マイスクール慶應修学舎の記憶

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  未来のイノベーターはどう育つのか

  　　未来のイノベーターはどう育つのか――子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの　　共感する部分が多い本となりました。　多くの人がうすうす感じているけれど、　なかなか動こうとしないところをズバリと言い放つ論調は爽快です。　学校教育によって、創造性への好奇心を奪われているという件は、この本のハイライトでしょう。　幸いにして、その学校教育へ疑問を感じていた先生に教わった僕は、　幸運だったのかもしれません。　何を学ぶかは重要ではないというくだりも深いです。　そういう本人は、当然のように多くの知識があり、学びを続けているという点です。　　イノベーターを育てるヒントが散りばめられています。　時代にフィットした教育の在り方を実行していかなければならないと思います。　何度も読み返す本となりました。

  2014.08.19

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  展示会に出展

  　教育・教材向け書籍を扱っている企業様のご厚意で　その企業様主催の展示会に　僕たちが開発しているRe:f【リーフ】の出展が決まりました。　もっとRe:f【リーフ】に欠けているのは、知名度。　　こういった機会は、僕たちにとってありがたいことです。　東京・横浜への販路も着々と進んでいます。　以下、僕たちの代表取締役CTO（最高技術責任者）のブログより抜粋　---------------------------------------------------------------------------------　先日、Appleから今期の発表がありました。　取っ付きにくいと言われていた Ovjective-C に比べると　新プログラミング言語の swift は親しみやすい言語となっているようです。 　また、少し前の話になりますが、SonyのMESHの発表には非常に興味を持ちました。　ブロック型モバイルデバイスの組み合わせにより、　様々な機能を実現できるプラットフォームです。　こちらの記事で紹介されています。　ソニー、ブロックの組み合わせで「つながる生活」を実現する「MESH」を発表 　MESHを用いればたくさんの子供達が手軽に　アイデアを具現化できるのではないかと期待しています。　私も遊んでみたいものですなー。 　他にも面白そうなものが次々と発表されています。　最先端の技術の流れは速く、その情報も大量です。　それらを出来る限り多く把握して、応用できないかと常に考え、　私たちのサービス向上に努めています。　まだまだ進化し続けるリーフにご期待ください！ 　技術担当　高田 ----------------------------------------------------------------------------------　21世紀は、20世紀のように、一つの職を極めて、自己実現を果たしていけるような　そんな時代ではないと思っています。　ITというものを手にした人類にとって、それは、多くを学ぶことを選択したことと　同意だと思っています。　技術や時流の革新は、格段に早まりました。　ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉にもあったように、　連続企業家、連続スペシャリストになるべく、日々の学びは欠かせません。　僕自身も代表取締役を務めているTRe:Eですが、CEO、CTOの2人の姿を見ていると　それを体現しているなあと感心してしまいます。　感心ばかりでは、いつか見捨てられる恐れさえもありそうなので　僕自身も感化され努力しているつもりです。　今日、自ら進んで何を学んだのか。　今日、起こった出来事は、未来の自分にとって何を意味するのか。　この2つの問いに対して、真摯でありたいと思います。　　（参考図書）　　ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉　僕の読感　2012年読んできた本の中でも特におすすめの良書。　先日も書きましたが、一つの活動体（会社や組織）にしがみつく　時代ではなくなる。そのことを本書では、　「連続スペシャリスト」としてネーミングされています。　----------------------------------------------------　ゼネラリストと会社の間には、社員がその会社でしか　通用しない技能や知識に磨きをかけるのと引き換えに、　会社が終身雇用を保障するという「契約」があった。　………問題は、そうした旧来の終身雇用の「契約」が　崩れ始めたことだ。ゼネラリストがキャリアの途中で　労働市場に放り出されるケースが増えている。　そうなると、一社限定の知識や人脈と広く浅い技能をもっていても、　大して役に立たない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（本書より）　-----------------------------------------------------　　働き方について　5つのトレンドと3つのシフトをわかりやすく、　たとえ話を織り交ぜながら、　読者に呼びかけている良書です。　働くことで、どんどん情熱が持続でき、　傾けつづけることができる。　そんな価値ある経験の積み重ねをしていきたいと思います。　一人ひとりが働く定義も勉強同様、再定義する必要があります。　　　　

  2014.06.05

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  改めていい

  　ふっとしたときに、読み返す本。　今回また読み直したきっかけは、　遠山社長のト－クを聴いてしまったからだ。　改めていいこの本。　そして、スープストック。　成功することを決めた―商社マンがスープで広げた共感ビジネス (新潮文庫)　　

  2014.05.29

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• わかりやすさの弊害

  　世の中は、わかりやすいもので溢れているような気がします。　”わかりやすさ”は、一方で、発信者・生産者側が、受け手・消費者を　バカにしているととらえることができると少なからずあるように思えてしまいます。　もう少し、受け手・消費者を”背伸び”させるようなコンテンツ・サ-ビスが　生まれてこらないといけないような気もします。　　”わかりやすさ”は、大事な本質をそぎ落とすことで、　その”わかりやすさ”を披露しているともいえます。　本質をそぎ落とすと、時に、ウソになってしまいます。　（追記）　ちょっと”背伸び”して、ちょっと難解な本を読んでみる。　”わかりやすい”ことが、”いや”になるんじゃないかなあって思います。　

