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マーケット概況
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・日経平均 17009.55(+265.4)・東1部売買高 19.02 (億株) ・同先物 17000 (+300) ・同売買代金 27,337 (億円) ・TOPIX 1694.08 (+17.02)・同時価総額 543 (兆円) ・東証2部 4183.5 (-19.48)・値上がり 1015 ・日経JQ 2129.62 (-5.84) ・値下がり 582 ====================================================================== 19日の東京市場は反発。日経平均は後場一段高で17000円台を回復した。 米国株安を受けて朝方は売り先行。しかし、円安進展を受けてハイテク株 を中心に押し目買いが優勢となった。日経平均は後場上げ幅を拡大し、約 1週間ぶりに17000円台を回復した。 日経平均は先週後半から16940円前後が上値抵抗ラインとなっていたが、 後場の急上昇で一気にこれを突き抜け、3月13日以来となる17000円台をも 回復した。為替相場が朝方から1円近く円安方向に振れたことに加え、利上 げ実施でその動向が懸念された中国株式相場が大幅高となったことが買い 安心感を与えたようだ。 日経平均は3月8日(325円高)に次いで、今年2番目の上げ幅を記録した が、その内容をみると今ひとつ盛り上がりに欠ける。強弱感が対立するな かで、業種や市場などで二極化が進んでいるようだ。外部環境に一喜一憂 する環境が続いているが、今週は日本では金融政策決定会合、米国ではF OMCが開催され、福井総裁、バーナンキ議長の発言次第では、為替相場 が大きく振れる可能性があり予断は許さなそうだ。 新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― JASDAQ平均 2,129.62 -5.84 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率 J-STOCK INDEX 1,717.93 -7.89 248社 450社 96社 87.0% マザーズ指数 997.10 -13.27 65社 110社 11社 99.4% ヘラクレス指数 1,638.37 -15.53 40社 112社 7社 97.8% ====================================================================== 19日の新興市場では、日経ジャスダック平均、マザーズ指数、ヘラクレス 指数ともに続落となった。米国株安や外国証券の売り越し観測などを受けて 、3指数とも売り先行のスタート。その後、大型銘柄を中心に買いが入り切 り替えした日経平均とは対照的に、新興3指数は下げ幅をじりじりと拡大。 物色の矛先が大型株へと向かったこと鮮明になった。 ジャスダック市場では、楽天やオプト、インデックス、テレウェイヴ、プ ロパストなどが軟調。業績下方修正のフィールズ、ビジコン、ジーダット、 トッキなどが2ケタの下落率を記録するなど大幅安に。一方、Eトレードや JCOM、インテリ、アドアーズなどが堅調で、シーマやフォーサイド、ア ストマックスなどがストップ高となった。 マザーズ市場では、ACCESSやサイバーA、USJ、GCA、CCI 、アプリックスなどが売られ、下方修正のリンク・セオリー、エーアイティ ー、モックなどが大きく値を下げた。反面、ネットエイジやDeNA、ミク シィ、アルデプロが買われ、アクロディアが3日連続ストップ高。ゲームオ ンやシステムインテ、メッツなども値を飛ばした。 ヘラクレス市場では、ゼンテックやネクストジェン、ASSET、大証、 ガーラ、エン・ジャパンなどが弱含み、CFIやサンライズT、クインラン ドなどがさえない。他方、ダヴィンチやアルファックス、ガンホー、ビット アイルなどが上昇。ターボリナックスやエフアンドエム、クラスターなどが 人気化した。 ≪NY株式相場はインフレ圧力が意識され、売りが優勢≫ □ダウ平均 :12110.41(▼49.27) □ナスダック : 2372.66(▼ 6.04) □日経225先物 :16730 (△30:) □為 替 : 117.55-65 □金価格 : 653.90 (△6.80) □WTI原油先物(期近): 57.11 (▼0.44) □売り :2770万株 □買い :2180万株 □売越し: 590万株 市場では、「先物市場でショート(売り)に傾いたプレイヤーの買い戻しではな いか。ようやく底値感が出てきたようだ」(準大手証券)、「恐らく一部外資系証 券の買い戻しと見られるが、それを除くと中身がない。上昇幅の割りには幅広く買 われておらず、新興市場は相変わらず厳しい。要は、その一社があす以降どう動く かだ」(中堅証券 <値上がり> No. 銘柄名 コード 現在値 前日比 1 木村化 6378 480 76 2 ソキア 7720 569 45 3 東京産 8070 490 32 4 もしもし 4708 5300 320 5 西華産 8061 440 26 6 トプコン 7732 1833 103 7 ハマキョウ 9037 3800 210 8 博報堂DY 2433 8010 440 9 インボイス 9448 5800 300 10 近鉄エクス 9375 3810 190 <値下がり> No. 銘柄名 コード 現在値 前日比 1 みらい建 1792 149 -56 2 丸 栄 8245 360 -44 3 ムトウ 8005 550 -53 4 ニイウスコー 2731 27600 -2500 5 富山化 4518 716 -54 6 日東網 3524 142 -10 7 大紀アルミ 5702 800 -54 8 セシール 9937 562 -34 9 T&Gニーズ 4331 68900 -3700 10 アイロムHD 2372 19510 -1040 ○ソフトバンク<9984>が55円高の3030円と3000円の大台を回復した。