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今日、親父が入院しました、明日手術をします。
主治医とのインフォームドコンセントに同席しました。 疾患が心室頻拍(しんしつひんぱく)であるという事、 心室頻拍(ventricular tachycardia; VT)は、心室に発生した異所性興奮が旋回することや心筋細胞の自動能が亢進することで発生する。心室期外収縮が3連発以上発生すると心室頻拍と定義される。心室の興奮頻度は120~250/minとなる。心筋梗塞が基礎疾患として存在する場合には、頻拍によって心臓のポンプ作用が低下し、血圧の低下や心拍出量の減少が起こる。 よくない不整脈を発現させる、まず、カテーテルで検査を行ない、異常信号を発する場所が分かれば、そのままカテーテルアブレーションを行なう、原因が分からなければ、改めて植え込み型除細動器も考えましょう。 このまま何もせずにいる危険性とCA(カテーテルアブレーション)を行なう危険性とどちらが危険かを説明され、CAを選択する事にした。 足のつけねからカテーテルを挿入する手法であるが、ここで親父が大きな声で尋ねる。 「私が小学生くらいの戦前なんですが、田んぼで遊んでいて親指を大きく切ってそこから菌が入って、ふともものリンパが卵くらいの大きさにまで腫れまして、その頃は薬も無く、このまま上半身に回ったら危ないということで切りましてん、ここですねんけど、ここから出来ますか?」 「うーん、反対側の方がいいかもしれませんね。」 ここで、思いました、もし、親父がその時に、切る事を選んでいなかったら?切る先生がいなかったら? もしかしたら、私は産まれていなかったんじゃないか? この世界を知る事も存在すらしなかったのでは? 親父から初めて聞いたこの話、、少し考えさせられました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月11日 16時22分36秒
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