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2012年03月17日
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カテゴリ:漫画・アニメ

★『僕等がいた』(再)(全26回) 放送終了
http://www.mxtv.co.jp/bokura/index.html



前半はそこそこ楽しくみてたんだよ。高校生なら、まあ、かわゆいから許すか…って感じで。


しかし、後半、だんだん話がもつれるに従い、「もう、いい加減にしろ! ちょっとは恋愛以外のことも考えたら?」 と言いたくなっちゃったよ、おばさんは。


先に良かった点を挙げると、「恋愛なんて楽しいのは最初のうちだけ」…と解らせてくれるリアリティ。


設定自体はベタな少女漫画なのだが、恋愛の進行具合は案外「平凡」で、誰もが少しは共感できそうな内容なのだ。


〇 お小遣いが少ないので、パック飲料を買って公園のベンチでダラダラ過ごす。

〇 親の監視が厳しいので、性的関係が進まない(かと言って、その辺を包み隠さず描いている)

…とかね。


それから、意外と新鮮だったのが、声優が「素人くさい」ところ。

実際、キャストには声優が本業というわけではない俳優が使われていて、初回段階では「ヘタだな~」と思ったのだが、これが慣れると案外良かった。

最近、「声がキレイで上手いけど、特徴に欠ける」声優が増殖する中、この作品のキャストたちの「ノビやハリに欠けるボソボソとハスキーな声」が、逆に自然で魅力的だった(ヘタだけど)。

『男子高校生の日常』みたいに、変声期直後の高校生たちが「美声揃い」だなんて、現実にはあり得ん。


…ただね~、主役の男子とその親友の声質が似すぎ。

どうも、監督の好みが出るのか、作品毎に似た声(喋り方)のキャストが集まる傾向が強くて、後ろ向きとかモノローグだと誰のセリフか区別がつきにくい。



※ 以下、かなりネタバレ含みます ※


まあ、私も何だかんだ言って最後まで観てしまったので、話の引っ張り方は上手いのかな、とは思うんだけど、後半、どうにも我慢できなかったのは、はっきり言ってまうと、「ヒロインの性格がウザい」。


脳内構成が99%「恋愛」で詰まってるのも、いちいち、ポエムの世界に浸るのも、初めのうちは微笑ましかったが、自分が傷つくことにはやたら敏感で、男に与えられるものに期待しすぎっぽいのが、どうにも…。


〇 男の過去を追及しといて、聞かされるとハンパなく動揺し、被害者ヅラする

〇 男のことばかり考えてる割に、男の気持ちに鈍感

〇 男の不実を疑いながら、自分はしっかり別の男の好意に甘える

〇 男に冷たくしておいて、すぐに反省して優しくする(それを何度も繰り返す)。

〇 すぐにメソメソ泣く。


自信の無い無垢な女子高生って設定みたいだけど、正直、後半は無神経な自惚れ屋さんにしか見えなかった。


まあ、そういう反省を経て「いい女に成長する」っつう話なんだろうけど、そもそも、モテ男2人が、ヒロインにあそこまで執着する理由が全くわかりまへん。

ええ、モテ男に執着されたことのない女には所詮、わかりませんよ。


『ちはやふる』の千早が男の気持ちに鈍感なのは、「かるた第一」だし、恋愛なんかより「大きな愛」を持っていると分かるから魅力的なんだけど、この作品の七美は、恋愛のことしか考えてなくて(難関大学進学も考えてるらしいことが終盤になって発覚したが)、何だかんだ「言い訳」しながら、結局は自分中心。

これなら、『ちはやふる』の「恋愛バカ」キャラのすみれちゃんの方がよっぽど魅力的。


26回もかけてダラダラしたフツーの恋愛見せておいて、「高橋に出会うために生きてきた」とか、「僕等は確かにここにいた」とか、最後にやたらカッコいいこと言われても全く説得力ないんですけど。


とりあえず、いつも一方的に七美のフォローさせられてた「みずちん」の青春を返してあげて下さい。


これ、原作漫画では、大学編、社会人編とダラダラ続くらしいんだよね。

仕方ないからコミックレンタルして読むか~。…と何だかんだ言って、結末が気になる私。


<関連日記>
2012.2.15. 不覚にも、ちと引き込まれてしまった・・・ 『 僕等がいた 』 (アニメ版)




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最終更新日  2016年10月11日 23時46分27秒
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