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うさ警のらーめん裏日記

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2010年12月05日
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こんにちは、うさ警です。今日は専門学校の就職率のお話です。

昔私はゲームスクールで働いていたことがあります。

ゲームスクールって何なのかと言いますと、ゲーム会社の開発部門に就職するための技術を教える学校です。

開発部門は新卒でも全く技術をもっていない人は採用されませんので、独学で学ぶか学校で学ぶかして技術を身につけてから、就職活動をするのが普通です。

で、学校を選ぶ際にみなさんがチェックする項目がいくつかあります。

学費はいくらなのか?

充分な技術が身に着く授業内容なのか?

先生はどんな人か?

通える距離か?

(地方の人なら)寮はあるのか?

就職率はどのくらいなのか?

などなど。

そしてこの中で気をつけなければいけないのが・・・・・・就職率です。

就職率って普通に考えると、入学した生徒あるいは中退せずに卒業した生徒の内、どのくらい就職できたかの割合のはずです。

そして専門学校なら、専門に学んだことを生かせる会社への就職ということになります。会計士の勉強をして、就職先がスーパーでは意味がありませんからね。

ところがこの就職率、ゲームスクールに限らず専門学校全般で言えることですが、信用してはいけません。

結論から言うとこの就職率、各学校で都合のいい算出の仕方をしています。

例えば就職できなさそうな生徒がいたとします。すると面談をして就職をあきらめさせるのです。

「卒業までの就職は難しいけど卒業後も学校が就職サポートするから、4月以降にまた改めて活動しよう。」って言い方とかで。

本人にしてみれば、学校が助けてくれるなんて思っているかもしれませんが、学校側は本人が就職を希望しなかったと理由づけして、就職率の計算から外して就職率を下げないようにしている訳です。

ほかには専門職での就職ができずに、学んだこととは無関係な会社に就職した生徒に関しても、就職はできたということで就職率に入れてしまうのです。

一番ひどいのだと計算もなにもせず適当に就職率90%とか95%とか言ったりもします。

ゲーム会社への就職は厳しく、ほとんどの学校では年間に1~2人、優秀な学校でも卒業生の10~20%程度です。

それだけ狭き門なのですが、高い学費を出す親御さんとしては納得できる数字ではありません。

そういったことがあるため、就職率は意図的に上げられていくのです。

ゲームスクール時代にはいろいろ苦労もありましたので、今後も書いていきたいと思います。






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最終更新日  2010年12月05日 13時07分08秒
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