  2014.05.26

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• 乱読のすすめ

  　アンシンク UNThink 眠れる創造力を生かす、考えない働き方　→タイトルに騙されてはいけない。逆説的なタイトルだとわかります。　　挑発的な書体ですが、僕にとっては痛快でした。　金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん 仕事と人生の変わらない法則 (PHP文庫)　→ずっと言ってきていることですが、日本の義務教育に、　　プログラミング、お金、政治経済（とりわけ税制）、性愛、宗教、国家観など、　　そうでなければならないという観点からでなく、こういう考えもあるといった　　360°から熟議をしていく授業も必要だと思っています。　　ダイバシティな時代なのだから。　スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?　→投資先の一つですが、もうカフェというひとくくりでは述べることはできません。　　　今やＢＡＲを展開していくなどＥＸＩＴ戦略を取っています。　　一方で、システム会社を買収など、経営資源の効率化も図っています。　晴れの日に、傘を売る。 waterfront(ウォーターフロント) 支持率ナンバーワンの傘を生んだ「良品薄利」の経営　→多くの人と逆のことをする。そこに、原理があり、真理があるように思えます。　　ＧＷに旅行にいくか、一週間遅らせて旅行にいくか。極端ですが　　そのようなことだと思います。後者の方が、機会費用を最大化できるのは　　容易なことです。　ITビジネスの原理　　→なるほどね！という原理が散りばめられています。　なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか？　→どちらを選択しても、生き方です。　世界を変える80年代生まれの起業家 ~起業という選択~ (SPACE SHOWER BOOks)　→語弊を恐れず言えば、ゆとり世代・さとり世代を生きた人たちが　　21世紀の日本を作ります。誤解を呼んだ”ゆとり”をどう使ったか　　努力のために使った学生たちが、大学生や社会人となり、活躍しているのを　　　目の当たりして、強くそう思います。　　いい意味で、管理から開放されて、自立し、自律した人たちも少なくありません。　　前回、次回と情熱大陸でも、88世代が取り上げられています。　　　統計データが語る 日本人の大きな誤解 (日経プレミアシリーズ)　→自信を確信にしてくれるのが、統計学だと思っています。　すべては統計にまかせなさい　森を見る力: インターネット以後の社会を生きる　→再度、熟読。もう少し、読んでみたい本。　乱読したＧＷでもありました。　　　

  2014.05.06

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  ブレイクスルー : あの日僕たちは、一歩前へと踏み出した

  　　ブレイクスルー : あの日僕たちは、一歩前へと踏み出した　　本書に散りばめられている元気が出るフレ－ズに、エネルギ－をもらえます。　また、身近な人たちの人間模様がどこにでもありそうな設定であり、　中高生もス～っと読むことができるのではと思います。

  2014.05.06

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  ぼくらの新・国富論

  　ぼくらの新・国富論 スタートアップ・アカデミー (WIRED BOOKS)　　当たり前の基準がたくさん散りばめられています。　マイノリティな当たり前の基準こそが、実は、心地よいのかもしれません。　この本で、取り上げられている多くの当たり前が、自分の当たり前になってこそ、　21世紀を生きていくうえでは、欠かせないのかもしれません。　たとえると、農耕時代と稲作時代、騎馬と鉄砲。使う道具は、20世紀と21世紀とでは、　違うのは当たり前なのかもしれません。　使う道具（ツ－ル）のその変化のスパンは、どんどん速くなっています。

  2014.05.06

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  プレイフル・ラーニング

  プレイフル・ラーニング　”まさに、そうだよね！”という場面に　たくさん出会える本です。　言葉、デザインすることに長けた著者です。　学ぶってこと自体、楽しさの中にあることが前提です。　義務の下や管理の下でやるべきものではないです。　多くの大人が、義務や管理の下で学ばされたから、　それを疑いもなく、子どもの教育に当てはめている　ことの悪循環を払しょくしていきたいです。　著書でも書かれていたように　学ぶことは、変わることであり、変えること。　そうなんだと思います。　今、教育業界では、オルタナティブな人たちによる　教育に勢いがあります。　いろいろなヒントやアイデアをくれる本でした。　点を線に、そして、面に立体に創造していきたいと思います。　　

  2014.01.09

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  ディジタルネイティヴのための近未来教室 ―パートナー方式の教授法

  　　　ディジタルネイティヴのための近未来教室 ―パートナー方式の教授法―　賛否両論を生む書物こそも、最近、いい本なのかもしれないと　思う今日この頃ですが、いい本です。　　僕は、デジタルデバイス使う使わないを超えて　すでにどう使うかという立場にたっていますが、　どんな立ち位置にいようとも、教育に携わる人たちには　読むことをおすすめしたい本です。　著者のマーク・プレンスキーの視点は鋭いです。　そのところは、多くの人が、共感するところだろうと思います。　デジタルデバイス（タブレット、ソフトウェアなど）の名詞ツールは、　何を使うかやどう学習するかは、学ぶ人に任せ、　問題解決能力（もしくは、未来予測能力）を養っていく動詞ツールは　教師がカスタマイズしていくという視点は、するどいと思いました。　　たとえば、歴史を単に、年代順に学ばさせるのでなく、　あるテーマ（一例：｢戦争のはじまり方｣）、その法則性を見出したり、　課題のための方策や未来予測までできるようにカスタマイズしていく　ことが、教師の役割となるということです。　名詞ツールは、時代とともに常に変化していくものですが、　動詞ツールは、永続的にいつでも必要とされると言っています。　　急速なスピードで変革や発展がなされる21世紀は、　どの時代よりも、どんな先生に出会うかがより大切な時代だと思います。

  2014.01.02

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  成功する子 失敗する子――何が「その後の人生」を決めるのか

  　　　成功する子 失敗する子――何が「その後の人生」を決めるのか　感覚ではわかっていても、言葉化できない事象について　理論立てて書かれています。　子育てや教育に携わる人たちに、ぜひ手にとって読んでもらいたい1冊です。　学歴や点数が大事だけど、それが1番でないと　大人は、うすうす感じているけれど、それでも学歴や点数を追いかけさせている　この国の子育てや教育に、今一度、違った角度から一石を投じてくれます。

  2014.01.01

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  チームラボって、何者?

