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4月21日、大阪府の吉村洋文知事が『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)に出演。「2025年大阪・関西万博」の目玉のひとつになっている「空飛ぶクルマ」について、「(クルマではなく)ドローンです」と認める発言をした。 「番組で『空飛ぶクルマ』が話題になると、コメンテーターの橋下徹元大阪府知事が『メッセージでごまかしはよくないと思うんですよ』と切り出し、『はっきりと有人ドローン、人乗りドローンと言わないと。“空飛ぶクルマ” というと、クルマ(として)走れないじゃん、こんなん嘘やんかという人が絶対出てくる。(これは)ドローンですよね』と吉村知事を問い詰めました。 すると、吉村知事は苦笑しながら『技術的にはドローン。これはドローンです』と認めたのです」(政治担当記者)
(中略) それ以上に、子供たちの夢を壊してしまったことの責任があります。テレビニュースの街頭インタビューで『万博で何が楽しみか』と質問された子供が、『空飛ぶクルマを見ること』と答えていました。いまさら『クルマではなくてドローン』と知ったら、がっかりするのではないでしょうか」(週刊誌記者) 読売新聞が4月19日から21日にかけておこなった全国世論調査では、万博に『関心がある』と答えた人は『大いに』と『多少は』を合わせて31%、『ない』は69%だった。開催地の近畿地方に限ってみても、『関心がある』は46%、『ない』は51%と機運は盛りあがっていない。【FLASHから引用】 もうここまできたら、「何かいいことってある?」と言いたくなるような大阪・関西万博。パビリオン建設は進まないし、入場券は売れないし、シャトルバスの運転手は増えない。ボランティアは集まったようだけど、世論調査では万博に対する関心は高まらない・・・。そりゃマイナス要素だけでなく、一体何が見られるのか全く見えてこないからね。 そんな中で、今回の万博の目玉の一つであった「空飛ぶクルマ」について、「空飛ぶクルマではなくてドローンである」ということになったようで。まぁ、ドローンというよりも小型のヘリコプターだけどね・・・。個人的に「空飛ぶクルマ」のイメージというと、ベタですが子どものころに特撮などでみた「タイヤがあってプロペラがなくていつでもどこでも飛べる」のが「空飛ぶクルマ」をイメージしていました。そんなのは無理だとしても、せめて「普段は車として地上を走るけど、車体からプロペラが出て飛び立つことができる」ようなものならできるかな、って思っていました。でも、現実的にはそんなものは夢物語なんですね。せいぜいドローンとかヘリコプターのようになってしまうのは仕方ないです。 ちなみに、国土交通省航空局の定義では、「空飛ぶクルマの定義はない」とのことで、必ずしも道路を走行する機能がなくてもよいそうで・・・。そんな定義のないものであれば本文にもありましたが、子どもたちにとって「車が空を飛ぶ」というイメージを強く持っていてそれを楽しみにしていたのであれば、がっかりするかもしれませんね。現実的にはドローンにしかならないのであれば、最初からそのように説明すればよかったのにね。なんともプレゼンがへたなのか、それくらいしか目玉と言えるものがなかったのか・・・。 その肝心の「空飛ぶクルマ」も事実上「ドローン(もしくはヘリコプター」ということになってしまって、『万博の会場に行かないとみられないものといえば?』何になるんでしょうね。インターネットが発達したこの現在において会場に行きたくなるようなものといえば何があるんだろう? あの無駄遣いの象徴であるリングでないことは確かですけどね。 そんな目玉のない万博へ強制的に動員される子どもたちにとっては、万博会場すぐ近くにあるUSJの方へ行きたい、という気持ちが大きいかもしれないなぁってね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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万博で生じる赤字、誰が負担するんですかね。
(2024年04月23日 22時36分28秒)
MoMo太郎009さん、ありがとうございます。
橋下が大阪府市で負担すれば、と無責任なことを言ってますが、本当にそのようにするのが適当だと思いますよ。 維新が責任を取って全部負担すればいいのではないかな。 (2024年04月29日 20時49分52秒) |