なんとなく二人で6時頃目が覚める。
旅先だと目覚ましなしでも自然に起きられるのは何故。ストレスからの開放か。

9時開場だけど、その時間には着かないだろうな、と思いつつ8：30頃、サン・ミッシェル駅からヴェルサイユ宮殿に向かって出発。

停車駅が全部書いてあってわかりやすい。

観光客が目指す目的地は皆一緒。沢山の仲間と共に列車に揺られる事40分ほど。
そして駅からは徒歩10分足らず。ヴェルサイユ宮殿に到着。

やはりすでに観光客で一杯だった。

ここでも日本から買ってきたミュージアムパスが大活躍。
（入り口で少し並んだものの、後はトリアノンでも使用出来、かなり便利っ！）

見たかったのは「鏡の間」。
少し前まで改装工事中だったのだけど、今はもう工事終了しております。
実際より写真で見た方が綺麗だと思ったけど（多分旅行雑誌の写真が素晴らしすぎるのだ）、豪華な空間だった。


どの部屋も豪華だけど、部屋と部屋がドアのみで繋がっている空間が多く、廊下が少ないのが不思議だった。

壁の色が全部違う部屋が繋がってる

宮殿を見学した後は、マリー・アントワネットが暮らしたプチ・トリアノンへ。
庭に入るのに8ユーロ、宮殿からそこまでのトラムは6.5ユーロ。
ヴェルサイユ宮殿は見学するのにとにかくお金がかかる。これが宮殿の維持費になるんだろうな。

トリアノンまで歩いて行く人も見受けられたが、そこまではかなり遠く、しかもこの日はとても天気がよかった。
体力の消耗を避けよう。で、トラム。

トラムで走る事10分ほど、まずはグランド・トリアノンへ。


見学後、同じ場所でプチに向かうトラムを待つ。
その間、目の前でオレンジジュース屋さんが開店したので（車で移動式）、飲んでみた。
お、、、おいしーっ！

このカップ1杯にオレンジ1.5個入ってる。
絞りたて。本当に美味しかった。

プチ・トリアノンへ。
アントワネットの暮らした家、庭などを巡る。

宮殿に比べるととても簡単で可愛い作りの部屋、そして綺麗な庭だった。ここで暮らしている時は幸せだっただろうな。



ヴェルサイユ宮殿を満喫して帰路についたのは2時を過ぎてた。
帰りはちょうどバスが来たので、バスに揺られてパリ市内まで帰る。


ホテルに戻ったのは3時近く。どこかで何か買って軽く部屋でご飯にしよう、と思ったら。
日曜日でホテル近くのカフェ、デリ、スーパーが休み。
さすがパリだぜ。
なんとか開いてるお店を探し、サンドイッチとサラダを購入。パリのサラダは野菜の量が多くて良い。
ついでに狙ってた店で可愛いと思って見てた服を買い、初めてソルドの恩恵に授かる。


部屋でご飯を食べた後、さすがに少し休憩。
ヴェルサイユ宮殿は広い。広い上に、人が多くて疲れた。

しばらくして「ここはオペラ・ガルニエ、近所にプランタンもラファイエットもあるから、何かお土産探しに行こうよ」と夕方再出発。
しかし両店とも、日曜日で休み。わーいさすがパリ（泣）

行くところがなくなってしまったので、、、とりあえずエッフェル塔に向かってみた。


道で見かけたカワイイバイク。

チケット売り場は予想通りまだ大行列。でもせっかく来たので並ぶ。

今回は母がいるので階段ではなくリフトで上まで。

あまり乗り気でなかった母が、上で見る景色に大喜び。
思っていたよりずっと高くて、風も気持ちよく、行列に並んだ後だっただけに、とてもすがすがしい。
調子に乗ってここから自宅に電話をかけた。
（「今エッフェル塔でーす」的なセリフを留守電に。後で聞いてみたが確かに浮かれていた。）


エッフェル塔の上には結構なんでもあって、レストラン、郵便局、売店、トイレ、デンワ、お土産屋さん、などなどお店を見てるだけでも結構長居してしまう。

上の売店で絵葉書を少し買った。
派手なオレンジの紙袋に入れてくれたので、「前来た時こんな袋だったかな」と思っていたら今年はエッフェル塔120周年だそうで、その記念の袋だったらしい。

20：30、エッフェル塔を後に。
まだまだ陽が高かった。夏のヨーロッパは素敵だ。

夕食はオペラ・ガルニエ付近でとても混んでいた「ヒポポタマス」というお店に入ってみた。
テラス席は満員だったので、店内のテーブルに着く。インテリアもかわいい。
まずビールを頼み、後は好きなものを注文。（メニューが写真付きだったのが幸い）
やってきた料理のどれもこれも美味しくて、しかも安い。（二人で30ユーロ弱）
昨日ここに入ってたら、多分2晩連続で来てた、と思う程　アラカルトが本当に美味しかった。


今度パリに来る事があったらまた絶対来たい、と思いつつホテルに戻る。


明日は早朝出発。

未知の国ドイツに不安と期待を抱きつつ就寝。

つづく


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