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人格には3次元あります。
人格には「高さ/低さ」があります。 人格には「広さ/狭さ」があります。 人格には「深さ/浅さ」があります。 人格の高さ/低さとは知的教養などによるものです。芸術などの美しいものを見る目を持つことだったり、文学にたしなむことだったります。これは自分の努力によって高めることができます。 人格の広さ/狭さとは、人との付き合いでより多くのタイプとつきあえる能力を持っているかどうかです。自分の付き合うタイプを狭い分野にしぼったままで自分が楽な人間とだけ付き合うのであれば、これは人格が狭いままです(これが悪いわけでもありません)。自分が大きな組織やリーダーに守られていたり、日々、楽ちんな日常業務をしていると狭いままですが、これは努力によって広めることができます。 人格の深さ/狭さとはどれだけの困難や壁にぶつかり、それを克服してきたかです。人格が高くて広い人でも、人格が浅いとやはり人間が弱く見えてしまいます。ここで、問題は人格の高さと広さは自分の努力で高めたり広めたりできるのですが、人格の深さだけは、本人の努力だけではいかんともしがたいということです。 困難や壁や修羅場というのが必要不可欠であり、そのような出来事に出会うという幸運がない限り、人格を深めるということができないのです!これはいくら良い話を毎日聞ける環境にいたり、良い出会いの環境にいても、どんなに良い師についても、人格を深められるかどうかは、逆境や修羅場という幸運に出会えるかどうかが大切なのです。逆境や修羅場に出会うということは選ばれた人間の幸運であり、ぬくぬくと守られた生活をし逆境や修羅場に出会えない人間は人格の深みをつくるという観点では不幸なのです。 昔は、大病、(不法な)投獄、倒産を経験すると一大人物になると言われていました。これは選ばれた人間だけが人格の深みを手に入れられるという例えなのでしょう。そして、これからの日本のように過去の常識が通用しない大変な時代には、机上の空論や誰かの言葉を知恵として落とし込むことなく、知識として語る人間ではたいしたことができないことでしょう。 自分でいろいろな体験をし、知恵として語れる人間になりたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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