  　チームラボって、何者? [DVD付]　　年末に、素晴らしい本と出会いました。　これまでも、このブログで紹介してきた　猪子寿之さんの率いる会社チームラボの思考と作品が　垣間見れます。　学者のような深い教養とそれを具現化していく発想と実行力　まさに”天才”と呼ぶにふさわしい人物です。　いつも、猪子寿之さんの発想には、脳天をつかれます。　いずれ未来の教育にも革命をもたらせてくれると思わずにいられません。　　（追記）　付録のDVDを大画面で見ると圧巻です。　塾生たちに見せても、｢わぁ～っ！｣と感動のため息です。　　　

  2013.12.29

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  渋沢栄一『論語と算盤』

  　　渋沢栄一『論語と算盤』と現代の経営　心に響く名句が多いです。　昔も、現代も、教育については、　変わらない見解が漂っています。　知性だけでなく、感性の教育を！と　この本の中でも、渋沢栄一は、言っています。　この本では、仁義と利殖のバランスの大切は　一貫して、あらゆる方面や歴史上の人物に準えて　述べています。　これから社会に出ようとしている就職内定者の方々に　特におすすめの本です。　道徳の進化論　習慣の感染　教育と情誼の件は、必読の価値あり。　名著中の名著です。　

  2013.12.09

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  スタートアップ・バイブル シリコンバレー流・ベンチャー企業のつくりかた

  　　スタートアップ・バイブル シリコンバレー流・ベンチャー企業のつくりかた　世界基準を感じられる本。　0から1を作る楽しさを今一度、思い出すことができました。　　残りの人生の中で、あと何回かは、その経験をしてみたいなあと思います。　それが、卒塾生たちや今いる先生たちの中の何人かと手を組んで　実現できると、この上ない幸せを感じるのかもしれません。　想像するだけでも、ワクワクしていきます。　（追記）　イメージやアイデアはあるけれど、　言葉化、伝わる化していく過程は、難しいと実感しています。　実際に、言葉にしてみると、どこかしっくりしないんですね…。　いつか「！」の瞬間に出くわすことを信じて、　自己研鑚の日々です。

  2013.11.24

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  "僕が電通を辞める日に絶対伝えたかった79の仕事の話

  　　それぞれのビジネスマンが、それぞれの流儀をもっていることが　再認識できる本です。　僕も、さっそくいくつか取り入れてみています。　やっていくうちに、自分なりのやり方に変えていくことも　やってみることの醍醐味の一つです。　やめちゃったことも、続けることをやめた方がいいとやめてしまったことも　多くなってしいまいますが…。　とにかく果敢にチャレンジすることをやめない。　このことは、この本に書かれていました。

  2013.11.17

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  アイデアのつくり方

  　　なんでもっと早く読まなかったのだろうと　思ってしまった本です。　読み終えた瞬間、バイブルの一つとなりました。　アイデアができるまでの過程を　うまく言葉化してくれています。　アイデアは、突然、生まれているようで　そうではないことを表現してくれています。

  2013.10.31

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  シリコンバレー流 世界最先端の働き方

  　久しぶりにおすすめ本。　　中高生、大学生に最もも読んでほしいなあと思います。　僕の勝手な見解ですが、多くの大人がおすすめする働き方ではないでしょう。　というのも、その当の本人がそういう働き方ができていないからです。　ここで書かれていることは、そう実践するかどうかに　関わらず、読んだ人に新しい勇気や希望をもたらせてくれるだと　思います。　僕は、21世紀、起業家という働き方が主流になるかもしれないと　思っています。　就職することが全てではないという視野を持ってほしいです。　起業家志望の人もぜひ！　

  2013.10.20

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  起業家の本質

  　読み返してみると、忘れてはいないのだけれど、　頭の隅に追いやられてきた、言葉の数々を　呼び戻すことができました。　起業家の4つの段階。　起業する前に読んでいた本ですが、　今、読み返してみて、ある段階、そのままである！　感じてしまった僕がいました。　「初心を忘れないことが強さ」　昨日、村上隆さんもおっしゃっていました。　またも、なぜ僕らが存在しているのかを再考するいいきっかけと　なりました。　そういう本を、意識的に読み返しているのかもしれません。　

  2013.08.16

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  今一度

  　教育に携わる人にとって　とりわけ、私教育に携わる人において　なぜ、ボランティアでなく、仕事（ビジネス）として　教育をに携わっているのかを　今一度、問う必要があるのかもしれません。　改めて、福翁自伝を読み返し思うのでした。　日頃の生活の中で、初心を忘れずコトにあたっていきたいと思います。　

