『手紙』
イギリス・パリから友達に暑中見舞いを出しておいた。
自宅・ばーちゃん・そして自分&母にも出した。15枚くらい出した。
届かなかったのは2通。
確率的にはどーなのよ?さて、届かなかったのはどこに行った。
で、帰国後友達数人と会う機会があり、言われた。
「ちょっとー、普通に暑中見舞い来たけど?!エアメールじゃんっ
ドコ行ってたのかくらい書けよー(笑)普通書くだろっ」
別に出した場所が海外であると言うだけで、私は普通に暑中見舞いを出した。
「今どこでーす」的な文は書かなかった。
だって、書いたら面白くないじゃないか。
そして同じ所を面白がってくれる友達がいることが嬉しかった。サンキュウ、我が友。
外国からのハガキは、消印も切手も楽しいのでドコに旅行に行っても必ずエアメールを出すようにしてます。
旅の同伴者宛に出すのも、私の習慣。
旅行がすっかり終わってから届くので、2度楽しい気分。
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『幽霊』
最初のホテル(6泊した方)、最後の日の夜。
今夜寝て起きたらドライブへ出発、という日。
母が切り出した。
「あのね…言わないでおこうかと思ったんだけど、、最初の日の夜ね、夜中に目が覚めたの。
そしたらね、お母さんのベッドの足元にケンタッキーフライドチキンのやせた人が居たの」
…は? フライドチキンの痩せたひと??
「でね、『あ!ドアから知らない人入って来ちゃった!』って思ってドアの方に顔を向けたら、ちゃんと鍵しまってるじゃない。『あぁ、鍵はちゃんとチェーンまでかけたんだっけ』って思い出して、一生懸命声を出そうと思ったの。でも出なくて」
…
「でね、その人がお母さんのベッドに来ようとするから『来ないで!来ないで!』って念じて、目を閉じたの。
もう一回目を開けたら、まだその人同じ所に居て、また来ようとするから『来ないで!』って念じて、、
体も動かなくて。…そのまま目を瞑ってたら寝ちゃったみたいで、次に起きた時には居なかった」
…そうか。出たのか。この部屋に。
「そういう話、今日言う?」って聞いちゃったよ。母に。
「その日、起きた時に言ってくれるか、じゃなくて黙ってようと決めたなら最後まで黙っててくれればよかったのに」
って言ったら
「黙ってようと思ったんだけど、後でこの話したら『何でその時話してくれなかったの?』って言うと思って。わりとそういうとこあるでしょ?」
「…確かに」
うぅぬ さすが母。私の事よく分かってるよ。
でも結局一番変なタイミングで告白された気がするぞ。
まぁ アレですね。イギリスは幽霊多いというし。母がそういうのなら、多分本当に出たんだと思います。
カーネルサンダースの痩せた感じの人(もちろん外人)が居たんですって。
私は幽霊の存在を信じているけど、自分が見るとは絶対思って無い…っていうと理論として変?
なんていうか、霊感的なものが全くないので。
実際出たら何か話し掛けてみよう、くらいの気持ちはあるんだけど。
で、結局ちょっと複雑なムードのまま、最後の夜を過ごしたのでした。
もちろん、幽霊はもう出ませんでしたとさ。
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『英語』
ヒースロー空港で並んでた時に出会った日本人の方とおしゃべり。
「どこ行かれたんですか?」
@「あ、ロンドンと、後は車を借りて南の海岸の方まで」
「あー!私も前回車借りたんですよー、運転楽でいいですよね。ハンドル一緒だから」
@「そうですよねぇ^^」
「じゃあもう英語はペラペラですか?」
@「いいえ、まったく喋れません」
「えぇっ、喋れないのに個人旅行ですか!?」
…そんなに変なことじゃないはずだ。
言葉の壁のことだけで、自分の希望を曲げることなんて出来ないんだ。
変な所で驚かれたので、こっちもオドロイタ(笑)
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