずほ銀行が10日から
２年固定の金利（最優遇）を
年0.95％から0.55％に
引き下げたのに対抗し、
　　　　　　　※2年固定！？

三菱東京ＵＦＪ銀行と三井住友銀行も
31日までに３年固定を0.75％に
下げた。
　　　　　　　※3年固定！？

　　　　　　　　「住宅ローンを売る側」は、
　　　　　　　　変動金利や短期固定にした方が、
　　　　　　　　リスクを押さえることができます。

　　　　　　　　ということは・・
　　　　　　　　利益相反関係にある私たち
　　　　　　　　「住宅ローンを買う側」は、
　　　　　　　　人生のリスクが逆に大きくなります。

　　　　　　　　生活設計が成り立ちません。

　　　　　　　　たとえば・・
　　　　　　　　3年固定35年返済の場合、
　　　　　　　　4年目以降の32年間という
　　　　　　　　長い期間はどうするの？

　　　　　　　　不確定な期間が圧倒的に長い、
　　　　　　　　リスクが高い状態・・です。
　　　　　　　　

いずれも変動型を下回る水準で、
新規顧客の奪い合いが激しさを
増している。
　　　　　　　※だまされて奪われてはいけない。

３メガ銀の
２～３年固定の金利引き下げは
３月末までの期間限定の措置。
　　　　　　　※セールストーク・・特に
　　　　　　　　「期間限定！」という言葉に弱い
　　　　　　　　おバカさんが大勢いる。

４月の消費税率引き上げを控え、
駆け込みで住宅を取得する個人の
受け皿とする狙いだ。
　　　　　　　※駆け込みをしてはいけない。

　　　　　　　　あわててマイホーム取得する
　　　　　　　　おバカさんは、
　　　　　　　　消費増税分の数十万円を
　　　　　　　　節約するために、
　　　　　　　　別のところで数百万円を
　　　　　　　　しっかりたれ流します。
　　　　　　　　（ま・・　だから、おバカさん）

先行して始めたみずほ銀では、
新規借り入れの３分の１程度が
２年固定を選択しているという。
　　　　　　　※おバカさんたち・・です。
　　　　　　　　（失礼！）

大手銀が金利引き下げに動くのは、
企業の借り入れ需要が
依然低迷する中で、
貸出残高が伸びる数少ない分野
だからだ。

国内銀行の住宅ローン残高は
昨年９月末時点で111兆円と
前年同月末に比べ３％増えた。

３メガ銀は昨年６月、
３年固定の金利をそろって
0.6％まで引き下げたが、

今回は短期ローンの
引き下げ競争の第２弾となる。
　　　　　　　※第2弾だろうが第3弾だろうが、
　　　　　　　　賢い消費者はこんなものに
　　　　　　　　だまされて乗っかってはいけない。
　　　　　　　　（当たり前）

　　　　　　　　マイホーム取得で多額の
　　　　　　　　住宅ローンを借りる事自体が、
　　　　　　　　（大部分の人にとって）
　　　　　　　　人生最大のリスクだ！

　　　　　　　　・・という認識をしっかり持とう。