|
カテゴリ:大会
一生忘れないであろうこの大会 毎年ブランシュたかやまで開催されていますが、 昨シーズン県の小学生ではほぼ負けなしで来ていただけに、 ここは絶対ラップを取りたいとこ。 朝から気合い十分でした。 お天気も良く、気持ち良く滑れそうです 上からの景色もこんな感じ・・・ さすが、晴天率の高いブランシュ さぁ、つーくんスタート 前半の急斜面も大きな失敗なく緩斜面に繋げてきました。 「はやっ、良いんじゃない?」と私はビデオを撮りながら観ていました すると最後の旗門で 『あ~・・・・』という観客の声が・・・ うそでしょ 私もはじめ何が起こったのか分かりませんでした。 スキー板と共に空中で1回転しているのです え?骨折した? しかしゴールはしています。 だからタイムは出ました かなり動揺しながら私も板を履いてつーくんの元に滑って行くと… 最後の旗門で方反しているとの事でした。 旗門不通過、反則です
ゴール前で大声でわんわん声をあげて泣きだすつーくん こんなつーくんを見たのは初めてです 電光掲示板にタイムが出ましたが両板が通っていたならば中学生のトップ争いをする選手に並ぶタイムを出していました。 それを見たらもっと悔しさが増し、もうどうにもならないくらい泣き崩れていました。 お昼も食べずに自分の滑りのビデオ映像を何度も見直し… ポールの近くを通ることを意識しすぎて、最終ポールまで近いところを狙った結果です。 と今だから言えますが・・ これは本人良い経験をしたと思います。 この泣いてお昼を食べないでいるつーくんの横でもう一人泣いている可愛い後輩5年生のR君。 なんで? 彼はつーくんが飛んだおかげで優勝したのに・・・ それは、つーくんが無事にゴール出来ていたとしたタイムと、自分が優勝したタイムがあまりにも差があり、悔しくて泣いていたのです。 優勝してるんだからぁ 喜びなよ って励ましても涙は止まりません。 このストイックな2人はお昼を食べるとゲレンデにそれぞれ消えていきました。 この光景を思い出すと、今でも目頭が熱くなります 精神的につーくんを大きくした出来事だったと思います。 つ: この屈辱は全小で晴らすと誓って。 そして、その週つーくんは無事小学校を卒業しました。
怪我は手首を捻挫した程度ですみました。 これぞ、ホントの大回転って今は笑い話です
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[大会] カテゴリの最新記事
|