|
カテゴリ:カテゴリ未分類
マーケット概況
─────────────────────────────────── ・日経平均 9832.47 (+32.87)・東1部売買高 19.17 (億株) ・同先物 9860 (+70) ・同売買代金 13,058 (億円) ・TOPIX 887.59 (+1.9) ・同時価総額 293 (兆円) ・東証2部 2178.14 (-1.18) ・値上がり 703 ・日経JQ 1204.57 (+1.07) ・値下がり 844 ====================================================================== 8日の東京市場は続伸。日経平均は9800円台を回復した。朝方弱含む場面も あったが、押し目買いが入り切り返し。後場は狭いレンジでのもみあいに終始 した。 日経平均は3週間ぶりとなる3日続伸で、9800円台を回復。26週移動平均(98 08円)も奪回した。前日の米国株式相場は上げ一服となったが、引け後に発表さ れた資源大手アルコアの好決算が刺激となり、東京市場は資源関連を中心に上昇 をみせた。 この日目立ったのは、海運株の急騰。業績悪化で下値模索の展開を余儀なく されていたが、足元で指標となるバルチック海運指数が上昇し、BAS-MLが大手 海運3社の投資判断を一斉に引き上げたのも追い風となったようだ。NY金最高値 更新を受けて非鉄や商社に始まった資源関連物色が、海運にも広がったことで、 今後は出遅れ感の強い鉄鋼が商いを伴って上昇するような相場となるか注目し たい。 今夜の欧州市場では、ECB理事会が開催される。豪州が先進国として金融危機 後で初の利上げを実施したことでサプライズを呼んだが、ECBは政策金利を過去 最低の1%での据え置く見通し。ただ、利上げに含みを持たせる発言などがあれ ば、為替相場が動く可能性があり注目したい。 中国市場は国慶節で長期休場していたが、あすから取引が再開される。休場 中の世界市場は概ね堅調な動きを見せただけに、上海総合指数の動向からも目 が離せない。 あすの東京市場は3連休前の週末であると同時に、10月限オプションのSQ算出 日に相当する。SQは相場の転換点となるケースが多いだけに、終値がSQ値を上 回るか否かに注目されよう。 新興市場動向 ─────────────────────────────────── 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず 日経ジャスダック平均 1204.57 +1.07 2812万株 287社 237社 102社 マザーズ指数 437.23 +1.14 264万株 105社 55社 4社 ヘラクレス総合指数 583.47 +4.30 170万株 73社 48社 14社 ====================================================================== 8日の新興市場は、日経ジャスダック平均が続伸、マザーズ指数とヘラク レス指数は3日続伸。寄り付きは小安い水準でのもみ合いとなったが、前場 中頃から新興3指数はプラス圏に浮上。全体相場の底堅さと同調する展開と なったが、上値も重く、3市場とも前日より売買代金が低下しており、様子 見ムードの強い一日となった。 ジャスダック市場では、楽天やセブン銀、JCOM、マクドナルド、ワー クスAP、フェローテック、インフォコムなどが下落したが、プロパストや Dガレージ、田中化研、ウエストHD、テラ、第一精工、アイレックスなど が上昇し、指数を下支えした。 マザーズ市場では、サイバーAや自社の交流サイト向け新サービスへの期 待が高まったミクシィ、成長力の高い企業ランキング1位となったグリー、 日本風力開発やキャンバスなどが買われた。一方、ACCESSやVテク、 フリービット、NPC、OTS、アドウェイズ、そーせいなどが売られた。 ヘラクレス市場では、ダヴィンチや大証、ASSET、日本通信、アパマ ン、Dダイニング、デジタルアーツなどが値を下げたが、大幅高のマネパや JCLバイオなどが指数をけん引。エン・ジャパンやハドソン、ガーラ、P SSも指数の上昇に寄与した。 ≪NY株式相場はダウ小反落・AT&T安い、グーグル堅調でナスダック小幅続伸≫ ■ダウ平均 :9725.58 (▼5.67) ■ナスダック :2110.33 (△6.76) ■日経225先物 :9795 (△5:大証比) ■為 替 : 88.55-60 ■30年債 : 4.005(▼0.063) ■金価格 :1044.40 (△4.70) ■WTI原油先物(期近) : 69.57 (▼1.31) □売り :2310万株 □買い :3790万株 □買越し:1480万株 国内投信のファンドマネジャーは「SQ(特別清算指数)算出は目立って意識さ れていないため、あすも波乱はないと思う。それよりも、週明け以降の米企業決算 にどう反応するか。米アルコアをみる限り、新興国向けを中心に改善がみられてい る。国内では円高が気になるが、豪州の政策金利引き上げでも分かるように、世界 的な景気の回復基調は続いているとみられる。米企業決算に対して“悪くない”と の見方があれば、材料視する動きが強まるだろう」と指摘している。 