テーマ:暮らしを楽しむ(388224)
カテゴリ:世界文化遺産
熊野古道 大門坂を下る・・story(3188)2013.9.9
オリンピック東京招致 プレゼンテーション いや驚いた。プレゼンテーションの素晴らしさ。仏語、英語交えての挨拶やプレゼンテーション。 安倍総理も流ちょうな英語で笑顔を振りまき、ジェスチャーで語りかけた。IOC委員のすべてが感動をしたのではないだろうか。国会答弁もこのように紙を見ないで行って欲しいものである。 まず高円宮妃久子さんの流ちょうな仏語に度肝を抜かされた。マドリード陣営からすると予想外の皇族である。セレブが多いIOC委員のハートを掴んだんのではないだろうか。パルス状の映像が一貫して流れていくので、全員のプレゼンテーションが一塊になって盛り上がっていく。 太田雄貴選手もよかった。将来のIOC委員の風格を持っている。さてこうなればIOC委員からしてみればただ一言懸念材料として浮上していた「汚染水問題」にたいして「大丈夫!」と言ってもらえればそれでいいのだ。皆な放射線の専門家ではない。質問時間においてそこへ総理が具体的な数字を2,3あげ「国家をあげて保証する。」と言った時IOC委員全員が安堵したのだ。もうそれで十分であった。 総理の説明のあと、拍手が起こったくらいである。オールジャパンで臨んだIOC招致活動が勝利した。 明日火曜日午後6時55分から都庁前で祝賀パーティーが予定されている。 オリンピアンの太田 雄貴選手 パラリンピアンの佐藤 真海選手が登場する。 さて、たった7年間で東北の復興、スタジアムの建設、福島の収束を図っていかなければならない。どえらいことになった。日本人が得意とする「箱もの」の建設はお任せあれ。 しかし震災復興はいかがする。人・物が東京に集中し始めたら、東北はどうなることか。いや東北・東京が最優先とあらば、他地域が枯れてしまわないか。へんな心配をし始めた。 「予算がないので、年金を減らします!」というお触れが近いうちに回ってくるだろう。 さらに心配なのが熱中症対策。オリンピックは夏休みにやらなくてはならなくなってしまっている。年々暑くなる日本。2020年7月24日(金)~8月9日(日)の 真夏対策は? あぁ、心配事ばかりであるが、チャンスがピンチを生み、そのピンチをチャンスに変えていく。良いスポイラルが回り出せばよいのであるが。 熊野古道・第2章 回想録(5日目その2) 熊野那智大社から大門坂へ 世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を12泊13日で巡ってきました。 第2章5日目(通算12日目)の行程 その2 熊野那智大社、青岸渡寺、(熊野古道 中辺路(なかへじ))・8kmくらい・大門坂→尼将軍塚供養塔→熊野古道→補陀洛山寺(ふだらくさんじ)→那智駅→JR→串本→橋杭岩公園(テント泊) 「熊野古道を歩こう」とのキャッチフレーズで、最も簡便に体験できるコースが「大門坂」である。鬱蒼とする杉並木は、ほぼ直線状で165mくらいの高度差がある場所を石段を踏みしめて昇り降りする。 今回初めてこのコースを下山ルートとして選んだ。リュックをしょっているので、あたかも高野山あたりから南下してきた旅人にも見えたであろう。那智駅までは旧道が続いている。五地蔵さんがあって、ここから運命の2つのコースに分かれる。 平地で明るい県道を行くか、山を登って行く尼将軍塚供養塔のコースうぃ選ぶか。ここではもっとも古道らしい供養塔のコースを選んだ。これがけっこうきつい。結局2kmほどの険しい山道の遠回りとなってしまった。途中竹林があった。 これこそが昔ながらの道であったのであろう。終盤に「補陀洛山寺(ふだらくさんじ)」がある。これは補陀洛渡海信仰の根本道場である。遠く南海の彼方に浄土があるという海上信仰で、補陀洛山寺のある浜の宮から渡海のために船出、綱を解く場所、出帆する場所であった。寺はその儀式を行う所であった。 具体的には60歳の11月の北風が吹く日を選んで夕刻行われた。帰らぬ人となった渡海上人の墓が裏山にひっそり残されている。 そのような海岸であった那智の砂浜は、家族連れの海水浴客で賑わっている。昨日乗ったJRの同じ便で串本まで歩を進めよう。それまではのんびりこの海岸で水泳をして鋭気を養うこととした。 勿論昨日の寝た場所の藤棚はほとんど占有されてしまっている。道の駅で買った昼ごはんに合わせるようにスープを作る。いまでは全てフォー(ベトナム料理の食材で麺)のスープである。これがなかなか旨い。吉野からのリュックに10袋あったものである。 さて、串本へ移動したら驚いた。結構な町である。回転すし屋、スーパー、コンビニなどあらゆるものが揃っている。 テント生活に合うような食材をしこたま買い込んで、橋杭岩公園まで歩く。真っ暗闇となったが、国道沿いを痛い足を引きづりながら歩く。テントは、フレームが壊れているので立体にはならないが、蚊などをよけるためには最適な”完全防備の衣類”である。ペシャンこなテントに寝袋を入れて眠る。 しかし、あ、暑すぎる。まさに”熱中症”である。たまらなく、結局ベンチに寝袋を敷きそこに潜り込む。蚊よけのスプレーを10分置きにかけなければならなかったが。 橋杭岩が見えないものの、岩一個一個に電燈が灯されているようである。それが家屋に灯された電燈のようにも見える。果たしてここが橋杭岩の景勝地なのか皆目わからないまま夜が更けていく。 Picture1(sketch-direction 180°am8:30 Sketch point:Nachitaisya steps,Nachikatuura-town,Wakayama Pref.,JapanGPS 33.669514,135.891047(°)(33°40'10.25" N,135°53'27.77" E)標高302m Picture1(sketch-direction 266°am9:10 Sketch point:Daimonzaka,Nachikatuura-town,Wakayama Pref.,JapanGPS 33.671061,135.89069(°)(33°40'15.82" N,135°53'49.45" E)標高168m Google Earthを楽しむ方法 Blogに掲載されている画像はすべて場所名、方位、時刻、GPS情報と標高を付けています。このうちGPS情報(ex. 35.645569,139.615544(°)など)を、Google Earthのジャンプboxに貼り付けて検索ボタンをクリックすると、スケッチした場所に飛ぶことが出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 9, 2013 09:14:07 PM
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