  2013.08.15

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  最高の自分をつくる人生の授業

  　本というものは、今、自分にとって必要な言葉や行を　提供してくれます。　今回のこの本をそうでした。　　僕なりに噛み砕いて、また塾生たちに伝えていきたいと思います。　

  2013.08.14

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  不格好経営―チームDeNAの挑戦

  　人生というのは、後から振り返る　全てよかったのかなあと思えるものかもしれません。　納得感というものは、他人からの評価でなく、　自分が決めるものです。　外からはうまくいっているように思えても　当の本人（当事者）は、現場では、試行錯誤を繰り返し、　その中で、ベストでなくとも、よりベターな決断の繰り返しです。　規模は違えど、一経営者として、言葉にはできませんが　共感できる部分が多かった本です。　日々の生活に、僕たち自身とそれから僕たちを取り巻く全ての人が　高揚感が持てる時間を創造していきたいものです。　読書の時間をこの半年間、GAKUMOプロジェクトに充てていた分　お盆休みは、本をむさぼり読んでいます。

  2013.08.14

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  ライフトラベラー　人生の旅人

  　日々の生活においても、　この小説に出てくる教えを実践するだけで　日々が印象深いものになると思います。　日々の小さな重ねが、数年後経つと　大きな成長とつながっているのだと思います。　素敵な小説です。　

  2013.08.14

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  文明論之概略

  　文明論之概略 (岩波文庫)　国の独立は目的なり、　今の我が文明はこの目的に達するの術なり。　文明は人間の約束なれば、　これを達すること固より人間の目的なり。　目的＝使命　その目的が、使命へとつながり、実学に努める。　一身独立へ、国民一人ひとりがなりうると思っています。　今の時代においても、これからの時代においても　独立自尊だと思う。　

  2013.06.02

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  福澤諭吉という人物

  　　　福沢諭吉 国を支えて国を頼らず　 福澤諭吉という人物について、それを深めることができる著書の一つ。 　多くの人は、一万円札の顔の人、慶應義塾の創始者、 　学問のすすめの著者という認識だろう。 　しかし、実際はさらに凄みのある人だ。 　慶應義塾と通じて築かれた、福澤山脈といわれる人物群像こそが、 　福澤諭吉の真の姿ではと思う。 　慶應義塾に始まり、銀行、保険会社、新聞社を起業 　（当時でいえば、ベンチャ－起業）をし、 　一方では、鉄道、電力、商社、百貨店、大学の総長、病院。 　それぞれの分野で起業・開業をしていく人を輩出していく。 　また、政界にも、大きく影響を与えていきます。 　起業家であり、教育者であった。 　これほどまでに、国家の基礎を築き、国家に貢献しながら、 　国家に依存することを潔しとしなかった態度に気概を感じます。 　この本では、そういうことを小説にも似たタッチで描かれており、 　福澤諭吉が生きた時代を追体験できます。良書です。

  2013.05.29

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  子どもの心に光を灯す―父母と教師はいま何をなすべきか

  　子どもの心に光を灯す―父母と教師はいま何をなすべきか　すべての保護者の方と先生方に、読んでほしい本です。　今さらでなく、今からでも遅くない本です。　いつの時代も変わらない大切なことがあります。　特に、夫婦関係と先生としての心の持ちように　いくつかの気づきを教えてくれました。　教育とは…、子育てとは…という論議を　今一度、学校単位または、地域を巻き込んでしていくべき　分岐点なのかもしれません。　

  2013.05.20

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  なめらかな社会とその敵

  　なめらかな社会とその敵　必読書！壮大である。　新しい発見がたくさんあり、うれしくなります。　それぞれが読んで、ココロに留めてほしいと思います。

  2013.05.04

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  教室内カースト

  　教室内(スクール)カースト (光文社新書)　問題提起としていい視点で描かれている印象でした。　学生時代を思い返すと、あるある！といった部分や　そうだったかもしれないという視点を思い返すことができます。　教師側からの視点もあり、その点も興味深く読むことができました。　この本を題材に、いろいろ議論を交えるもいいと思う。　いい先生とは？　いい学生とは？　いいクラスとは？　いい学校とは？　そもそもコミュニケーションとは？　いじめとは？　　人気のある先生＝いい先生？　　どうあるべきかを見つめなおすいいきっかけとなりうると思う。

  2013.05.02

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  中学生からの勉強のやり方

  　中学生からの勉強のやり方　勉強をしている人が、それを見直したり、　新たにやり方を導入したいときに読むのにはおすすめ！　また、教育に携わる人にもおすすめです。　勉強をスム－ズにできている人が、無意識のうちに、　習慣化できていることを、すごく体系的にまとめてくれています。　

  2013.04.20

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  時間に支配されない人生　ジョン・キム

  　時間に支配されない人生　ジョン・キムさんの本は、一つひとつ言葉を紡いでいると　いった表現がぴったりです。今回は、「時間」をテ－マに、　いろいろな視点から言葉を紡いでいる本です。　また同時に、ただ読んだだけでは終わらせない強さも併せ持っています。　実際に、書かれていることを実行させてしまう言霊です。　時間は、人生の欠片であるならば、もっと一人ひとりが、　時間について自問していいように思う。　時間の使い方について問うことは、人生の使い方について問うことだ。　僕も、そう思う。

  2013.04.16

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  起業家　藤田晋

  　起業家　これから起業をする人、起業をしたいと思っている人の必読書です。　この著書を読んでも、なお、自分の情熱が抑えられない、　（それを熱狂というのかもしれないが）、そうであれば、　起業に値するのかもしれない。　よく言われることですが、どの道に進もうとも、華やさの裏に、　多くの苦労や努力がある。それを改めて知る本となりました。　人間、藤田晋を見れたような気がしてよかったです。　また、規模が違いすぎますが、同じ起業家として、　エネルギ－をもらいました。　熱狂的に、自分たちの道を作っていきたいと思える本でした。

