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APECで沢山の話題が提供されている。昨日は奥様方というか、英語で言うSpouse Program(配偶者向けのプログラム)で数名の奥さんが鎌倉の大仏を訪れている様子がTVで放映されていた。確かオーストラリアの首相は女性だった筈なので彼女の配偶者は夫になる。彼が鎌倉に行っていたかどうかは確認できてませんが、通常であればご招待はされているところ。きっと鎌倉はこの著名人夫人を一目見ようと沢山の人たちが出かけていたのではと想像する。
おまけに今日はオバマさんが鎌倉に来て、大仏見学と近くのアイスクリーム屋さんでオバマっ茶アイスを食べに来るらしい。こちらの抹茶アイスは思わぬ儲けに笑いが止まらんやろね。そして今日の方がもっと沢山の観光客が出かけてくるような予感。そもそも今日の天気は目茶目茶エエ。ちょっと曇る程度で気温は20度近くまで上がる予報。こんな行楽日はまずないですから、只でさえ人出が多い日なのですからね。 アイスクリームはそれとして、昨日は菅さんが米中露の3人の元首とトップ会談をやった。必死で会談に持ち込んだという印象。会談の成果は大したことなし。特に中露の場合は何にも無し。そらそやろ。そもそも会うことにそれほどの意味を付けることはなかったはず。むしろ会うことでしょうもない譲歩を求められるなら合わない方がマシ。オバマさんとは日米関係の強化を確認しあった点で、誠に結構なことでした。 それに就けても、今こそアメリカとの共闘関係を強固にする時でんな。先週の読売新聞にJR東海の葛西さんが投稿しておられたが、まさにTPPを強く推進することで日本の経済を強化するとともに、日米関係を固めて中国やロシアの圧力に対抗すべき情勢。アメリカとも離反し、中国やロシアの無理押しに対抗するだけの防衛力と防衛の意思(それも国民的なコンセンサスに基づいた)が弱いままでは、我が国の防衛や外交の基本戦略は成り立たない。これは国の基本をゆるがせにする話で、放置できまへん。 そのためにも単なる「仲良くしましょう」てなリップサービスでは無意味で、実体を伴う行動で意思を示さないと国家間の協力関係は強化できない。その材料として今はTPPという絶好の課題がある。そして、このTPPこそ今の日本経済の体質改革にとって必須のこと。特に農業をどう扱うかを今こそシッカリと方針設定していかなければならない。単なる選挙の票が減るという視点でぐらついたら、どうにもなりまへん。これは基本路線の問題で、この点の明確化がリーダーシップの原点になる。それをシッカリ打ち出せるかどうかが菅さんの資質を示すことになる。 大体、中国の胡主席との会談で相手の顔を見ずにメモを読んでいるようでは迫力がなくて恰好悪かった。あの時くらいシッカリと相手の顔を見て発言してほしいもんですな。目が泳いで自信がなさそうな様子が見え見えの菅さんでは無理かも知れまへんが、そろそろ原点に戻ったリーダーシップを発揮しないと首になりまっせ。たぶん来春までにはそうなってるような気もしますけど、最後のチャンス。シッカリやってほしいもんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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