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マーケット概況
─────────────────────────────────── ・日経平均 10083.48(-22.2) ・東1部売買高 20.07 (億株) ・同先物 10070 (-30) ・同売買代金 11,730 (億円) ・TOPIX 884.63 (-0.45) ・同時価総額 294 (兆円) ・東証2部 2021.23 (+3.92) ・値上がり 668 ・日経JQ 1154.2 (+4.73) ・値下がり 861 ====================================================================== 15日の東京市場は続落。狭いレンジでのもみ合いに終始した。日経平均は 朝方の売り一巡後に下げ渋り。後場上昇に転じる場面もみられたが、上値は 重く再びマイナスとなった。 10000円の大台割れは阻止したが、上値を積極的に買い進む動きもみられない。 先週はSQをにらんで乱高下する場面もあったが、今週は日経平均の日中値幅が 100円程度に留まるなど、値動きが乏しい。東証1部の売買代金は、前日比 5.7%減の1兆1730億円となり、11月26日(1兆1725億円)以来の低水準に落ち 込んだ。外国人投資家の一部がクリスマス休暇入りしたとみられ、仕方がない 部分もあろうが、これだけ商いが細ると戻り待ちの売りをこなすことは難しい。 それだけに、個別銘柄の選別物色となりそうだ。 きょうは、前日指摘したファイナンス関連の堅調ぶりが際立った。公募増資 の発行価格が決定した三菱UFJは5日ぶりに反発、受渡日到来の日立は商いを 伴って上昇するなど、需給環境は好転しつつあるように見受けられる。ファイ ナス関連銘柄は、年初来安値圏まで売り込まれているケースが多いだけに戻り 余地はありそうだ。 また、不動産関連で明るい話題が増えてきた。前日の11月首都圏マンション 販売(前年同月比10.8%増)に続き、きょうは不動産ファンド大手のセキュア ード・キャピタルが東京丸の内の大型複合ビル「パシフィックセンチュリープ レイス丸の内」を1400億円で買収すると報じられた。大引け後には、ケネディ クスが会社更生手続き中のパシフィックHDを支援、JREITの日本リテールファン ドとラサールジャパン投資法人の合併契約を締結しており、不動産関連の動向 から目が離せない。 新興市場動向 ─────────────────────────────────── 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず 日経ジャスダック平均 1154.20 +4.73 1615万株 298社 290社 126社 マザーズ指数 411.14 +11.28 971万株 126社 38社 8社 ヘラクレス総合指数 542.24 +4.88 274万株 78社 46社 15社 ====================================================================== ≪NY株式相場はダウが年初来高値、ドバイ信用不安の後退で終日堅調≫ ■ダウ平均 :10501.05 (△29.55) ■ナスダック : 2212.10 (△21.79) ■日経225先物 :10125 (△25:大証比) ■為 替 : 88.65-70 ■金価格 : 1123.80 (△3.90) ■WTI原油先物(期近) : 69.51 (▼0.36) □売り :2000万株 □買い :2180万株 □買越し: 180万株 大和証券SMBC金融証券研究所・投資戦略部部長の高橋和宏氏は「材料難のな か、アク抜け感が強まった三菱UFJ<8306.T>や、不動産株に商いが集中してしま い、ほかの業種には物色の矛先が向かいにくかった。今晩は米国で鉱工業生産など の経済指標が発表される。米国の出口論は半年以上先の話だろうが、これらが好感 できるような内容になれば、FOMCの声明に対する思惑も強まりそうだ」と指摘 している。 ・出来高上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 出来高| 1| 8306|三菱UFJ | 448| 6| 313103300| 2| 6501|日立 | 247| 10| 280760000| 3| 8411|みずほ | 158| 2| 116093600| 4| 6764|三洋電 | 166| 3| 36272000| 5| 6701|NEC | 226| 5| 34156000| 6| 8604|野村HD | 664| 1| 29760200| 7| 6674|GSユアサ | 686| -3| 24496000| 8| 6502|東芝 | 506| 1| 23833000| 9| 1808|長谷工 | 68| 2| 23538500| 10| 5401|新日鉄 | 360| 2| 22531000| ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 8913|ゼクス | 507| 80| 18.74| 2| 4321|ケネディクス | 26220| 3000| 12.92| 3| 7714|モリテックス | 255| 28| 12.33| 4| 2392|セキュアード | 96300| 10000| 11.59| 5| 8848|レオパレス21 | 317| 30| 10.45| 6| 1826|佐田建 | 33| 3| 10.00| 7| 8972|ケネディクスR | 240000| 19900| 9.04| 8| 1899|福田組 | 185| 15| 8.82| 9| 8924|リサパートナー | 62300| 5000| 8.73| 10| 5606|旭テック | 26| 2| 8.33| ・値下がり率上位10傑 1| 4745|東京個別 | 155| -11| -6.63| 2| 6966|三井ハイテ | 751| -45| -5.65| 3| 2440|ぐるなび | 195000| -10700| -5.20| 4| 1861|熊谷組 | 55| -3| -5.17| 5| 1919|エスバイエル | 40| -2| -4.76| 6| 1805|飛島建 | 20| -1| -4.76| 7| 8337|千葉興 | 637| -31| -4.64| 8| 1893|五洋建 | 84| -4| -4.55| 9| 1888|若築建 | 43| -2| -4.44| 10| 5009|富士興 | 65| -3| -4.41| 不動産セクター 上昇率トップ。セキュアードの大型ビル買収報道を受けて、不動産市場への投資マネ ー回帰が期待される展開となっている。また、昨日発表された首都圏マンション発売 動向、パワービルダー各社の好決算発表、レオパレス格上げの動きなど、ポジティブ 材料が本日は重なっている。とりわけ、ケネディクスやリサパートナーなど中小型不 動産株の強い動きが目立っている。 6501 日立製 247 +10 しっかり。本日は公募株の受渡期日となっているが、需給悪化は表面化していない。 鉄道車両事業などに対する期待感などが高まっているとの見方も。同社製車両を使う イギリスの高速新線が昨日正式に開業しているが、幹線鉄道の車両更新事業でも優先 交渉権を獲得しており、正式契約が実現すれば、最大で計1兆円規模の受注額が見込 まれてもいるようだ。 8848 レオパレス 317 +30 急伸。CSでは投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目 標株価は430円としている。株価は十分にアパート入居率の低下を織り込んだとして おり、株価が示唆する以上にファンダメンタルズが悪化する可能性は低いと指摘。株 価急落のきっかけとなった業績下方修正以降では、株価の下落率は一時57%にまで達 していた。 8306 三菱UFJ 448 +6 小幅反発。昨日公募価格が428円に決定、前日終値に対して3.2%のディスカウントと なっている。価格決定を控えての需給要因から直近では頭の重い動きが目立っていた が、価格決定後の本日も買い戻しなどが目立って先行する状況までには至っていな い。景気低迷下での貸出鈍化、会計基準の変更、来年以降の他のメガバンクのファイ ナンス懸念などから、銀行株の本格的な反発には時間が掛かるとの見方も。 2392 セキュアード 96300 +10000 ストップ高比例配分。丸の内の大型複合ビルを年内に買収すると報じられている。取 得額は約1400億円で、金融危機後は国内最大の不動産取引となるようだ。業績インパ クトが大きいと見られるほか、不動産に対する本格的な投資マネーの回帰が認識され る状況ともなってきているもよう。 ・米原油先物は9日続落 ・米系不動産ファンド、東京駅近接のビルを約1400億円で買収 ・上場企業、アジアの売上高が米を抜く 4~9月期は全利益の46%稼ぐ ・ジェイコム株の誤発注問題、東証は控訴せず みずほ証券の対応が焦点に ・三菱UFJ、普通株増資1株428円 調達1兆円超 ・シティ、公的資金返済へ 新株発行などで ・アブダビ、ドバイを支援 日系企業は代金回収に好影響も ・トヨタ、プラグインハイブリッド車(PHV)を2年後に市販 200万円台めざす ・富士重、日米でフル生産 新興国向け増産 ・韓国サムスン電子、液晶パネル製造ラインに約370億円投資 ・住友商、米で「シェールガス」の開発事業に参画 ・日揮、中国で海水淡水化事業 シンガポールのハイフラックスと ・LED照明の光で音声通話、NTT東が試験導入 無線で遠隔指示可能に ・UQコミュニケーションズ(東京・港)、 「WiMAX」使った高速無線サービスの月額料金下限380円のプランを追加 ・メディパル、物流強化 140億円投じ新拠点 ・伊藤園、茶葉の生産能力2割増 ・アサヒ、M&A余力4000億円めざす 従来予想は23%減の37億円 ・三井ハイテク、2~10月期は31億円の最終赤字 ・コニカミノルの松崎社長、「来期営業益、5割増の500億円目標」 ・くら、2期連続最高益へ 回転ずしの売り上げ好調 ・正栄食、前期経常益32%増 円高など寄与し、一転増益に ・東京製鉄、線材除く全品種値下げ 建設分野の内需低迷 ・日航年金削減、OB同意3分の2微妙 ・川重、インドに鉄道車両 1500億円規模 ・神鋼、オーストリア大手との技術提携を拡大 家電用鋼板を追加 ・システムプロとカテナが合併 10年4月、「クラウド」事業を強化 ・飯田産業 が60万株・12億円を上限に自社株買いへ、発行株の1.97% ・日本山村硝子 、海外持分法適用会社が豪州の容器商社JHKの株式取得へ ・ホトニクス、10年9月期予想を上方修正、営業益52%増へ ・京セラ、東電の発電所に太陽電池を供給 国内最大規模 ・日立、レアアース磁石のリサイクル技術開発を開始 ・正栄食、10年10月期は増収増益を計画、営業益3%増予想 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.12.15 18:43:29
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