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何を選ぶか、という選択のときに、最近は「好きなこと」を選ぶようなスタイルの本が売れている。
が、僕は思う。 「勝てるジャンルを選ぶべき」だ。 先日、ドリームゲートの大挑戦者祭というのを見に行った。 連続で19ものベンチャー志望家のプレゼンを見て思った感想は (1)「なぜ、それを自分がやるべきなのか」「なぜ、それを自分がやるべき資格があるのか」「なぜ自分がその強みがあるのか」がない主義主張は弱い。 (2)「他人、他社が真似をできない独自性」を持っていない主義主張は弱い。「努力すれば他人も真似できちゃうじゃん」「もっと資本力がある人間が真似したら一瞬で淘汰されちゃうじゃん」「ライバルは必ずできる。真似できない秘訣はどこ?」と突っ込みたくなるプレゼンも多かった。 必ずもっと努力するライバルは現れる。 必ずもっと工夫するライバルは現れる。 必ずもっと安いライバルは現れる。 必ずもっとすごい技術を持ったライバルは現れる。 「夢は力」「夢を大切に」と日々、口にしている僕が、夢のない話をするようだが、起業家は「勝てるジャンル」「勝てる仕組み」「他人と戦わないですむ仕組み」を構築して、勝負すべきである。勝てるジャンルを真剣に創る作業こそが、時間もかかるが、「夢は力」のような気がする。そしてそのジャンルを追求し、第一人者になっていくから、「好き」になっていくのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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