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こんにちは、うさ警です。今日はうちの奥さんが以前働いていた店のお話です。 その店は駅中で、さつまいものお菓子を販売しているお菓子屋さんです。 忙しい時は行列もできるような店だったため、待ち時間のトラブルも結構ありました。 その日も忙しく、大勢のお客さんが並んでいる中にその男性はいました。 50代半ばくらいの男性(もんくさん)で、仕事帰りのサラリーマン風でした。 もんくさんの順番がきました。 「お次のお客様、こちらでご注文をお伺いします。」レジで手を上げて誘導します。 するともんくさん眉間にしわをよせて、ものすごい形相で近寄ってきます。 そして開口一番、「遅いんだよ!こっちはさっさと買って帰りたいのに、ちんたらしやがって!!」 む、むかつく・・・しょうがないじゃない、たくさん並んでるんだし。こっちだって急いでいるけど箱に詰めたり、冷たいお菓子には保冷剤つけたり大変なんだから。キヨスクで新聞買うような感覚でこないでよ、このば~か! 「お待たせして申し訳ありませんでした。」 さらにもんくが叫びます。 「仕事で疲れてんのにこんなに待たせやがって!俺はなぁ、こんなの食べたくないし、さっさと帰りたいんだよっ!」 それはど~もすいませんでしたねっ!ど~せ家で奥さんや子供に相手にされないから、おみやげ買ってごきげん取る気なんでしょ。あ~かわいそう。 「誠に申し訳ございません、ご注文は?」 「ああっ!?これとこれっ!なんでもいいから早くして!」 はい!怒りのアップルパイと憎しみのスイートポテトですねっ! 「かしこまりました。」 お菓子を詰め始めるともんくさん、「~時~分の電車に乗りたいから、早く!あと3分!」 せかしても無理! 「ほら早く!あと2分45秒!44!43!42!乗れなかったらお前のせいだからなっ!」 ふ~んだ、急がないもんね。43・・・44・・・45 カウントアップだ! もんくさんは商品を奪うように受け取り帰りました。
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最終更新日
2010年12月14日 15時24分10秒
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