  2013.04.15

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  21世紀の歩き方　現代ビジネス

  　興味深いインタビュ－対談を…　「安藤美冬流　21世紀の歩き方」現代ビジネス　お二人の著書　スタンフォードの自分を変える教室　当たり前だと思っていたことを、　科学的な裏付け・実験のもと証明してみせくれています。　意志力とは何か？明確になります。　そして、なにより実践してみたくなります。　さらに、新しい発見もあり、僕の中で、　新しい常識を付け加えることもできました。　意志の力は、「やる力」「やらない力」「望む力」の3つの脳の領域が　あることがわかりました。　目標設定も場面によってその3つの力をどう使うかで結果は違ってくる。　たとえば、「遅刻はしない」というやらない力を前提するか、　「5分前に到着する。」というやる力を前面にするか。　この場合は、後者にすることで、　「皮肉なリバウンド効果」は避けられるとしている。　などなど、興味深い事例を実験題材として取り扱ってくれています。　意志力の感染も興味深かったです。2012年の良書です。　冒険に出よう (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)　空気を作り出す。当たり前を作っていくことの　ワクワク感を感じさせてくれる本です。　きっと、近い将来、安藤さんみたいな生き方が　１つのスタンダードになっている気がします。　1つの会社から、50万の収入を得るのか。　10つの会社から5万円ずつ得るのか。　後者のほうが、リスクヘッジになっている。　1人ひとりの人間が、あらゆるところに顔出し合う。　つまり、ノマドスタイルだ。　彼女の言葉を借りれば、花粉の運び手。　つまり、イノベ－ションの担い手だ。　ワーク・シフトと合わせて読みたい1冊です。　ワーク・シフト　ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉　2012年読んできた本の中でも特におすすめの良書。　先日も書きましたが、一つの活動体（会社や組織）にしがみつく　時代ではなくなる。そのことを本書では、　「連続スペシャリスト」としてネーミングされています。　----------------------------------------------------　ゼネラリストと会社の間には、社員がその会社でしか　通用しない技能や知識に磨きをかけるのと引き換えに、　会社が終身雇用を保障するという「契約」があった。　………問題は、そうした旧来の終身雇用の「契約」が　崩れ始めたことだ。ゼネラリストがキャリアの途中で　労働市場に放り出されるケースが増えている。　そうなると、一社限定の知識や人脈と広く浅い技能をもっていても、　大して役に立たない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（本書より）　-----------------------------------------------------　　働き方について　5つのトレンドと3つのシフトをわかりやすく、　たとえ話を織り交ぜながら、　読者に呼びかけている良書です。　働くことで、どんどん情熱が持続でき、　傾けつづけることができる。　そんな価値ある経験の積み重ねをしていきたいと思います。　一人ひとりが働く定義も勉強同様、再定義する必要があります。

  2013.04.07

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  心を休める時間

  　心も、メンテナンスが必要なときがあります。　頭を鍛えようと、頭を鍛えろという大人たちが　多い世の中で、心をうまくメンテナンスできない　子どもたちも少なくないような気がします。　頭を鍛えると同時に、　カラダとココロが整えることも大切です。　どちらのほうがもっと大事というわけでもなく　両方大事だと思います。　　心温まる小説もいいですが　こんな2冊もおすすめです。　真夜中の幸福論　今日は、心をみつめる日。

  2013.04.06

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  カンブリア宮殿　孫泰蔵

  カンブリア宮殿　番組HPより一度15分だけ、「アジアのテクノロジーとクリエイティブに関わる人々が福岡に集まる」フェスティバルである明星和楽の会場で会話したときの印象そのままに、カンブリア宮殿の孫泰蔵さんもその人柄前面に出たいい番組でした。物腰やわらかく、優しいオ－ラで包んでくれます。この番組でも、耳に残り、いつでもその声が聞こえてきそうなキャッチ－なセリフが多々ありました。”ちょっと遅れてきた思春期””起業家が生まれる生態系””多産多死でいい””20代であらゆる失敗をしておくべき”エネルギ－をもらいました。いい番組です。孫泰蔵さん監修の著書僕たちがスタートアップした理由

  2013.04.06

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  リーダーを目指す人の心得

  　リーダーを目指す人の心得　一つ一つの言葉が、重いです。　なぜ、その言葉重いのか。　その言葉、その哲学に至った経緯も書かれていて、　臨場感が伝わってきます。いつしか、僕自身がその本の中で　パウエル氏と体験を疑似体験してしまうような錯覚に陥ります。　その疑似体験を通して、パウエル氏がその体験から学んだ至言を残しています。　ただ美辞麗句を並べたものでなく、パウエル氏の言葉そこにあります。　コーラ工場の清掃係から最終的には米軍のトップに上り詰めた人の言葉です。　コリン・パウエルのルール（自戒１３か条）　１．何事も思っているほどは悪くない。朝になれば状況は良くなっている。　２．まず怒れ、そしてその怒りを乗り越えよ。　３．自分の地位とエゴを同化させてはならない。でないと、　立場が悪くなったとき、自分も一緒に落ちていく。　４．やればできる。　５．選択には細心の注意を払え。それが現実になるかもしれない。　６．良い決断をしたら、それをくじくような事実にも挫折してはならない。　７．誰かのかわりに選択することはできない。誰かに自分の選択をさせるべきではない。　８．小さいことを検証（チェック＝点検）せよ。　９．成果（手柄）を独り占めするな。　１０．常に冷静に、かつ親切であれ。　１１．ビジョン（将来の見通し。未来像）をもち、自分に対してより多くを求めよ。　１２．恐怖心にかられて悲観論者のいうことに耳を傾けるな。　１３．常に楽観的であれば、力は何倍にもなる。　その他にも、パウエル氏の哲学が　物事をなすのは組織ではない。　物事をなすのは計画や制度ではない。　物事をなせるのは、人だけだ。　組織や計画、制度は、人を助けるか邪魔するか、である　どれほど優れた考えでも、　それが優れているというだけで成功することはない。　優れた考えには、そのために戦う闘士がいなければならない。　その考えを信じる、実現を目指して努力する、実現を目指して戦う、　支持者や闘士を増やす、実現するまで邁進する－そういう人が必要なのだ。　人生とは、挑戦し、乗り越えた困難を意味する。　出会った人々とどのように触れ合ったのかだ。　人生はすべて人なのだいまの私があるのは、　人生で出会った多くの人々のおかげなのだ。　どこで人生を始めたかではなく、どこで終わるのかが重要だ。　だから、自分を信じて努力しろ、懸命に勉強し、　自分で自分のロールモデルになれ。　なんでもやればできると信じろ。　常にベストを尽くせ。　誰も見ていなくても自分は見ている。　自分をがっかりさせるな。　未来が過去と同じでなければならないことなどない。　良書です。

