生涯・・賃貸住まいだと、
老後の低収入の中で「住居費」が負担になり、
お金が急激に減っていく傾向があります。
持家での老後の「住居費」は、
年12万円とかの税負担のみになるので、
さほど貯蓄残高を減らさずに済みます。
※「持家と賃貸、どっちがお得?」
あまり意味がある議論ではなく、
どっちが得・・ということはありませんが、
老後のお金の減り方に関しては、
賃貸の方が急角度で減るのは事実です。
生涯賃貸で・・という人は、
定年退職時点までに準備するべき
老後資金は大きくなるので、
覚悟を持って資金準備する必要が
あります。
K家の概要
家族 : 3人家族。
30代会社員の夫、
30代専業主婦の妻(数年後からパート)、
赤ちゃん。
希望 : 第2子。 マイホーム取得。
住居 : 賃貸(7万円/月)
収入 :
夫 : 466万円/年 (手取り380万円/年)
貯蓄 : 203万円 (びみょう・・)
借金 : 無し。 (素晴らしい♪)
生命保険料 : 40,680円/年
死亡保障必要額 検証結果 :
現時点 10年後
夫 597万円 56万円
妻 -2,017万円 -1,369万円
夫の「必要額」はわずかで、調整の範囲内。
不要・・とみなしても構わないレベル。
まったくの過剰加入状態・・でした。
生命保険にはできるだけ入らないことです。
『保険加入=お金を失うこと!』
メールをいただきました。
エフピー・ステーション 武田様
お世話になっております。
メール顧問会員のKです。
生活設計シミュレーションの
ヒアリングシートを記入しましたので
お送りさせていただきます。
けっこう時間がかかってしまいました…。
土地の価格や大きさなど、
きっと武田様をびっくりさせてしまうと
思います。笑
※土地面積 ・・え? 15・・つぼ?
15坪の土地に家を建てる?
まじっすか?
田舎にいると信じられません。
自分たちの身の丈を考え
夫婦でいろいろ話し合いましたが、
今住んでいる場所がとても住みやすく、
子供が生まれてからの
地域の人たちとのつながりもあり、
家族の住処として小さくとも
できればこのあたりでと希望しています。
(〇〇線 〇〇駅)
※それは・・そうでしょうね。
このあたりは間口の狭い
いわゆる鰻の寝床ばかりで、
しかも土地があけばすぐに建売業者が
買い取ってしまうため
※そういうことです。
おいしい物件は、第一発見者が
おいしく頂いてしまいます。
第一発見者になるポジションに
いるのは、不動産屋さんや、
建築業者です。
掘り出し物・・などというものは、
一般の客の前には登場しません。
(当たり前)
建築条件なしの土地が
広告やネットにはほとんど出てきません。
※公に出ているものは、
業者もおいしいとは思わないもの
ばかりです。(当たり前)
地元不動産屋さんの話だと、
一般の人がただ待っていても
ほぼ土地は出てこないそうなので、
土地価格は解体費用も含めた予算で
記入しています。
建築価格は、超狭小住宅ですが
坪65万で計算しています。
※23坪の2階建て?
坪65万円ではきついかも・・。
最低・・坪70万円にはなるのでは?
(注釈にも入れたとおり、
構造体など以外の設備をひかえめで。
その程度で抑えられる価格は
少ないのかもしれませんが…汗)
第二子は
できればすぐにでもと考えているので、
私(妻)の将来のパート収入をだいたい
第二子が3歳で幼稚園に入る頃からに
ずらした自己資金になっています。
※その第2子誕生の設定時期はいつ?
現状診断で出していただいた
住居費総額(第二子分をマイナスしたもの)に
固定資産税やリフォーム代がおさまりそうに
ないのですが、
※ホントに・・ 納まりそうにありません。
人生が成り立たない・・ように見えます。
まずシミュレーションしていただいた方が
具体的に考えられると思い、
第一希望で提出させていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
追伸:
今まで気付かなかったのですが、
現状診断のキャッシュフロー表の西暦が
まちがっているみたいです。
※え!? そんなことあるわけが・・
佐々木FPといっしょに、
キャッシュフロー表を開いてみました。
・・ほんまや!
2014年から始まるキャッシュフロー表が、
2016年から始まっています。
佐々木FP、まったく原因不明・・です。
いつも最後にチェックしてから
「総評」を書く武田FP、
まったく気づきませんでした。
佐々木FPが そんなケアレスミスを
するなんて、
まったく考えていませんでした。
こちらはこちらで
なおしておいて大丈夫でしょうか…?
※失礼しました。
よろしく、お願いします。
家計改善したい?
きちんと生活設計したい?
なら・・(できるだけ)
1 生命保険に加入しない!
2 借金をしない!
3 経費を払わない!
これだけでいい。すごく かんたん。
見違える人生になる。
『うまい話は無い』
『「常識」は業界が作っている』