先週に大 和総研が目標株価4000円のレポートを出した事が依然として好感されたことや、 3000円を超えるとショートカバーが入り易いとの見方から買いに弾みがついた ようである。 ○マガシーク<3060>がストップ高。同社は16日、今3月期の配当予想について、 従来の無配から3000円にすると発表しており、これが手がかり材料視されてい るようだ。 ○ジュピターテレコム(JCOM)<4817>が反発。19日付日本経済新聞朝刊で、 同社が双方向でデータなどのやり取りができるデジタルテレビを活用した広告事 業を拡大すると報じられており、これが手がかり材料視されている。 報道によれば、ビデオ・オン・デマンド(VOD)の番組中に流す広告映像に視 聴中に商品の購入申し込みなどができる機能を導入。広告がどの程度の効果をあ げているか把握しやすい仕組みを導入することで広告収入の増加につなげるとい う。 ●OAKキャピタル<3113>が13円安の86円と安い。金曜日の大引け後に、無配に転 じると発表し事が嫌気されているようだ。金曜日のお昼休み中に銀食器を株主優待 で贈呈と報じられた事で買った投資家の失望売りも出ているようだ。 ●ドリコム<3793>は、4万円安の69万円と上場来安値を更新している。期末にかけて 損失を抱えた法人の見切売りが出るとの思惑での投げや、マザーズ指数が再度1000 ポイント割れとなり、見切り売りが出ているようだ。 ●フィールズ<2767>が売り気配スタート。単体の下方修正が嫌気されたようだ。同 社は16日、今3月期の単体の業績予想について、経常利益92億5000万円(前回予想 140億2000万円)、純利益49億2000万円(同76億1000万円)に下方修正。同社では、 連結業績は集計中とコメント。ただ、連結に占める単体の割合が大きいため、連結 の下方修正も懸念されているという。 先週末の日経平均株価は、反落。前日の安値を下回る場面はあったものの、16643 円で下げ止まり、3月14日の安値16628円は下回らなかった。一方、その後は上昇に 転じる場面もあったが、高値は16939円までで15日の高値16942円にはとどかなかっ た。そのため、急落した14日以降の相場は、16628円~16942円での保ち合いともい える。このレンジの上値水準には、100日移動平均線16937円もある。また、昨年来 高値18300円(2月26日)と3月高値17325円(3月12日)を結んで延長した上値抵抗線 も16900円台半ばにある。仮にこの強いレジスタンス・ラインを上放れると、16628 円が今年の安値16532円(3月5日)に対する2番底との見方が強まる。そうなると、 17000円台を回復し、3月13日の安値17153円からのマド埋め、さらには17325円への トライもありえる。一方、16628円を下回ると、まず16532円が意識される。これも 終値などで明確に下回ると、200日移動平均線16263円や心理的な節目の16000円など が目標値になってくる。なお、昨年の安値14045円(6月14日)と11月27日安値15615 円を結んで延長した長期の下値支持線は現在16000円台半ばにある。そのため、今年 の安値を割り込むとこれはこの長期の支持線のブレイクにつながり、長期上昇トレ ンドの転機になる可能性もある。 ・北朝鮮資金解除、マカオ側に一任 米副次官補が表明 ・2月の米消費者物価、0.4%上昇 3ヵ月連続 ・中国、0.27%利上げ 銀行融資急増、物価上昇に先手 ・2008年春の大卒採用計画数13.5%増 日経調査 ・金融市場、長短金利差ほぼ3年半ぶりの水準に縮小 ・「民間版再生機構」の設立相次ぐ 機構OBが中核 ・堀江被告に懲役2年6月の実刑、東京地裁判決 即日控訴 ・火災保険の保険料、4月から本格的に格差 一律崩れる ・三菱東京UFJ銀の不正融資問題 頭取の報酬40%減額 ・コンビニ大手4社、出店鈍る 前期計画1割届かず ・乳業大手、果汁飲料1割値上げへ 91年以降初 ・博報堂DYメディアパートナーズ、ドラマ制作参入 ・エア・ウォーター、工業ガス設備に3年で700億円投資 ・ガスプロム、サハリン1と提携交渉 ・森精機、米工作機械販社を買収――三井物と組む ・三菱重工、排出権担保に資金調達 欧州の風力発電事業で ・東建物、マンションの来期販売3000戸台目標 ・キヤノンMJ、投資商品の販売過程を一元管理――金融機関向け ・富士通の3月期単体、2000億円の赤字見通し ・JFE、初任給引き上げ 鉄鋼大手の横並び崩れる ・日立、年5円減配 東芝は過去最高の11円配当 今期 ・米メリルリンチ、日本で電力卸市場に参入 外資初 ・フジテレビ、月内にもライブドア賠償提訴 ・コマツ、富士テクニカと提携 プレス機械事業で ・KDDI、携帯サイトの閲覧制限緩和――「行きすぎ」批判に対応 ・トプコン、ソキアを子会社化 ・日産が新体制 ゴーン社長、グループ経営に専念へ ・丸紅、ムトウの筆頭株主に――通販など共同事業 ・テルモの今期、経常益最高に――欧米でカテーテル好調 ・富山化の今期、最終赤字76億円――開発・販売権譲渡ずれ込む ・二プロ、来期経常益14%増――特別益減少で減配方針 ・みらい建Gの今期、無配に――受注大幅減で最終赤字 ・稲葉製作の1月中間、営業益96%増 ・デンソー、中国人社員逮捕――機密情報複製か ・ヤマダ電に大阪労働局が是正指導――職業安定法違反 ・新規公開 やまねメディカル<2144> 公開価格21万円 アイフリーク<3845> 公開価格28万円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.19 20:01:23
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