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売り場に学ぼう by 太田伸之

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Nobuyuki Ota

Nobuyuki Ota

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2023.12.10
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カテゴリ:ファッション
来週中国アパレル事業者へのセミナーのため浙江省杭州に出かけます。上海の左側、人口1030万人です。主催者の配慮で近郊の寧波(760万人)にも立ち寄ります。寧波には前職投資ファンドで莫大な投資を行った阪急百貨店があり、開店以来絶好調なのでその様子も見てきます。

現地では恐らく売り場を歩き回るでしょうから、いつも履いているトッズの革靴はやめて楽なスニーカーにしようと考えています。近年ラグジュアリー系ブランドもたくさんスニーカーを販売強化していますし、スポーツ系ブランドは消費者の生活シーンごとにいろんなタイプのスニーカーを出しています。革靴はトッズと決めている(個人的に履いて楽なのがその要因)私ですが、スニーカーもアディダスと決めています。短期間で急成長したナイキも、大谷翔平選手がCM出演して注目されているニューバランスも、技術的には素晴らしい日本のオニツカタイガーもありますが、どうしても私はアディダスなのです。

思春期にサッカーに夢中だった私の愛読書はサッカーマガジン、自分のスーパースターはバイエルミュンヘンのゲルト・ミュラー選手、そしてあこがれのサッカーシューズはアディダスでした。でも、アディダスはほかのメーカーよりもやや高価、ガキの小遣いではとても手が届かない代物でした。なので私にとってアディダスは特別な憧れブランドなのです。

今日オフィスの近くのアディダス直営店で杭州出張用のスニーカーを買いました。手元にある黒地に白い3本線のものと同じ形のライトグレーにしました。ABCマートにでも行ってほかのブランドを見ればもっとカッコイイあるいは履き心地いいスニーカーはあるのでしょうが、私は頑固にマイブランドのアディダス。バカじゃないかと言われそうですが....。

昔から私はこれと決めたブランドを長く使い続けてきました。アンダーウエア、Tシャツのカルバンクラインもそうです。ブランドが生まれたときからずっと一途にカルバンクラインのアンダーウエア、米国写真家ブルース・ウエバーが撮影した広告写真(写真下)はあまりに有名です。


ブルース・ウエバー撮影の広告



カルバンクライン定番だったクルーネックTシャツ


およそ30年間、米国出張のたび郊外のブルーミングデールズ百貨店やアウトレットモールでカルバンクラインを大量に買い、持参した古い下着を現地ホテルで捨ててきました。ところがコロナウイルスで米国出張がなくなり、近年カルバンクラインのTシャツはVネックばかり、私のお気に入り無地ロゴなしクルーネックは入手困難に。ド定番なのにどうしてクルーネックがないのか、そして広告写真にあるアンダーウエアがないのか、私には理由がわかりません。

ネット通販で探してみたものの、通販サイトにあるTシャツはロゴ入りやVネックばかり、アンダーウエアもトランクス型がほとんど、これではあきらめるしかありません。そこで、先日ネットアパレルのEVERLANEの無地クルーネックを購入しました。長年愛用してきたカルバンクラインのような肌触りで安心、ついにマイブランドとはお別れすることになりました。






今日購入したアディダス

シューズのトッズもこれまで海外出張中のたび毎回2、3足購入するうちトータルで100足以上になりました。トッズ傘下のロジェヴィヴィエ導入交渉のとき、パリ展示会でお会いしたトッズのオーナー会長に「日本でトッズの一番のお客さんは私です」と言ったほど、私はずっとトッズを履いてきました。が、最近アディダスを履き始めたら心が揺れ動きました。スニーカーは本当に楽、頑張って革靴を履く必要があるんだろうかと思うようになったのです。最近はトッズとアディダスのスニーカーを履き分けていますが、たぶん近未来靴は全部アディダスのスニーカーになるんだろうな、と。

ソックスもマイブランドはナイガイ製造のポロ・ラルフローレンでしたが、最近はお気に入りのデザインが少なく、ポロ以外のソックスも買うようになりました。ずっと同じブランドを愛用したいんですが、ソックスもアンダーウエアもブランド側の方向性で同じものを買えなくなりました。ブランド側はいつもと同じ顧客を相手にしていては成長はないのかもしれませんが、顧客に安心感を提供するのが本来のブランドの姿勢ではないでしょうか。

トレンドが変わろうが人気が低迷しようが、同じブランドを長く愛用できるのがマイブランド。楽なのでスニーカーを履く頻度はこれから高くなりそうですが、しばらく私のマイブランドはアディダスのままでしょうね。





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Last updated  2023.12.10 09:01:50
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