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カテゴリ:ファッション
数ヶ月前、新型コロナウイルスの影響で休止状態だった訪日中国業界人に向けたセミナーをさせてもらいました。コロナ前はかなりの数を受け持ちましたが、中国人セミナーは久しぶりでした。
このときもう一人ゲストスピーカーがいました。中国人デザイナーのヴィヴィアーノ・スーさん(ブランド名はVIVIANO)です。メディアに出ている彼のプロフィールでは、中国出身米国育ち、2008年来日、文化ファッション大学院大学を修了して2015年ブランド設立とあります。が、中国のどの地方で生まれ、米国のどこで育ち、なぜニューヨークのパーソンズデザイン学校でなく日本の専門教育機関を選んだのか、詳しいことは書いてありません。 中国人セミナーではこれまでのコレクション写真を紹介しながら通訳なしで話していたので、中国語がわからない私には何を話しているのかさっぱり。しかし、自分のクリエーションを熱っぽく語る姿は印象的でした。 ヴィヴィアーノの特徴の一つはそのパンチのきいた色彩。日本人デザイナーはここまでヴィヴィッドな色はほとんど使いませんから、鮮やかな色彩は目を惹きます。レッドカーペットを歩くエレガントなイブニングガウンでありながら、どこかカジュアル感をプラスしてコンテンポラリーに仕上げています。残念ながら、ハリウッドやブロードウェイのようなハレの場がほとんどない日本、東京よりもニューヨークコレクションで発表したらもっとメディアに取り上げられるかも、と思います。 中国の強い色彩、米国の華やかなパーティー感覚、日本のカジュアル感がミックスされたコレクション、なかなかの迫力でした。ヴィヴィアーノをまとった若いファンたち、カッコ良かった点も印象に残りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.10 11:59:17
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