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2013.03.24
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カテゴリ:無線機器
 年末に組み立てたQRPのキットの調子がよくありません。

 久しぶりに7MHzをワッチしていると、時々感度ががっくり低下します。最初から載っていた表面実装部品の接触不良がまたおきたのか、とケースに入れた状態でこての入る場所の半田を再加熱してみましたが改善しません。そこで覚悟を決めて基盤と各コネクタをケースから外して問題を探すことにしました。

 正常動作していないときには局発が発振しておらず、発振器付近をこてで触ると発振するので、この発振器あたりの半田を何度かやり直したのですが安定しません。調査の少し範囲を広げてみると、やはり表面実装されている電圧レギュレータの半田が不完全なことに気づき、これを修正してめでたく受信が安定するようになりました。

 ケースに組み戻して受信の調整をやり直し、送信を試したところで再びつまづきました。今度は出力が全く出ません。受信部の修正の際にいじって新しい不具合を発生させてしまったのかもしれません。

 送信時の動作を確認してみると、DDSからバッファのロジックICにはキャリアが正しく入力されているようです。バッファICのDC電圧は正しく出ているのですが(マニュアルのピン配置には誤りがありましたけれど・・・)、バッファ出力にキャリアが出ていないようです。さらに、この後の3パラのFETファイナルへのキーイング電圧は正しく来ています。

 バッファはDC成分のロジック電圧が正しいのでICは大丈夫ではないかと考えられ、バッファICへの入力レベルが低下しているか、ファイナルが駄目になった可能性があるかな、と今のところは推定しています。

 結局みたびケースから基盤を外し、現在このトランシーバはバラック状態になって転がっています。トラブルシュート、なかなか大変です。





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最終更新日  2013.03.24 16:59:28
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