  2013.04.05

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  知の逆転

  　知の逆転 (NHK出版新書 395)　知の巨人たちのインタビュ－をまとめたものです。心が震えます。　数々の学問の常識を覆してきた人たちの知恵が詰まっています。　今生きる知の巨人の方々の考えが詰まった本です。　異論の余地がないほどに、納得させられるのが怖くなるくらいの本です。　特に、6人がそれぞれの教育について語っている件は　まさに、そうなのです。　勇気が持てる、確信を持てる内容でした。　僕にとってのこれからの教育が向かうべき　羅針盤となりうる一冊となりました。

  2013.03.31

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• 大卒だって無職になる

  　大卒だって無職になる "はたらく"につまずく若者たち　こういう若者が特定でない時代なのかもしれません。　僕は最大の要因は、10代のころに、　あまりにも過干渉の環境の中で育ったのも要因だと思っています。　転ばぬ先に杖の環境が家庭でも、学校でも、地域社会（習い事）でも用意され、　積極的なチャレンジをした結果の失敗や　保護者から怒られた経験はあっても、　他人から叱られた経験が乏しい。もう一つは、　ボキャブラリ－の乏しさと体系立てて自分の意見を表現することが苦手です。　入試に向けた面接対策や採用の面接をしていても感じることです。　知識や体験を、うまく表現し伝えていくデザインする力がありません。　周りの大人が、口を出す干渉でなく、　口出さず優しく見守る姿勢が大切な時代なのかもしれません。

  2013.01.14

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  冒険に出よう

  　冒険に出よう (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)　空気を作り出す。　当たり前を作っていくことのワクワク感を感じさせてくれる本です。　きっと、近い将来、安藤さんみたいな生き方が　１つのスタンダードになっている気がします。　1つの会社から、50万の収入を得るのか。　10の会社から5万円ずつ得るのか。　後者のほうが、リスクヘッジになっている。　1人ひとりの人間が、あらゆるところに顔出し合う。　つまり、ノマドスタイルだ。　彼女の言葉を借りれば、花粉の運び手。　つまり、イノベ－ションの担い手だ。　ワーク・シフトと合わせて読みたい1冊です。

  2013.01.13

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  PLANETS　vol.8

  　PLANETS vol.8　ある意味で、またいい意味で怖い本でした。　登場する方々の知識の深さに怖さを覚えたことが大きい。　未来が見える、真実がどんどん見えるといったワクワクが増大していく怖さ。　ワクワク感、ドキドキ感の恐怖がたまらない本です。　登場する方々の知識と体験に裏付けられた発言には、　説得力があります。共感させられます。　しかし、一方では、この本を味わい尽くすには、こちら側の知識や体験を　もう少し積まないといけないと思い知らされた。　勉強は、やはり未来が見える。　見えるから、作っていける。　そうぞうは、2度（想像→創造）作られるということです。　ワクワク、トキメキを世の中に投げ入れることができます。

  2013.01.03

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  ワ

  　ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉　再読書です。すごいいい本。誰もが読むべき本だと思います。　パラレルキャリアの時代になってきました。　子育てをしている大人や子供たちに関わる教育者は、　認識しないといけないと思います。　高度経済成長のもと、育てられた僕たち子育て世代の多くは、　一つの会社の従業員の親に育てられた。そういう労働環境のもと　子育てをし、そうだからこそ、公務員や正社員として　子どもが就職させること、一人立ちさせることが　子育てだと認識していまいがちです。　今の時代、広い知識（ネット検索で、無限大）と　その企業の中でしか役に立たない一つ専門性を持っていることは不可欠です。　つまり、それは当たり前です。　さらに、他の企業体や行動体が欲する高度な専門性を深めていき、　独自性（個性）を打ち出していかなくてはならないし、　そこに、共感性を持ち合わせていかなくてはなりません。　パ―ソナルファブリケーションしていくということです。　さまざまなワーク・シフトのアイデアと予見をストーリーを挟みながら、　わかりやすく解説してくれています。　子供たちへの手紙は、まさに僕たちはそれを伝え、　子どもたちにとって、ひとつのヒントにしてもらいたいことです。　

