研修会社にいたころのお話です。
「ポーズ、ポーズ」
先輩は、善意から成績の上がらない私をかばい、必死になっているようなふ
りをするように勧めました。
上司も、その先輩ほど露骨ではありませんが、結果として一生懸命やってい
ることを「結果が出ないなら行動で示せ」という言い方で、無駄な努力？（こ
れは受け取る側の問題もあるので、双方の問題ですが）をさせようとしていま
した。
そんな努力、している暇はない！と、ソフトブレーンの宋文洲元会長は自ら
の著書で喝破しています。⇒ 『努力しているヒマはない！』
この本を読んでいくと、読み手によっては、さぼっていいんだと勘違いする人
がいるかもしれません。しかし、著者は"努力"を隠れ蓑にした改善への怠慢
を痛烈に批判しているのです。
ですから、努力しない自由を強調する一方で、
－ ムダな努力はしない、と言って、何も考えず何も行動せずに毎日をぼー
っと浪費していたのでは、全く無意味です。虫でさえ、毎日エサを一生
懸命探しているのです。努力もせず、エサも探さず、正しい努力への準
備もしない人間は、虫以下ではないでしょうか。ー 本文より
というように、パラサイト的な生き方に対しては、厳しい批判をしています。
官僚組織の税金の無駄遣いばかりが無駄遣いではありません。
体質改善には個人の意識改革が必要です。当然ですが、それは組織の中
の個人だけでなく、生き方そのものに通じます。
私たちは間違った努力をしていないでしょうか？苦しい思いをしなければ、
それなりの成果をあげることができないというのは、成功できない人が成功
者の苦労を讃えることで、自分には無理だと納得させているだけなのかもし
れません。
それを証明するように、多くの成功者が秘訣を聞かれると「運が良かっただ
け」と答えています。
一般的は、それは謙遜と受け止められています。
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ありがとうございました！
宋文洲氏についての記事を他ブログから紹介します。
宋 文洲の「言います、答えます」
SHINのブログ ～第弐章～一流の経営者への道 2月8日 やっぱり変だよ
夢 ・ 希 望 を 育 て る Ｈ A Ｐ Ｐ Ｙ ３ ６ ５
格差社会という日本人は本当の貧しさを知っているだろうか
心に響くコラム
38歳の徒然 宋文洲さんの講演会より
むーびー・わーるど 「捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと」に泣く
読書雑感：重松 清
個人的なブックマーク（プログラマ向け）
長生きしてどこが悪いのでしょうか／人口が減ってどこが悪いのでしょう
でんぐり山の日記 気になった記事
Daily thinking 思ったことを正直に． 心の強さ
つれづれ さくら日和
ある記事との出会い「私は生きていました。お父さんのいい子でした」
ふと思ったこと☆ 中国の少女のお話。
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