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カテゴリ:産業(商業・経済・企業)
GM破綻回避の方向、米特別委顧問が意向
米ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーへの追加支援の是非を検討している米政府の自動車特別専門委員会の関係者は16日、米メディアのインタビューで「(両社の)経営破綻(はたん)は我々のゴールではない」と述べ、特別委が追加の資金支援をするなどして、経営破綻を回避させる方向で議論を進めていることを明らかにした。 特別委の顧問で、議論をリードしているとされる投資家のスティーブン・ラトナー氏が複数のメディアに答えた。ラトナー氏は米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)に対して「経営破綻は、消費者相手という(自動車メーカーの)性質上、望ましくない」と述べた。 一方、ラトナー氏は別のメディアに対して、債務の圧縮交渉が難航していることが、GMとクライスラーの大きな課題として残っていると指摘した。ラトナー氏は、最終的な選択肢として、破綻の可能性を完全に排除しているわけではないという。 これに対してGMの社債保有者グループのアドバイザーは16日、GMの経営破綻が回避されることを望んでおり、米政府が求める債務の株式化に沿った案をGMや米政府に提示しているとの声明を発表した。 特別委は今月31日までに結論を出す方針だが、来月上旬の金融サミットにオバマ米大統領が参加するため、結論が延期される可能性もあるとみられている。 クライスラー会長「フィアットとの提携効果は最大100億ドル」 米クライスラーのナルデリ会長は16日、伊自動車大手フィアットとの提携により80億―100億ドル(約7800億―9800億円)の効果が見込めるとの見通しを示した。米メディアが報じた。クライスラーは米政府に追加の金融支援を求めており、フィアットとの提携で経営再建に弾みがつくことを強調した。 両社は1月に資本・業務提携で基本合意したが、クライスラーが自社株の35%をフィアットに無償供与することに批判も出ていた。ナルデリ会長はフィアットから小型車の技術供与を受けることなどで最大100億ドル相当の効果があるとし、批判に反論した形だ。 生かす道をなんとか探っているところだろうが・・・ ここ数年は厳しい状況で光が見えない・・・ ★ 技術革新・新商品・新製品ニュース ★ ★ 社会問題 ★ ★ 国際問題(国際情勢、国際関係) ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月17日 23時26分49秒
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