少子化が問題となってますよね?
※20~30年先、悲観することはない。
自分の頭で考える生活設計。
発見したばかりのQ&A記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
年金って今受給されている高齢者の分を
若者が払っているのですよね?
※基本的な仕組みは そういうことです。
その他に、今まで積み立てられてきた
年金積立金のストックがあります。
( 約159兆円 )
では、少子化が問題となっているこの時代に
私達が高齢者になったら誰が払ってくれるのですか?
※日本の人口は、
1950年代の三角形のピラミッド型から
今では逆ピラミッドの頭でっかちに
なってきています。
年金をもらう人が多くなってきて、
年金を払う人が少なくなってきていることが、
現役世代の人にとっては大きな不安材料です。
・・が、
年金をたくさん払ってきて たくさん貰っている
団塊世代は、今・・70歳代前半です。
あと20年もすれば、ほとんどいなくなります。
多額の年金をもらう大きな人口の固まりが消えます。
その子供の世代の大きな人口の固まり
( 団塊ジュニア世代 )は、どうか?
この世代は不運で気の毒な環境の中にいます。
いわゆる「就職氷河期世代」です。
正社員として働くことができず、
( 厚生年金に加入することができず )
年金保険料負担が少ないかわりに、
老後にもらう年金もかなり少ないです。
団塊ジュニア世代が年金をもらう年齢になっても、
その時点の現役世代の大きな負担になることは
ないと思われます。
団塊ジュニア世代にとっては切実な大問題です。
現役中から きちんと生活設計する必要があります。
※《 団塊ジュニア世代 》
1993~2004年に学校卒業期を迎えた世代。
高卒者の場合は1975~85年ごろに生まれた人、
大卒者の場合は70~80年ごろに生まれた人。
バブル崩壊後に企業が採用を手控えたため正社員になれず、
その後も非正規で働き続けている人が多い世代。
就職氷河期世代のもっとも年齢の高い層はこれから50代に。
そして非正規雇用が多いということは、
貯蓄が低く年金加入率も低い可能性があることを意味する。
※年金積立金。
※年金積立金の資産内容。
私たちの大切な年金原資が、金融業界の言うがまま、
現行政府の希望通りに、資産運用されています。
( 株価が高値なら 政府は高く評価されます )
※私たちの大切な年金原資です。
全額、マネーゲーム(博打)に使われていていいの?
個人レベルでもやらないような運用を、
私たちの年金原資を全額投入してやっています。
さらには「老後不安」を煽りに煽って、
個人レベルでも資産運用に参加させようと、
所得控除等のの優遇制度を連発しています。
( 言いなりで お金を塩漬けにしてはいけない )
市場参加者が多いほど、株価は上昇します。
株価は、時の政府の通信簿です。
あおられて、すなおに踊ってはいけない。
A
支える世代が少なくなっているので
基礎年金の支給額を国の税金で補てんしています。
基礎年金支給額の税金補てんは・・
昭和21年3月までは1/3を税金で補てん。
昭和21年4月以降は1/2を税金で補てんしています。
2/3を税金で補てんとなるかもしれませんね。
A
積立金が有るので、2050年まではもつと言われています。
その後は、現役世代だけで、老人を支える事になりますが、
やたらと多い団塊世代は亡くなっており、
老人の急増は止まります。
団塊ジュニア世代は年金を納めていない人が多いので、
給付額は減少するでしょう。
まあ、多少目減りする事にはなるでしょうが、
年金の納付を67歳まで義務化する。
年金の給付を68歳からにする。
この程度で、今と同じ程度の年金を維持して行けるでしょう。
年金はアテにしようぜ。
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて19年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。
「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。
《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や
当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp
メール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。