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2014年04月06日
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カテゴリ:漫画・アニメ

★ 『 西原理恵子の人生画力対決 』 西原理恵子 (単行本2010年~)



レンタルコミックにて、既刊6巻読了。


西原理恵子が、プロの漫画家との 「公開 画力対決」 の様子を漫画に綴った作品。

よく、タレント等がテレビでやっている、 「キャラクターや実在の人物等を記憶だけを頼りに描く」 …という対決。


西原理恵子の憎まれ口が徹底していて、まあまあ楽しく読めたが、肝心の画力対決そのものが、案外、退屈と言うか、飽きる。


プロの漫画家同士の画力対決というなら、本来、実物を観ながらのデッサンすりゃ、一発で勝負がつくと思うが、本作の方法だと、 「記憶力対決」 みたいなところでお茶を濁しているに過ぎないので、色んな意味でユルいのだ。


一部の漫画家、浦沢直樹 (2巻)、東村アキコ (3巻)、画家の山口晃 (5巻) などは、 「さすがに上手い!」 と感心したが、殆どの漫画家に関しては、まあ、五十歩百歩と言うか、元々画力が全く無いはずがないだけに、 「ヘタ」 とか 「奇抜」 と言うよりは、単に 「(お題を) よく知らない (覚えてない) のね」 という感じで、中途半端にしか笑えない。

結果、かなりの割合を西原さんのコメントの面白さに頼るしかないので、それにも、ちょっと限界がある。


こうなってくると、いかに大物を対戦相手として呼べるか、という興味に尽きるのだが、どうしても西原氏の身近な青年漫画系の作家が多く、作品を読んだことの無い作家だと、なかなか心からは楽しめない。

しかも、これまでのところ、 「大御所」 ほど、画力の退化が感じられてしまう対決も見られ、それはそれで、うら寂しい気持ちになってしまう。


正直、オールカラー、大判・ハードカバーで出版するほどの価値がある作品か?…となると、かなりビミョーだ。



<関連日記>
2014.2.28. ギャグで人生哲学を説く ・・・ 西原理恵子 『 ぼくんち 』








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最終更新日  2016年10月10日 23時45分41秒
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