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 9115|明治海 | 492| 72| 17.14| 2| 8986|日賃貸 | 137800| 18800| 15.80| 3| 6217|津田駒 | 138| 17| 14.05| 4| 4776|サイボウズ | 25200| 3000| 13.51| 5| 8714|池田泉州 | 315| 35| 12.50| 6| 1822|大豊建 | 73| 8| 12.31| 7| 4651|サニックス | 175| 17| 10.76| 8| 9132|第一船 | 231| 19| 8.96| 9| 6460|セガサミーHD | 1219| 95| 8.45| 10| 6208|石川製 | 56| 4| 7.69| ・値下がり率上位10傑 1| 6793|山水電 | 6| -1| -14.29| 2| 6453|シルバ精 | 6| -1| -14.29| 3| 8577|ロプロ | 23| -2| -8.00| 4| 9947|イマージュ | 231| -19| -7.60| 5| 8913|ゼクス | 1180| -90| -7.09| 6| 7825|SRIスポーツ | 81000| -5700| -6.57| 7| 8346|東邦銀 | 367| -23| -5.90| 8| 9609|ベンチャーリン | 16| -1| -5.88| 9| 8910|サンシティ | 2410| -150| -5.86| 10| 8327|西日シ銀 | 217| -13| -5.65| 5726 大阪チタ 2735 +180 大幅続伸。三菱UFJでは投資判断を「4」から「3」に格上げ、株価の大幅下落 に伴い、フェアバリュー2300円に近づいていることが背景のようだ。ファンドのシ ョートカバーの動きなどにつながる格好とみられる。ただ、三菱UFJでは、販売 価格下落や販売数量の減少を見込んで業績予想は下方修正、来期は営業損益段階か ら赤字転落の予想としている。 6586 マキタ 2950 +205 大幅高。モルガンでは投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」 に格上げ、目標株価も2600円から3400円に引き上げている。電動工具業界は世界的 に集約が進んでいるため、業界全体の採算性が高く維持されているもよう。同社に 関しても、マージン前提の引き上げに伴い、業績予想を上方修正しているもよう だ。 7731 ニコン 1598 +62 大幅続伸。三菱UFJでは投資判断を「4」から「1」に一気に3段階格上げして いる。半導体・液晶製造装置の営業利益好転、デジタル一眼レフの健闘を予想、今 期以降の業績予想を上方修正している。今期営業損益は会社計画の300億円の赤字に 対して100億円の赤字と予想、来期は530億円の黒字転換見込みとしている。目標株 価は2020円、従来のフェアバリューは1500円としていた。ここにきて、野村、CL SA、バークレイズと格上げの動きが相次ぐ状況。 6460 セガサミー 1219 +95 大幅高。みずほが投資判断を「3」から「2」に格上げ、売り方の買い戻しも交え る形で、買い材料につながっている。みずほでは、今・来期の業績予想を上方修正 し、目標株価を1450円としている。販売前提やマージンの引き上げが上方修正の要 因、今期営業利益は会社計画270億円を上回る320億円の予想としている。 大手海運株 一斉高の展開に。バルチック海運指数の上昇を手掛かりに、見直しの動きを強めて いるようだ。同指数は昨日まで6日続伸、その間の上昇率は16.5%になっている。指 数上昇の一因となる資源価格は引き続き強調展開、先行きの上昇余地なども残ると の見方。また、メリルでは大手3社の投資評価を揃って「アンダーパフォーム」から 「中立」に格上げしている。 ・EU、東芝・日立など6社に制裁金 変圧器で国際カルテル ・マイクロソフト閲覧ソフト巡る問題 欧州委が譲歩策評価 ・「給付付き税額控除」検討 新政府税調、鳩山首相指示へ ・返済猶予でも「正常債権」 政府税調、不良債権基準緩和へ ・電子部品、受注上向き 京セラ・村田など、7~9月も好調 ・一致指数、5ヵ月連続上昇 8月景気動向、生産改善が支え ・普天間移設、沖縄県内容認を示唆 鳩山首相「公約、時間で変化も」 ・高齢者医療の負担軽減、来年度も 混乱回避へ厚労省方針 ・ブラウン管カルテル、日韓系5社に課徴金 公取委、外国企業に初命令 ・エルピーダ、年内にも最先端DRAM量産 サムスンに技術で先行 ・次世代エコカー開発加速 日本勢、電動技術優位 東京モーターショウ ・LNGプラント、東洋エンジ・日立が参入 短工期・低コストの電動型 ・長崎県、トヨタ・日産などと協議会きょう発足 電気自動車普及へ実験 ・ユニクロ、女性向け強化 衣料販売、前期は男性用上回る ・ファミマ、加盟店支援に140億円 販促へ上積み ・フイルコン、09年11月期の最終赤字24億円に下方修正 ・カルソカンセ、年5~10%増収・11年からの中期計画 ・佐鳥電機、6~8月期の連結純利益96%減 ・リンテック、4~9月期の連結営業益40億円に上方修正 ・レナウン最終赤字、38億円に縮小 の3~8月期、経費削減進む ・チヨダ、純利益を3億8200万円に下方修正 3~8月期 ・吉野家HD、3~8月期は3億円の赤字に 子会社どんが赤字転落 ・ABCマート、10年2月期純利益を120億円に上方修正 ・イズミ、10年2月期業績予想を減額修正 ・日軽金と三協立山、建材事業の業務提携を解消 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.08 18:14:15
|