  2013.01.02

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  リーン・スタートアップ　エリック・リース

  　リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす　業界問わず、起業や社内で新事業を立ち上げる人にとっては、必読書です。　バッチサイズの最小化はすごくヒントがある内容でした。　　たとえば、教育。　教育のバッチサイズは、巨大すぎます。　国家から、各教科、全体的なカリキュラムは決められており、　これは、いつの時代もずっと大きく変わっていないのだが、　学校の先生が、新しいことを試せる余地が残されていません。　全体的に、順番に沿って、単元を進めていく。　教科書の単元の順番を変えることさえできない。　　この本で紹介されていた教育機関で唯一『もっとも革新的なアイデア』だと　タイムズ誌に選ばれた教育機関のバッチサイズを小さくした取り組みは、　まさに目から鱗でした。　バッチサイズが小さいからこそ、　いつも新しい試みができるという最大のメリットがある。　そこで学ぶ生徒にとっても、この単元は、一人で、　この単元は、少数で難問にチャレンジする。　この問題は、みんなで議論するなどプレイリストがあり、　すべてデ－タ化してフィードバックできるツ－ルがあります。　もちろん、学ぶ人同士は、同じ年齢とは限らない。　これは、まさに、福澤諭吉の教えの一つ、半学半教の精神であるのだが、　ワクワク学べる環境がそこにある。　ポイントは、教えてもらえると同時に、自ら学ぶ環境だ。　思い込みを捨てられる良書でした。

  2013.01.01

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  福沢諭吉　国を支えて国を頼らず

  　福沢諭吉 国を支えて国を頼らず　福澤諭吉という人物について、それを深めることができる著書の一つ。　多くの人は、一万円札の顔の人、慶應義塾の創始者、　学問のすすめの著者という認識だろう。　しかし、実際はさらに凄みのある人だ。　慶應義塾と通じて築かれた、福澤山脈といわれる人物群像こそが、　福澤諭吉の真の姿ではと思う。　慶應義塾に始まり、銀行、保険会社、新聞社を起業　（当時でいえば、ベンチャ－起業）をし、　一方では、鉄道、電力、商社、百貨店、大学の総長、病院。　それぞれの分野で起業・開業をしていく人を輩出していく。　また、政界にも、大きく影響を与えていきます。　起業家であり、教育者であった。　これほどまでに、国家の基礎を築き、国家に貢献しながら、　国家に依存することを潔しとしなかった態度に気概を感じます。　この本では、そういうことを小説にも似たタッチで描かれており、　福澤諭吉が生きた時代を追体験できます。良書です。

  2012.12.31

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  海賊と呼ばれた男〈下〉　百田尚樹

  　海賊とよばれた男 下　2012年最高の歴史小説。その完結編（下巻）。　下巻は、さらに、凄みを増します。　激しく魂が揺り動かされます。　自分だったら、どういう言動をし、決断を下すのだろうかと。　背負っているものが、違いすぎるということもありますが…。　経営者として、リーダ－として、また、生き方として、　感銘を受けた一冊となりました。

  2012.12.31

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  海賊と呼ばれた男〈上〉　百田尚樹

  　海賊とよばれた男 上　12年最高の歴史小説。　経営とは何か。リーダ－とは何か。改めて思い知らされる。　また、いつの時代も、日本も世界も、経済的にも、政治的にも、　厳しい局面があったということ。　そういう局面に、こういうリーダーは必ず存在し、　発展を遂げたんだとこの小説は教えてくれます。　今の時代にも、そういうリーダーがいます。　時間が、時が経てば、それを証明してくれるはずです。

  2012.12.31

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  スタンフォードの自分を変える教室　ケリー・マクゴニガル

  　スタンフォードの自分を変える教室　当たり前だと思っていたことを、科学的な裏付け・実験のもと　証明してみせくれています。　意志力とは何か？明確になります。　そして、なにより実践してみたくなります。　さらに、新しい発見もあり、　僕の中で、新しい常識を付け加えることもできました。　意志の力は、「やる力」「やらない力」「望む力」の　3つの脳の領域があることがわかりました。　目標設定も場面によってその3つの力をどう使うかで結果は違ってくる。　たとえば、「遅刻はしない」というやらない力を前提するか、　「5分前に到着する。」というやる力を前面にするか。　この場合は、後者にすることで、「皮肉なリバウンド効果」は　避けられるとしている。　などなど、興味深い事例を実験題材として取り扱ってくれています。　意志力の感染も興味深かったです。　2012年の良書の一つです。　

  2012.12.30

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  何者　朝井リョウ

  　何者　人は、いくつもの顔、そしてつながりを持っています。　今の時代は、ＳＮＳも加わり、自分が何者であるかの　立ち位置が難しい時代なのかもしれません。　　学校での顔とそのつながり、　会社での顔とそのつながり、　家庭での顔とそのつながり。　　自分とは、何者か。　自分という役者を演じているのか。　それを総じて自分なのか。　就職活動を通じて、登場人物たちが、　人生の葛藤をしている場面の連続で、　今の大学生のリアルをこの本からも感じ取れることができました。　いつ何時も、今の自分の存在を認めることから進化・深化・真価は　始まるのだと思います。

