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4月15日大引け
日経平均株価 9,591.52円 前日比-62.40円 出来高概算 20億9,365万株 ドル円相場1ドル=83.26円 長期国債先物価格=139.10円、10年国債利回り=1.285% 前日比-0.005%(15:00現在) 本日の日経平均は反落。NYダウは小幅に続伸したものの、昨日後場の強地合いの反動から、朝方の日経平均は若干安で取引を開始した。寄り付き後は手掛かり材料に乏しい中、9,600円を挟んだ狭いレンジでの取引に終始した。午後に入っても、方向感の定まらない膠着した展開は継続。後場の値幅は僅か33円に留まった。大引けにかけて日経平均は週末要因の手仕舞い売りが若干膨らみ、結局62円安の9,591円で本日の取引を終了した。 物色面では、ホンダ、いすゞ、富士重が続伸の動きとなったほか、三井金、住友鉱などの非鉄セクターの一角がしっかりで推移。また外資系証券による買い推奨が伝わったオークマが高く、東ガスやJR東日本といったディフェンシブ株も堅調な展開となった。半面、東エレク、ディスコなど半導体関連株が総じて安く、三菱UFJFGなどのメガバンク株も冴えない。また、震災の被害額が約600億円と伝わった住金も甘く、三井不、住友不などの不動産株も弱含みで推移した。東証一部の値上がり銘柄数は444銘柄、値下がり銘柄数は1,071銘柄。 ≪NY株式相場はダウ続伸・業績改善への期待で、ナスダックは反落≫ ■ダウ平均 :12285.15 (△14.16) ■ナスダック : 2760.22 (▼ 1.30) ■日経225先物 : 9630 (▼20:大証比) ■為 替 : 83.45-55 ■WTI原油先物(期近) : 108.11 (△ 1.00) ■金価格 : 1472.40 (△16.80) ◎寄付前の外資系動向 売 1510万株 買 1810万株 差 300万株の買越 市場からは「中国の金融引き締めは政策の一環なので、常に付きまとう。短期的 にはネガティブだが、好景気が背景にあるため、長期的にはプラスだ。ただ、買い 材料が乏しい一方、国内の福島第一原発の問題を含めて売り材料は多い。欧州財政の 懸念も、米国の支出削減も下がるリスク。基本的には動きにくい相場が続くと思われる が、下値の限られた展開になるには、日銀によるETF(上場投信)買い入れの思惑が どこまで支えになるかが焦点だ」(国内投信)との声が聞かれた。 ■東証1部上昇率上位(株価:円) C&I HLDG:3円(△1円)(△50%) ヘリオス テクノ HLDG:243円(△50円)(△25.91%) タムラ製作所:264円(△34円)(△14.78%) アサックス:123900円(△15000円)(△13.77%) 建設技術研究所:611円(△55円)(△9.89%) 丸紅建材リース:194円(△17円)(△9.6%) 岩崎電気:220円(△18円)(△8.91%) イオンディライト:1400円(△97円)(△7.44%) アイチ コーポレーション:465円(△31円)(△7.14%) IDEC:861円(△55円)(△6.82%) ■東証1部下落率上位(株価:円) 廣済堂:245円(▼41円)(▼14.34%) NISグループ:7円(▼1円)(▼12.5%) 日本アジア投資:89円(▼12円)(▼11.88%) ランド:17円(▼2円)(▼10.53%) 有機合成薬品工業:226円(▼22円)(▼8.87%) 千代田インテグレ:1126円(▼93円)(▼7.63%) ユニヘアー:859円(▼61円)(▼6.63%) 井筒屋:57円(▼4円)(▼6.56%) 日本ホテルファンド投資法人:270000円(▼18900円)(▼6.54%) 東京電力:469円(▼31円)(▼6.2%) <9501>東京電力 469円 前日比-31円(-6.20%) 軟調。海江田経済産業相が福島第一原子力発電所の事故問題に絡んだ避難住民 に対する支援策に対し、同社に一刻も早い仮払金支払いを要請したことが嫌気 されている。原発問題にも目立った進展はなく、市場関係者からは「思惑売買 が主導しているが、ボリューム低下で戻り一服の懸念も強まっている」と指摘 した。 <8267>イオン 945円 前日比+19円(+2.05%) 続伸。前営業日引け後に発表した前2月期決算を好感した買いが入っている。 震災の影響が見込まれる今期も営業増益を観測、3期連続の増益観測が評価さ れたようだ。野村証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券なども強気判断 を継続している。 <4634>東洋インキ 396円 前日比+5円(+1.28%) 買い先行も伸び悩み。集計中の前3月期業績に対する好業績観測報道が買い材 料視されたようだ。4期ぶりの最高益観測となり、活躍期待が高まった格好だ が、震災の受注減少懸念など今期予想には不透明な部分が多く、買い一巡後に は利益確定売りに押された。 ・米グーグルの1~3月期、1株利益は市場予想に届かず 時間外取引で株価下落 ・世界経済の不均衡が再び拡大 IMFの経常収支見通し ・BRICS、原発推進路線を維持 新興国首脳会議閉幕 ・原発賠償へ保険機構案、政府検討へ 東電負担建て替え ・「震災復興税」を盛る、構想会初会合 6月に1次提言 ・農業被害、被災5県で8500億円超に 日経本社調べ ・東芝、「原発は経営の柱」戦略変えず 佐々木社長会見 ・東京ディズニーリゾート、夏も営業へ 自家発電を導入 ・セブンイレ、5000店にLED照明 ローソンも拡大 ・NTTドコモ、衛星携帯の生産を拡大 震災前の3倍に ・住金の前期、2期連続最終赤字 震災で特損600億円 ・小売り大手、震災の影響は限定的 今期の売り上げ予想 ・住金、震災で特損600億円を計上 前期、2期連続最終赤字 ・三井住友銀、ブラジル投資銀と提携 ・武田、すい臓がん薬の最終治験を開始 ・トヨタ、部品不足受け豪で生産縮小 ・トヨタ、今期業績予想の開示は決算発表後に ・富士通、パソコン生産など18日に全面再開 福島の子会社で ・カネカ、太陽光発電システムの国内販売を強化 販社設立、営業員2倍 ・エルピーダの11年3月期、営業利益が30%増の350億円のもよう ・洋インキHDの11年3月期、純利益が110億円で過去最高の公算大 ・吉野家HDの11年2月期、最終損益は3億8200万円の黒字に転換 今期純利益は2.6倍 ・住友林の11年3月期、純利益を89%増の45億円に下方修正 ・ユニヘアーの11年2月期、最終損益は232億円の赤字 ・JX、子会社が豪州鉱区で天然ガス、パプアニューギニア鉱区で原油を発見 ・千代田インテの今8月期予想が下ブレ、上期の利益上積みを下期の震災影響が打ち消す ・信越化学 が月内に白河工場を一部再稼動、全体再開の見通しは立たず ・スターバックス 、東日本大震災の影響で11年3月期業績を下方修正 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.04.15 18:04:36
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