テレビが政権批判をしない理由
共謀罪の成立、ライブドアの政治献金問題、阪神・村上ファンド騒動の真相、実体経済を反映していない株価上昇と大企業の好調のみを根拠にした「景気回復」の政府宣伝、年次改革要望書の存在、アルカイダの犯行だという従来の見解につい反証が挙がり、アメリカの自作自演の疑いの強まった9.11テロ、米国産牛肉輸入再開問題、竹中の国外亡命画など、政権批判や時評のネタがこれほどインフレ状態を起こしている今の時期に、何でメディアは肝心のことを言わないのかということが疑問でした。まぁ昔から言われていることですが、メディアがスポンサーや視聴率の影響を受けることは致し方ないでしょう。また、小難しい政策論議や抽象的な議論は、活字をメインで活用しないテレビにとっては不向きなのも事実でしょう。しかし、どうもそれだけではないのがこの業界みたいです。以下は、『株式日記と経済展望』というブログからの抜粋です。(引用開始)◆テレビ局はなんで竹中批判をしないのか 2003年6月8日 株式日記《 テレビ番組制作会社の者ですテレビが何故告発できないのか・・・その理由をお教えしましょうテレビ局が毎年、新卒を入れるときに○政とか○芸とか○文とか言う符丁で呼ぶ人々がいますこれは、その父親が政治家、芸能プロか芸能人、文部省の役人と言う意味ですがこの連中は局内で集まり派閥を作る傾向がありますこの派閥の特徴は、とにかく金回りが良いこと車も外車が当たり前だし別荘にクル-ザ-、休みには海外旅行・・・殆ど仕事もせずにテレビ局の名詞を悪用して遊び回っているわけです竹中は慶応の教授時代から金持ちの子弟には必ずと言って良いほど声を掛けて自分の子分である、外資系のコンサルを紹介してはマ-ジンを裏で稼いでいましたフェルドマンなんかはその頃からの腐れ縁です同時にメディアに出るようになってからは、関係者をコンサルに紹介して良いエ-ジェント稼業に勤しんでいたのです芸プロの社長、タレント、もちろんテレビ局の財務部門・・・その連中を儲けさせたのでエ-ジェント竹中は評判が極めて良くなったのですテレビ局というのは、裏金としてどのくらいの現金を撒くかで出演が決まり結果ギャラに反映するわけです裏金以上に稼げばよいわけですから、稼ごうと思えばそれだけ裏金も必要になりますしかしそれは、普通の方法では稼げません脱税も良いでしょうが、それはリスクが伴います竹中はケイマン諸島に本拠地を置くファンドが付いていると言われますがそのようなファンドを上手く使って金を儲けさせてやる結果、竹中情報は=金そのものでありテレビ関係者にとって竹中を出してやることは=金作りになったのですでは、竹中がテレビに出るメリットは何でしょうか?それは、彼のサイドビジネス・・・つまり、ファンドに金持ちを紹介するためにはテレビで自分を宣伝する必要があったあの有名な竹中教授です・・・で、一回の講演料は安くてもその後のパ-ティでは名刺を交換する金持ち連中が引きも切らなかったそうです彼のずる賢い所は、出る番組を選ぶことですNHKには出たがりませんこれは、NHKの解説委員は東大出が多くしかも自分のアンチが出ることが多いので極力出ないわけですところが、田原総一郎の様な”同業者”(田原は孫正義のエ-ジェント)に取っては竹中と意見を同じくすることが良いビジネスになるわけです竹中を知る大学関係者は、彼は学者ではないと言います理由は簡単で、理論も何もないからですただ、ファンドの言うことを自分が言ったように見せかけているだけで中身は何もありません森内閣の時に、森喜郎と言う人がこれ以上はないミ-ハ-だったおかげで芸能人脈を作ってしまいましたその子息が六本木人脈と言われている遊び人グル-プを作っていてモデルやタレントの女の子を通じて、業界人の○グル-プを関係が深くなったそこで、テレビ関係で殖財をしている連中とも親しくなり結果、竹中は政治家を儲けさせてやることでより政界の中枢に出入りできるようになった政治家の子息、テレビ局、芸能界、そして金持ちの子息・・・・さらにその親たち・・・全ては竹中のクライアントなのです批判できるわけがありません 》(私のコメント)公正中立でなければならないテレビ局に政治家の子弟が大勢いることは問題ですが、小渕首相の娘もテレビ局員だった。石原慎太郎の息子もテレビ局員だった。いずれも今は政治家になっており、政界とテレビ局は切っても切れない関係であり、政府批判が出来るわけがないのだ。テレビ局は政府の宣伝機関であり、小泉チルドレンはテレビ局が生み出したものだ。小泉内閣の経済金融政策は「りそな」救済で大きな舵を取りましたが、もし、今までの政策を続けていたら金融恐慌が起きて小泉内閣は確実に潰れていた。だから自らの政策の誤りを知り銀行救済に180度の転換をしたのですが、テレビ局ももそのことに対して何の批判もしなかった。それに対して植草氏だけが株主責任を問うたのですが、その後社会的に抹殺された。(引用終わり)状況証拠から推測しても、この書き込み内容にはある程度の妥当性があるといえるでしょう。なるほど。政治家や芸能人、官僚の師弟がテレビ局に入り込んで好き放題やったり、政治家が親玉のファンドで稼がせたりして、癒着構造を作っているのか。まぁ報道の現場がこんな腐敗した勢力一色で埋め尽くされているとは考えにくいけれど、かなりの勢力を誇っているみたいですね。それに加えて、テレビ業界や政界にはS学会が食い込んでいると。もう伏魔殿だ。ちなみに、引用文の最後に出てきた植草一秀氏は、元早稲田大学助教授で、品川駅で盗撮の現行犯として逮捕され、失脚した人です。しかし彼の失脚には事件当初からかなり不可解な要素が満載で、政権批判を行ったためにパージされたのではないかという疑いが強まっています。そのことについては詳しく特集してあるページがあるので、興味があればごらん下さい↓『植草一秀氏を応援するブログ』今の心情を言います。なんとかこの息の臭い連中の中に取り入って、インサイダー情報を聞き出し、暴露したい。