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今朝になって、のどの具合がわずかながらも良くなっているような気がする。病は気から。良くなっていると思うと、更に良くなるのではと期待しつつうがいなどをする。
早朝に目覚め、6時から「時事放談」を見る。今日のゲストは藤井元財務大臣と野中元官房長官。今は民主と自民に分かれたOBだが、15年前なら同じ経世会・竹下派の仲間。これが今の改憲賛成の論調に、イラク派兵賛成の論調に、疑問を呈する。藤井さんなど、集団的自衛権の問題で、理屈上は全ての国に存在する集団的自衛権だから法律形式論としては問題ないが、今の状況では対米追従というか、対米従属することになる、と指摘。 なんか、昔の共産党が言ってもおかしくないようなコメントを堂々と仰る。政治はその時点の環境・状況によって物事の意味合いが変わる。その意味では藤井さんの指摘は誠に正鵠を射ている。たしかに、今の勢いで進むといつの間にか戦争に巻き込まれ、或いは戦争を主唱する国に変わり果てるのかもしれない。この辺後藤田さんが懸念しておられたことと符合する。なにやらきな臭い雰囲気が知らず知らずのうちに醸成されているようだ。 そんなマジメなことを考えていたあと、今週のATTクラッシックで日本人の今田竜二がトップタイで頑張っているところを一寸見せてもらった。丸山茂樹は予選落ちだそうで、日本のトッププロがさえないところで、現地でずっとやっている今田さんがこの活躍。誠に素晴らしい。野球MLBの大家選手に近いものを感じる。で、聴いていると本人はジョージア大学の卒業でそのままアメリカでやっているとか。 やはりと思ったのは、アメリカでやり続ける方が精神的に強くなるのかもしれない。日本はすぐに根性論とか国のためとか学校のためとか、妙な縛りを入れたがる。それも大事かも知れないが、プロはそうではなく自分のプレーに集中し、その改善に没頭することで「雑念」から離れるのではあるまいか。アメリカだけでなく、他の国でもそうかもしれない。日本の持つ妙な雰囲気が、選手の精神力に影響を与えているのだとしたら、これは怖い話。 本当の理由はよく分からない。友人達と議論して酒のつまみにするには絶好のテーマ。そのうち、これで一杯やろう。 なんてなことを、久しぶりにメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲を聴きながら書いている。平和な日本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.20 08:07:04
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