  2012.12.30

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  おすすめ本（葉っぱのフレディーいのちの旅）

  　葉っぱのフレディ―いのちの旅　その場から離れて、はじめて　見えるもの　わかること　たくさんあります。　　

  2012.10.22

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  読書メモ（「書ける」大学生に育てる）

  　「書ける」大学生に育てる―AO入試現場からの提言　　こういう「そもそも論」は、面白い。　小論文という定義と小論文指導の定義を再定義させられます。　とてもいい本でした。　最近の小論文における私見。　高校生の小論文を見ても、中学生の作文を見ても、　どれも似たような文であり、それは、深く考察が　なされていない証拠であります。　どこかで得た情報で、その多くは、ネットやテレビなのだが、　その情報の継ぎ接ぎのうまさで評価されている点が否めません。　日常の生活からもっと、　着想や着眼点を養う習慣を持つ必要があると思います。　そのためにも、数多くの体験と知識、　そこからうまれる想像力で当事者意識も持つことができていきます。　そこではじめて、自分の言葉が生まれるのだと思います。

  2012.10.02

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  おすすめ本（走る哲学）

  　走る哲学 (扶桑社新書)　ご自身がツイッターでつぶいたことを構成し直した本です。　短い言葉の中で的確で、重く、　考えさせられる言葉の数々が散りばめられています。　本のタイトルのように、言葉が走っている。つまり、生きています　。為末さんの経験と哲学が、言葉に宿っているのだと思います。

  2012.09.30

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  読書メモ（リーダーシップでいちばん大切なこと）

  　　リーダーシップでいちばん大切なこと　組織のリーダーの人はもちろんですが、　多くの人に読んでほしいという本です。　理由は、自分が自分自身のリーダーになるということは　すべての人が身につけておきたいことの一つだからです。　リーダーシップこれも、その土台に、情熱や勇気が　あってこそです。その背後には、自分の死への事実→残された人生　をしっかり生きるがあるということです。　人生について、考えさせられる一冊です。

  2012.09.23

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  読書メモ（夢を形にする発想術）

  夢を形にする発想術　僕の中での名著。　何をする上でも欠かせない、素地。　つまり、心の状態が良好のままに　ミッションを遂行できる自分を作ることができます。　読むたびに、味わい深い本です。　いい意味で、子どもに戻れる本です。　何千冊と読んできたと思うが、10冊を選べ　言われれば、その1冊にある本です。　本との出会いは、人との出会いと同じように　僕の人生には欠かせません。　僕が、ディズニーランドのファンになったエピソードがある。　小学生の頃です。　初めて行ったディズニーランド。　そこで、最後のアトラクションで、シンデレラ城へ。　詳細は、忘れたが、最後に怪獣（悪者）を倒さなければ　ならないのだが、みんなを救うを勇気ある人？みたいな　アトラクションのお姉さんの掛け声に反応した僕がいた。　僕が、剣を持ち、その怪獣を倒すのです。　その倒した後の、そのお姉さんの励ましや、　一緒に周った人たちの拍手が、今でも思い出される。　　どこにもあるような光景だが、僕にとっては　かけがえのない体験の一つであり、　僕にもできるんだと。　僕でも、先頭に立つリーダーになれるんだと　思ったことは、鮮明に覚えています。　大学生になったとき、いろんなディズニーのビジネス書を　読み漁り、そのウォルトディズニーの想いや仕掛けに　さらに感動し、共感したわけです。　そんなディズニーランドの創造者集団の思想や発想が　詰まった本です。　

  2012.09.19

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  読書メモ（WIRED　VOL.5）

  　WIRED VOL.5 GQ JAPAN.2012年10月号増刊　今年、読んだ雑誌の中でNO．1の書です。　　今、そして未来を知れる構成になっています。　これを読んで、このワクワク感が得られます。　大きな変革の時代に、従来型の常識の中で生きるのか　また次々生み出される常識の中で生きるのか　どちらも選択できる時代においては、　ワクワクする方を選んだほうがいい。　まだその常識がマイノリティであるその少々の怖さも　ワクワク感と紙一重である。　この本には、新しい常識へ一歩を踏み出す勇気を　得ることができます。　教育を変革していく時代になりました。　interest-driven learnerをベースにした　教育の場を存在させる。その前への　そういう学びが勉強の本質だという理解を大人たちが　する必要があると思っています。　interest-driven learnerとは、　自分の興味合わせて必要なものを学ぶ。　たとえば、車が好きな人は、　その車をもっと速く走らせるために物理学を学んだり　数学を学んだりする。　今度は、車のデザインをかっこよくしたいと思えば、　美術や工学を学んでいく。　さらには、早くてかっこいい車をみんなに使ってもらえるように　それを広めるために、言語学や行動心理学やマ－ケティングを学ぶ。　　そのように自分の趣味に合わせたカタチで、必要なモノを学んでいく。　趣味が進んでいくと、自ずと学ぶことが決まっていく学びです。　そういう学びをしていく中で、大学が必要な場合もあるという　ことです。　ですから、そういう学びができていない人は、　実は大学は必要ではないのかもしれません。　とにかく、最近、繰り返し読んでいる雑誌です。　おっ　「Hole in the Wall」の実験。　ワクワクします。　会計士でないのに、会計士のフリをして、　ある仕事の依頼を引き受けた子どもがいた。　interest-driven learnerの学びが始まります。　その子どもは、まずgoogleを駆使して　バランスシ－トの問題を解決し、　仕事の依頼を完結します。　次のお客さんが来ます。　依頼内容も初めてのものでしたが、　同じ手順で成し遂げます。　それを繰り替えしたら、もう立派な会計士です。　　「教わる」から「学ぶ」時代が、　21世紀の教育となるでしょう。　　江戸から明治の維新期（変革期）　戦争から戦後の成長期　そういう時期よりも圧倒的スピ-ドで　革命が起きている時代です。　いよいよ教育なのだと思います。　

  2012.09.18

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